日本のデベロッパーの方へ Google Play や Android に関する最新情報をお届け
Android 11 最初のデベロッパー プレビュー
2020年3月6日金曜日
この記事は Dave Burke による Android Developers Blog の記事 "
Turning it up to 11: the first Developer Preview of Android 11
" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。
Android は、5G や折りたたみ式端末のディスプレイ、コアに組み込まれた機械学習などの新技術によって、モバイルの未来の開拓に努めています。私たちのアプローチをより確かなものにしてくれるのは、早い段階で思慮深いフィードバックを提供してくれる強力なデベロッパー コミュニティです。世界中の数十億のユーザーが喜ぶアプリやゲームを動作させる堅牢なプラットフォームを提供できるのは、デベロッパー コミュニティの皆さんのおかげです。そして先月、Android 11 の最初のデベロッパー プレビューをリリースしました。昨年のフィードバックをいただくスケジュールを基に、今年のプレビューは今までになく早い段階で公開することができました。
Android 11 では、ユーザーが最新のイノベーションを活用できるようにしながらも、引き続きプライバシーとセキュリティを守ることを最優先にしています。アプリによる機密性の高いデータやファイルへのアクセスをユーザーが管理するために役立つ複数の新機能を追加するとともに、OS の柔軟な安定性とセキュリティを維持するためにプラットフォームの重要領域も強化しました。また、デベロッパーの皆さんのために、折りたたみ式デバイスや 5G 向けの機能強化、通話スクリーニング用の API、メディアやカメラの新機能、機械学習など、アプリで使えるたくさんの新機能を提供します。
今回はまだ最初のプレビューに過ぎません。例年どおり皆さんからフィードバックをいただき、今後数か月間にわたり、また Google I/O でも新機能やアップデートの共有を続ける予定です。今すぐ行うべき最も重要なことは、
Android 11 デベロッパー サイトにアクセス
し、Pixel 2、3、3a、4 の各端末向けの
システム イメージをダウンロード
することです。そして感想をお知らせください!
本日のリリースは、
デベロッパーのみを対象とした
アーリー ベースライン ビルドです。日常的な使用やユーザーの使用を想定したものではありません。そのため、
手動でのダウンロードとインストールの操作をした端末でのみ利用できます。
なお、プラットフォームが皆さんのニーズを満たすように進化するには、皆さんから早い段階でフィードバックを得ることが欠かせません。以降では、Android 11 の新機能の一端について説明します。詳しい
スケジュール
、
テスト方法
、
フィードバックの送信方法
については、デベロッパー サイトをご覧ください。
有用なイノベーション
5G エクスペリエンス
5G は、世界中のユーザーに一貫して高速で低遅延な通信を提供します。5G を使うと、4K 動画のストリーミングや高解像度ゲームアセットの読み込みなど、Wi-Fi アプリのエクスペリエンスをモバイル ユーザーにも提供できます。また、5G 専用の新しい体験を構築することもできます。Android 11 では、5G で改善されたスピードを活用できるように、
既存のネットワーク接続 API
をアップデートして拡張しています。
Dynamic meteredness API
- この API を使うと、
従量制の
接続かどうかを確認できます。従量制でない場合は、多くのデータを使って高い解像度や品質を優先します。この API を拡張し、携帯通信会社のネットワークを含めました。これにより、携帯通信会社の 5G ネットワークに接続している際に、実際に従量制でないデータが提供されているかどうかを判別できます。
Bandwidth estimator API
- 5G 用にこの API をアップデートし、
上りと下りの帯域幅
を簡単に確認できるようにしました。ネットワークにポーリングしたり、独自の見積りを計算したりする必要はありません。モデムのサポートが提供されていない場合は、現在の接続に基づいてデフォルトの見積りを行います。
5G は、自宅にとどまることなく、友人から家族、会社に至るまで、まわりの世界とシームレスなインタラクションを実現し、「移動中」の体験も拡張します。
新しい画面タイプ
端末メーカーは、新しくエキサイティングなフォーム ファクタや端末の画面を市場に投入し、イノベーションを起こし続けてています。私たちはプラットフォームによるサポートを拡張し、アプリを最適化できる API を提供しています。
ピンホール スクリーンとウォーターフォール スクリーン
- 既存の
ディスプレイ カットアウト API
を使って、アプリからピンホール スクリーンとウォーターフォール スクリーンを管理できるようになります。必要に応じて、
新しい API
を使ってアプリでエッジを含むウォーターフォール スクリーン全体を使えるようになります。また、
インセット
を使うと、エッジ近辺のインタラクションを管理することもできます。
人との会話
友人や同僚との会話は、多くの人が電話で行う操作の中でも、最も重要です。Android 11 では、デベロッパーがさらに深い会話体験を構築できるように変更を行っています。その一部は DP1 の早期バージョンで確認できます。
通知シェードの
専用会話セクション
- 継続的な会話は、即座にお気に入りのアプリに表示されます。
バブル
- バブル(ふきだし)を使うと、スマートフォンでマルチタスクを実行しながら会話を表示し続けることができます。Android 11 のメッセージ アプリやチャットアプリでこの機能を有効化するには、通知で
Bubbles API
を使う必要があります。
通知の応答にイメージを挿入
- アプリがイメージのコピーと貼り付けをサポートしている場合、ユーザーがインライン応答として直接通知にアセットを挿入できるようになります。これにより、アプリ自身と合わせて高度なコミュニケーションを実現できます。DP1 の一部として、Chrome でのイメージのコピーと、Gboard クリップボード経由でのイメージの貼り付けがサポートされます。
リアルタイム双方向コミュニケーション アプリは、共有/会話ショートカット API を使って、スマートフォン全体で優先させる
対象者
を設定する必要があります。また、
Bubble API
を使って端末で他の機能を使用中でも会話を継続できるようにする必要があります。
Neural Networks API 1.3
Neural Networks API(NNAPI)は、Android 端末で機械学習用の負荷の高い演算を実行できるように設計されています。Android 11 では、この演算を拡張し、デベロッパーによる制御を可能にします。今回のリリースでは、以下の一般的なユースケースを最適化するために、新しい演算と実行制御を追加しました。
Quality of Service API
は、モデル実行の優先度とタイムアウトをサポートします。
Memory Domain API
は、モデルを連続して実行する際のメモリのコピーと変換を減らします。
量子化のサポートを拡張
し、
符号付き整数の非対称量子化
を追加しました。浮動小数点数の代わりに符号付き整数を使うことで、モデルを小型化して推論を高速化します。
これらの新しい API の使用例は、
NDK サンプルコード
をご覧ください。
今後のプレビュー アップデートにもご期待ください。ハードウェア ベンダーや、TensorFlow などの人気の機械学習フレームワークと連携して、NNAPI 1.3 のサポートの最適化とロールアウトに取り組んでいます。
プライバシーとセキュリティ
プライバシー
プライバシーは常に Android の中核であり続けており、ユーザーの安全性を確保し、透明性とコントロールを向上させる方法を毎年追加しています。このような変更はユーザーにも好評です。たとえば Android 10 では、「アプリの使用中のみ許可」のアクセス許可オプションを追加し、ユーザーが位置情報を細かく設定してバックグラウンドでの位置情報へのアクセスを制限できるようになりました。このオプションが加わってから現在までに、約半数のユーザーがこれを選択しています。
Android 11 でも、ユーザーのプライバシーや新しいアクセス許可オプションに注力し、ストレージのスコープ化のアップデートなどを実施します。早速皆さんのアプリで以下の機能をお試しいただき、感想をお聞かせください。
ワンタイム アクセス許可
- 機密性の高いほとんどのデータ(位置情報に加え、端末のマイクやカメラ)を対象に、ユーザーがワンタイム アクセス許可による一時的なアクセス許可を与えることができるようになります。このアクセス許可は、アプリがデータにアクセスできるのはユーザーがアプリを離れるまでの間であることを意味します。次のアクセス時には、再度アクセス許可をリクエストしなければなりません。詳細は
こちら
をご覧ください。
Android 11 のワンタイム アクセス許可ダイアログ
ストレージのスコープ化
- 外部ストレージにあるアプリのデータとユーザーのデータの保護を強化し、さらにデベロッパーが簡単に移行できるように改善しています。このような有用なフィードバックを提供してくださった Android 開発者コミュニティの皆さんに感謝したいと思います。プラットフォームを改善するためのお手伝いをしていただき、ありがとうございました!
今回のプレビュー リリースには、メディアのロー ファイルパス アクセスのオプトイン、DocumentsUI のアップデート、MediaStore の一括編集オペレーションなど、いくつかの機能強化が含まれています。皆さんのフィードバックに基づき、こういった技術的変更の他にも、移行期間を十分に確保し、変更は Android 11 をターゲットにした場合のみアプリに適用されるようにいたします。
詳細はこちらをご覧ください
。また、今後のアップデートでの機能強化にもご期待ください。
ユーザーからは、これらのプラットフォームの変更だけでなく、以前のバージョンの Android の保護の強化や、アプリがデータを使用する方法についての透明性の向上といった要望が寄せられています。そこで、アプリが実際に必要なときのみ位置情報へのアクセス許可をリクエストするように Google Play のポリシーをアップデートいたします。
詳細情報
セキュリティ
私たちは、Android のバージョンごとにセキュリティの水準を引き上げることに集中的に取り組んでおり、月次セキュリティ アップデートが配信される端末を増やしたり、最新のプラットフォームに保護を加えたりしています。Android 11 では、Android の多階層の防御戦略をプラットフォームの他の領域にも拡張し、アプリ向けの新機能や新 API を追加しています。
バイオメトリック
- バイオメトリックのサポートを拡張し、幅広い端末のニーズに対応します。BiometricPrompt は、強、弱、端末認証情報という粒度の異なる 3 種類の
認証システム
をサポートするようになります。さらに、さまざまなアーキテクチャのアプリを簡単に統合したり、トランザクション UI を改善したりできるように、BiometricPrompt のフローとアプリの Activity ライフサイクルを分離しました。バイオメトリック認証を使うすべてのアプリは、BiometricPrompt API に移行する必要があります。この API は、以前のバージョンの Android と互換性を持たせるため、
AndroidX
でも利用できます。
プラットフォームの強化
- BoundSan、IntSan、CFI、Shadow-Call Stack など、セキュリティに不可欠なコンポーネントでコンパイラベースのサニタイザーの利用を拡大しています。また、Android 11 以降をターゲットにしたアプリで
ヒープポインタのタグ付け
を有効化し、本番環境のアプリがメモリの問題を検知しやすくしています。こういった強化と改善によって、コード内で頻度が高く再現性のあるアプリのクラッシュを見つけやすくなっている可能性があります。ぜひアプリをテストしてみてください。私たちは、
HWAsan
を使ってシステム内の多くのメモリエラーを発見し、修正してきました。皆さんのアプリでもそのような問題を見つけやすくするために、
HWAsan を有効にしたシステム イメージ
を提供します。
安全なストレージとデータ共有
-
BlobstoreManager
を通して、データ Blob を他のアプリと簡単かつ安全に共有できるようになっています。同じユーザー用の ML モデルを複数のアプリで共有するなどのユースケースでは、この Blob ストアの利用が理想的です。
ID 認証情報
- Android 11 では、セキュア ストレージや検証可能な ID ドキュメント(ISO 18013-5 準拠の Mobile Driving License など)取得のプラットフォームによるサポートが追加されています。この点については、近日中に改めて詳細をお伝えします!
アップデートと互換性
Google Play システム アップデート
Android 10 以降、エコシステム全体でセキュリティ、プライバシー、整合性を高めるための Google Play システム アップデートへの取り組み(Project Mainline)を進めています。端末メーカーとの綿密な連携のおかげで、この目的に向けた大きな進展があり、短時間で安全に幅広い端末をカバーできるようにインフラストラクチャが拡大されました。
Android 11 では、12 個のアップデート可能モジュールを追加し、モジュールは合計で 22 個となります。特に注目すべきモジュールとして、ユーザーやデベロッパーによる Android 端末の重要なプライバシー管理へのアクセスを標準化するアクセス許可モジュール、ストレージのスコープ化に関連するプライバシー強化に不可欠なメディア プロバイダ モジュール、パフォーマンスを最適化して端末間で一貫性のある API を保証する NNAPI(Neural Networks API)モジュールなどがあります。Google Play システム アップデートの詳細については、
Project Mainline のブログ投稿
をご覧ください。
アプリの互換性
新しいバージョンのプラットフォームをロールアウトするにあたって、アプリの互換性を優先し、アップデートを短時間でスムーズに行えるようにするための作業も行っています。Android 11 では、プラットフォームのアップデートによる影響を最低限にとどめるため、新しいプロセス、デベロッパー ツール、リリース マイルストーンを追加しました。
動作の変更による影響を最低限にとどめる
- Android に対する変更によって OS の利便性、安全性、パフォーマンスが向上しますが、変更の中にはデベロッパーのアプリに影響を与えるものもあります。Android 11 の開発では、アプリに影響する可能性のある動作の変更を最低限にとどめる努力を意識的に行ってきました。そのために、影響を細かく確認し、可能な場合はアプリの targetSdkVersion を「R」に設定することでオプトインできるようにしています。これにより、デベロッパーの制御性が増し、Android 11 でそのまま動作するアプリが増えることを期待しています。
テストとデバッグを簡単
に - 互換性のテストに役立ててもらうため、多くの互換性を伴わない変更を切り替え可能にしています。つまり、開発者向けオプションや adb から、個々の変更を強制的に有効化または無効化できるようになっています。この変更により、基本的なテストのために targetSdkVersion を変更したり、アプリを再コンパイルする必要はなくなりました。
詳細はこちらをご覧ください
。
開発者向けオプションのアプリの互換性切り替え
グレーリストのアップデート
-
制限される非 SDK インターフェース
の一覧をアップデートしました。いつものように、皆さんのフィードバックや
同等の公開API リクエスト
は大歓迎です。
ダイナミック リソース ローダー
- デベロッパーの皆さんから、非 SDK インターフェースからの移行の一部として、リソースやアセットを実行時に動的に読み込むパブリック API についての要望が寄せられています。
そこで、Android 11 に
リソース ローダー フレームワーク
を追加しました。フィードバックをお寄せくださった皆さん、どうもありがとうございました!
新しい Platform Stability マイルストーン
- デベロッパーの皆さんからは、最終的な変更の日程が明らかにならないうちに早い時点でアプリの互換性の準備をするのは難しいという声も寄せられています。そこで Android 11 では、「Platform Stability」と呼ばれる新しいリリース マイルストーンを追加します。
この段階には、6 月初旬に到達することを見込んでいます。このマイルストーンでは、SDK/NDK API が最終版になるだけでなく、アプリに影響する可能性がある内部 API とシステム動作も最終版となります。この新しいマイルストーンが、皆さんの最終的な開発やテストの計画立案に役立つことを期待しています。リリース スケジュールの詳細は
こちら
をご覧ください。
洗練度と品質の向上
ネットワーク接続
通話スクリーニング サービスの改善
- 通話スクリーニング アプリで、ユーザーをさらにサポートできるようになりました。アプリは、通話の詳細の一部として、通話の着信に対する STIR/SHAKEN
検証ステータス
を取得できます。また、システムが提供する
通話終了画面
をカスタマイズして、ユーザーが通話をスパムとマークしたり、連絡先に追加するなどのアクションを実行できるようにすることもできます。
Wi-Fi サジェスション API の機能強化
-
Wi-Fi サジェスション API
を拡張し、ネットワーク接続管理アプリによるネットワークの管理機能を大幅に強化しました。たとえば、ネットワークのサジェスチョンを削除することで強制的に切断する、Passpoint ネットワークを管理する、ネットワーク接続品質についての詳細情報を受け取る、その他の変更を管理するといった操作が可能になります。
Passpoint の機能強化
- Android で、Passpoint プロファイルの有効期限の強制と通知、プロファイルでの共通名指定のサポート、Passpoint R1 プロファイル用の自己署名プライベート CA の許可が可能になります。接続管理アプリは、
Wi-Fi サジェスション API
を利用して Passpoint ネットワークを管理できます。
イメージとカメラの改善
HEIF アニメーション ドローアブル
-
ImageDecoder API
を使うと、HEIF ファイルに格納されたイメージ シーケンス アニメーションのデコードとレンダリングを行うことができます。そのため、ネットワーク データや apk サイズへの影響を最低限にとどめつつ、高品質アセットを利用することができます。HEIF イメージ シーケンスを使うと、
アニメーション GIF に比べて
イメージ シーケンスのファイルサイズを大幅に削減できます。デベロッパーは、HEIF ソースを指定して
decodeDrawable
を呼び出すことで、アプリ内に HEIF イメージ シーケンスを表示できます。ソースにイメージのシーケンスが含まれている場合、
AnimatedImageDrawable
が返されます。
ネイティブ イメージ デコーダー
- 新しい
NDK API
を使うと、グラフィックや後処理用にネイティブ コードからイメージ(JPEG、PNG、WebP など)のデコードとエンコードを行うことができ、しかも外部ライブラリをバンドルする必要がなくなるため、APK サイズを小さく保つことができます。ネイティブ デコーダーには、継続的なプラットフォーム セキュリティ アップデートに Android の処理を活用できるというメリットもあります。使用例は、
NDK サンプルコード
をご覧ください。
カメラ キャプチャ時のミュート
- アプリで新しい API を使うと、セッションがアクティブな間、着信音、アラーム、通知によるバイブレーションをミュートすることができます。
ぼけモード
- サポート対象の端末のアプリでメタデータ タグを使うと、カメラ撮影 リクエストでぼけモードを有効にすることができます。静止画モードでは最高品質の撮影を実現し、連続モードでは動画撮影のように撮影がセンサー出力から遅れないようにすることができます。
低遅延
MediaCodec の低遅延動画デコード
--
Stadia
など、リアルタイムで動画ストリーミングを行うアプリやサービスには、低遅延動画が不可欠です。低遅延再生をサポートする動画コーデックは、デコードの開始後、できるだけ早くストリームの最初のフレームを返します。アプリで新しい API を使うと、特定のコーデックの低遅延再生について
確認
と
設定
を行えます。
HDMI 低遅延モード
- アプリで新しい API を使うと、外部ディスプレイまたは TV に対して自動低遅延モード(ゲームモードとも言われます)の確認とリクエストを行えます。このモードでは、遅延を最低限にとどめるため、ディスプレイや TV でグラフィックの後処理が無効になります。
Android 11 の利用を開始する
デベロッパー プレビューには、Android 11 の機能を試し、アプリをテストして
フィードバック
を提供するために必要なすべてのものが含まれています。利用を開始するには、
端末システム イメージ
をダウンロードし、Pixel 2 / 2 XL、Pixel 3 / 3 XL、Pixel 3a / 3a XL、Pixel 4 / 4 XL のいずれかの端末にインストールしてください。または、Android Studio から Android Emulator をセットアップすることも可能です。Android 11 システム イメージを実行する Android Emulator には、64 ビット x86 Android Emulator システム イメージで ARM 32 ビットおよび 64 ビット バイナリのアプリコードを直接実行する機能の試験運用版サポートが含まれています。さらに、幅広いテストを行うために、
GSI イメージ
も公開されています。
次に、Android 11 Preview SDK およびツールを使って Android Studio 環境をアップデートしましょう。この操作は Android Studio から実行できます。完全な手順については、
セットアップ ガイド
をご覧ください。最新の Android Studio の機能を活用するために、
Canary チャンネル
から最新版の Android Studio をインストールすることをお勧めします。
セットアップが完了すると、以下の作業を行えるようになります。
新機能や新 API を試す
- 早い段階のデベロッパー プレビューでは、皆さんからのフィードバックが不可欠です。変更を行う時間があるうちに新しい API についてのフィードバックをお寄せくださることを心からお待ちしています。新機能の詳細については、
API の概要
、
API リファレンス
、
差分レポート
をご覧ください。
フィードバックやリクエスト
はお早めにお送りください!
現在のアプリの互換性をテストする
- ここでの目的は、アプリが Android 11 のデフォルトの動作の変更による影響を受けるかどうかを確認することです。現在公開しているアプリをそのまま端末やエミュレータにインストールし、アプリのすべてのフローをテストします。問題を見つけた場合は、できる限り早くアプリをアップデートすることをお勧めします。
変更をオプトインしてアプリをテストする
- 以前のリリースと同じように、Android 11 では、動作の変更点はターゲットに新しいプラットフォームを指定した場合のみアプリに影響するようになっており、それをオプトインすることができます。変更点を早めに把握し、評価することが非常に重要です。簡単に影響を評価するには、
個々の変更点のオン、オフを切り替え
ます。テストを行ったら、それぞれの変更がアプリでどのように動作したかを
お知らせください
。
詳細については、
Android 11 デベロッパー サイト
をご覧ください。今回のリリースの新機能の概要、動作の変更点に関する詳細、セットアップおよび移行ガイド、リリースノート、フィードバック チャンネルなどが掲載されています。
プレビューのアップデート
プレビュー システム イメージと SDK は、Android 11 のリリース サイクル期間中、定期的にアップデートされる予定です。このプレビューの第 1 弾リリースは、デベロッパーのみを対象としています。日常的な使用やユーザーの使用を想定したものではありません。そのため、手動でのダウンロードとインストールの操作をした端末でのみ利用できます。
ダウンロードはこちらから
行うことができます。
手順はこちら
をご覧ください。
今後最終版に近づいてきた際には、一般のユーザーの皆さまも招待してテストしていただく予定です。その際には、Android ベータ版への登録もオープンしますので、ご期待ください。なお、現在のところ、Android ベータ版への登録は、Android 11 にまだ対応していない点に注意してください。
フィードバックをお待ちしています!
いつものように、皆さんのフィードバックは重要です。
お気づきの点はぜひお知らせください
。早めにお知らせいただければより多くのフィードバックを反映できます。スケジュールの関係上、これから数週間の間に受け取ったフィードバックを優先いたします。問題を見つけた場合は、
こちらから報告
をお願いします。
Reviewed by
Yuichi Araki - Developer Relations Team
ユーザーの位置情報へのアクセスの安全化と透明化
2020年3月5日木曜日
この記事は Krish Vitaldevara による Android Developers Blog の記事 "
Safer and More Transparent Access to User Location
" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。
昨年、私たちは Google Play のポリシーにいくつかの変更を加え、ユーザーの信頼性と安全性を向上させました。
家族向けの安全性を向上
し、
機密性の高いアクセス許可の利用を制限
したり、Google Play ストア に到達する前に
悪意のある者を検知する仕組みなど
を通し、成果を残してきました。
こういった変更により、デベロッパーの皆さん側に作業が発生する場合があることは認識しています。昨年、影響の大きいアップデートやそれを行う理由、その対応方法について、より詳しく情報を提供してほしいという意見が寄せられました。また、必要な変更を行うために、できるだけ多くの時間がほしいという要望もいただいています。
本日は、これらのフィードバックを念頭におき、デベロッパーがバックグラウンドで位置情報にアクセスする方法に影響する Android および Google Play のポリシー変更について、事前にお知らせします。
ユーザーによる位置情報データのコントロールを強化
ユーザーからは、位置情報データをもっとコントロールできるようにしてほしい、誤った利用を防ぐためにあらゆる措置を講じるべきだという声が一貫して寄せられています。Android の黎明期とは違い、今のユーザーは位置情報データにアクセスしようとするアプリに対して、もっとアクセス許可をコントロールしたいと考えています。
Android 10 では、使用中のアプリにのみアクセスを許可することができるようになりました。これにより、位置情報へのアクセスは本来の意図に近づきました。約半分のユーザーが「アプリの使用中のみ許可」を選択していることから、このオプションは明らかに待ち望まれていたものだったと言えます。
そして Android 11 では、位置情報などの機密性の高いデータに対するアクセス許可を「ワンタイム」として一時的に与えられるようにすることで、ユーザーによるコントロールをさらに細かく設定できるようになります。ユーザーがこのオプションを選択すると、アプリがデータにアクセスできるのは、ユーザーがアプリを離れるまでの間だけになります。次のアクセス時には、再度アクセス許可をリクエストしなければなりません。詳細については、Android 11
デベロッパー プレビュー
をご覧ください。
バックグラウンドでの不要な位置情報アクセスの禁止
ユーザーからは、Android 10 以前のバージョンの Android の保護も強化してほしい、アプリがどのようにデータを使っているのかについて透明性を上げてほしいという要望も寄せられています。
バックグラウンドでの位置情報の利用状況を詳しく分析したところ、バックグラウンドで位置情報をリクエストしているアプリの多くは、実際にはそれを必要としていないことがわかりました。つまり、こういったアプリの多くは、ユーザーがアプリを使用している場合にのみ位置情報にアクセスするようにしても、同じユーザー エクスペリエンスを提供できるのです。
私たちは、ユーザーがいつ位置情報を共有するかを簡単に選択できるようにしたいと考えています。また、アプリが必要としないアクセス許可は求めるべきではありません。そこで今年は、デベロッパーがバックグラウンドで位置情報データにアクセスしたい場合、承認を得ることを義務付けるように Google Play のポリシーをアップデートする予定です。審査の要素は以下のようになる見込みです。
その機能はユーザーに明らかな価値を提供しているか
ユーザーはアプリがバックグラウンドで位置情報にアクセスすることを予期できるか
その機能はアプリの主な目的を実現するために重要か
バックグラウンドで位置情報にアクセスせずに同じエクスペリエンスを提供できないか
Google が提供するアプリを含め、すべてのアプリが同じ要素について評価を受けることになります。また、送信されたすべてのアプリが、私たちのチームによるレビューを受けることになります。ここでは、3 つの例について考えてみます。
コアな機能の一部として緊急アラートや安全アラートを送信するアプリで、アクセスが必要な理由をユーザーに明確に伝えているものは、バックグラウンドで位置情報をリクエストする確かな理由があります。
ユーザーが許可することで、友人に対して継続的に位置情報を共有できるソーシャル ネットワーク アプリも、バックグラウンドで位置情報にアクセスする確かな理由があります。
一方、近くのお店を見つける機能があるアプリにとっては、ユーザーに表示されているときのみ位置情報にアクセスできれば十分であると考えられます。このようなアプリには、新しいポリシーのもとでは、バックグラウンドで位置情報をリクエストする確かな理由は見当たらないということになります。
これらの方針についてデベロッパーにフィードバックを求めたところ、大半の方は情報が悪用されることへのユーザーの懸念を理解され、位置情報の使用方法を変更して安全性と透明性を向上させることに前向きな反応を示されました。
バックグラウンド アクセスの承認を得る
ポリシーのアップデートにあたり、皆さんがアクションを検討したり実際の変更を行うために十分な時間を必要としていることは承知しています。そこで、事前に Play Console からユースケースを送信いただければ、新しいポリシーの元でそれが許可されるかどうかについてフィードバックをさせていただく予定です。
このポリシーは以下のスケジュールで施行される予定ですが、変更の可能性もあるということはご了承願います。
4 月
: バックグラウンド位置情報に関する公式 Google Play ポリシーをアップデートします。
5 月
: デベロッパーが Play Console からユースケースに関するフィードバックをリクエストできるようにします。大勢のデベロッパーから多数のアプリ提出が見込まれるため、回答までにかかる時間は 2 週間程度を見込んでいます。
8 月 3 日
: バックグラウンドで位置情報にアクセスする新規アプリを Google Play に提出する場合、すべてのアプリで承認が必要になります。
11 月 2 日
: バックグラウンドで位置情報をリクエストする既存のアプリも、すべて承認が必要になります。承認が得られなかったアプリは、Google Play から削除されます。
位置情報へのアクセスの見直しと評価
すべてのデベロッパーの皆さんに、位置情報データのアクセスに関する以下のベスト プラクティスを見直すことをお勧めします。
バックグラウンド位置情報アクセス チェックリスト
を参照し、コードでアクセスしている可能性がある場所を特定します。なお、使用しているすべてのサードパーティ製の SDK やライブラリがポリシー(バックグラウンドでの位置情報のアクセスも含みます)に従っていることも、皆さんの責任において確認する必要があります。
位置情報の利用は最低限にとどめ
、機能を提供するために最低限必要なスコープのみを使用します(例えば、高精度ではなく低精度を、バックグラウンドではなくフォアグラウンドを使用することを検討します)。
プライバシー ベスト プラクティス
を見直し、適切な情報開示を行っていること、プライバシー ポリシーを策定していることを確認します。
今回のポリシー変更の事前の共有が、皆さんの今年のロードマップの計画に役立つことを願います。ユーザーのプライバシーを尊重するアプリとプラットフォームを構築するため、ご理解とご協力をよろしくお願いします。皆さんとともに、あらゆる人にとって安全な Android エコシステムを維持していきたいと思います。
Reviewed by
Yuichi Araki - Developer Relations Team
2019 年の悪質なアプリや悪意のあるデベロッパーへの対策を振り返る
2020年3月3日火曜日
この記事は Andrew Ahn による Android Developers Blog の記事 "
How we fought bad apps and malicious developers in 2019
" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。
Google Play は、すばらしいデジタル体験によりユーザーの生産性を向上したり、お楽しみいただけるコンテンツを提供しています。また、世界に数十億いるユーザーにアプローチするためのツールをアプリ デベロッパーに提供しています。このように活性化したエコシステムを実現し維持するためには、プラットフォームとしての信頼と安全性を確立していくことが重要です。そのため、私たちは、ここ数年にわたり、Google Play として信頼を得ることと安全性を最優先事項とし、悪用検知システム、ポリシー、悪質なアプリや悪意のあるデベロッパーと戦う部署に対して継続的に投資や改善を行っています。
2019 年には、ポリシーの強化(とりわけ
子どもや家族向けの保護の強化
)や
デベロッパー承認プロセス
を継続的に改善するとともに、
App Defense Alliance
を通してセキュリティ業界のパートナーとの密接な連携も始めました。さらに、機械学習による検知システムを強化し、疑わしいコンテンツや動作を見つけるためにアプリのコード、メタデータ、ユーザーの利用方法からのシグナルを分析するほか、人の目でもより多くのアプリをより詳しくレビューしています。このような作業を組み合わせたことで、Google Play ストア は、これまでよりはるかに安全なプラットフォームになりました。
2018 年、プライバシーに注意が必要な SMS や通話履歴データにアプリが不要なアクセスを行わないように、Google Play は
新しいポリシー
をリリースしました。デベロッパーがアプリを更新したことで、SMS や通話履歴データにアクセスするアプリが 98% も減少し、ユーザーを保護しました。残る 2% は、重要な機能を実行するために SMS や通話履歴データが必要なアプリです。
悪意のあるアプリからユーザーを守る最善の方法の 1 つは、そもそもそういったアプリを Google Play ストア に入れないことです。検査メカニズムの改善により、ポリシーに違反した状態で公開申請された 79 万個以上のアプリに対して、Play ストア での公開を阻止しました。
2019 年 5 月には、SMS や通話履歴のポリシーと同じく、子どもや家族向けの保護を強化する
ポリシー
も導入しました。その後、デベロッパーと連携して数万個のアプリをアップデートまたは削除することで、Play ストア はすべてのユーザーにとってより安全な場所になっています。
さらに、
Google Play プロテクト
も刷新しました。Google Play プロテクトは、Android 端末で不正なソフトウェアに対する保護を行うビルトイン機能です。日々 1000 億個以上のアプリをスキャンし、潜在的なセキュリティの問題や端末を安全に保つため、その対策をユーザーに提供しています。昨年、Google Play プロテクトは、Google Play 以外のソースによる 不正なソフトウェアのインストールを19 億回以上、阻止しました。
私たちは、これらをデベロッパー コミュニティと連携して実現してきたことを誇りに思っていますが、まだやるべきことが残っていることも認識しています。悪意のあるデベロッパーは、検知システムを回避し、ユーザーに被害を与えて自らの利益とするために、新しい抜け道を生み出し続けるでしょう。世界一安全で有用なアプリ プラットフォームを構築するという私たちの約束は、2020 年も続きます。
昨年のブログ
でも触れましたが、アプリの安全性を保証する以下の重要な分野についても、注力を続けています。
ユーザーのプライバシーを保護するためのアプリの安全性ポリシーの強化
悪意のあるデベロッパーの検知の高速化と、常習犯のブロック
有害なコンテンツを含むアプリや有害な動作をするアプリの検知と削除
私たちのチームは、強い使命感を抱いたプロダクト マネージャー、エンジニア、ポリシー エキスパート、オペレーション リーダーで構成されています。このチームがデベロッパー コミュニティと連携し、イノベーションの速度を上げることで、世界中の数十億の Android ユーザーの皆さんに安全なアプリストアを提供してまいります。
Reviewed by
Yuichi Araki - Developer Relations Team
Google Play | Indie Games Festival 2020 の審査員をご紹介します
2020年2月26日水曜日
4 月 25 日開催の Google Play Indie Games Festival 2020 ファイナルイベントでトップ 20 作品を審査する審査員をご紹介します。なお、ゲームの応募締め切りは 6 日後の
3 月 2 日 23:00 (日本標準時)となっています
。応募時点ではオープンベータ版として公開されている必要がありますが、最終評価が行われるファイナルイベントの 4 月 25 日 に向けて改良が見込まれるゲームであれば、応募フォームにその旨をご記載いただき、ぜひご応募ください。
Google Play Indie Games Festival 2020 審査員
※(五十音順、敬称略)
社外審査員:
安藤 武博
株式会社シシララ 代表取締役 ゲームDJ
ゲーム DJ・ゲームプロデューサー。1998 年、株式会社エニックス(現スクウェア・エニックス)入社。2015 年、株式会社シシララ設立。PlayStation® などの家庭用ゲームの他、スマートフォンゲーム、テレビ番組など様々なプラットフォームでプロデュースを手掛ける。19 年末、株式会社 Donuts ゲーム事業部長に就任。当フェスティバルでは昨年に続き審査員を務めている。
日高 幸子
ココネ株式会社
執行役員デザイン管掌プロデューサー
アバターアプリ「ポケコロ」の成長を支えるデザイン組織を牽引。商品を開発し、お客様を分析するデザイン内製組織を構築した立役者。現在は、かわいいを創り出すデザイナー兼プロデューサーとして『ポケコロツイン』の立上を行う。
田中 泰生
芸者東京株式会社 CEO
東京大学法学部卒。コンサルティング会社、大手ゲーム会社でのディレクター/プロデューサー(コンシューマ、モバイル、オンライン分野すべて)を経て、芸者東京を設立。AR 電脳フィギュア、ソーシャルゲームおみせやさんの大成功、そしてその後の大失敗をへて、2018 年より新卒のつもりになってハイパーカジュアルゲーム事業をスタート。現在までに、Snowball.io, Traffic run!, Dinosaur Rampage, Watermarbling といった US No.1 のハイパーカジュアルゲームをプロデュース。
特別賞審査員:
上田 太地【東宝賞審査員】
東宝株式会社 映像本部 映像事業部 部長
アニメ製作の TOHO animation レーベル、音楽ドキュメンタリー、DVD・Blu-ray、EC「ゴジラ・ストア」など多岐に渡る映像関連ビジネスを統括。2018 年から取り組み始めたゲーム事業も担当している。
木野 穣【avex 賞審査員】
エイベックス・テクノロジーズ株式会社 Product Management グループ ゼネラルマネージャー。株式会社 fuzz 取締役
出版や広告、ゲーム業界を経て、2019 年 8 月エイベックス・テクノロジーズ株式会社へ入社。ゼネラルマネージャーとしてモバイルゲームおよび新規事業を統括。また、エイベックス株式会社 テクノロジー本部にて XR Live 事業推進にも携わる。2019 年 11 月株式会社 fuzz 取締役に就任。
細野 修平【ジャンプ+デジタル賞審査員】
株式会社集英社 アプリ漫画雑誌『少年ジャンプ+』編集長
アプリ漫画雑誌『少年ジャンプ+』編集長。2000 年、集英社入社。『月刊少年ジャンプ』でマンガ編集者としてのキャリアを積む。以降、『ジャンプスクエア』を経て、2012 年から『週刊少年ジャンプ』に所属。『少年ジャンプ+』『少年ジャンプルーキー』『MANGA Plus』などの立ち上げに携わる。
Google 審査員:
Chongsa Kim (キム チョンサ)
Head of Japan Games Business Development, Google
Google Play ゲーム部門の日本統括部長として事業開発とゲーム開発企業とのパートナーシップ全般を担当。「デベロッパーコミュニティのためのエコシステム作り」が一貫してモチベーションの源泉であり、インディーゲームフェスティバルでは素晴らしいゲームに出会えることを楽しみにしている。
Adam Hoffeld (アダム ホッフェルド)
Strategic Partner Development Manager, Google Play Games
Atari が発売した「Pitfall」でプレイして以来の無類のゲーム好き。これまで、EA、Ubisoft、Tango、Twitch、そして今では Google Play で、ビジネス開発でゲームに携わっている。以前は、投資銀行に 8 年間勤務していた。
※審査員は変更になる場合がございます。最新の審査員情報は、ウェブサイトでご確認ください。
ファイナルイベントへの一般参加者も募集中 :
4 月 25 日、Google Play Indie Games Festival 2020 ファイナルイベントを 渋谷ストリーム の Google Event Hub で開催します。応募作品から選出されたトップ 20 作品のゲームを展示。その場でゲームに触れ、トップ 10、トップ 3 を決める審査に加わっていただけます。 ぜひお誘い合わせの上、
ご参加ください
。
ファイナルイベント開催概要
日時:4 月 25 日(土)10:00 〜 18:00
場所: 渋谷ストリーム 6 階 Google Event Hub
最新情報は
ウェブサイト
でご確認いただけます。
Posted by Hidenori Fujii - Google Play Developer Marketing APAC
Google Play | Indie Games Festival 2020 の賞品をご紹介します
2020年2月20日木曜日
本日は、Google Play Indie Games Festival 2020 へ応募された数多くの作品から、トップ 20 ・トップ 10 ・ トップ 3 作品へ贈られる賞の詳細を紹介します。なお、コンテストへの応募は
3 月 2 日 23:00 (日本標準時)まで 引き続き受け付けています
。この機会に、ぜひチャレンジしてください。締め切りまでにオープンベータ版として公開されているゲームであれば応募可能です。また、本年から従業員数 50 名以下の企業も応募いただけるようになりました。応募の際は、ウェブサイトの
参加資格
をご確認いただけるようお願いします。
トップ 20 受賞者へ贈られる賞品:
4 月 25 日に実施されるファイナルイベントでのゲーム展示
ファイナルイベント参加のための代表者 2 名の交通費とホテル宿泊費 2 泊分(2 部屋、関東圏外在住の場合のみ)
Google Play ストア特設コーナーへの掲載
プレゼンテーショントレーニング(30 分)
トップ 10 受賞者へ贈られる賞品 (トップ 20 への賞品に加えて):
Google Play チーム メンバーとの個別のコンサルティング 1 回(大会に応募したゲームに関するもの)
Google Pixel 4 を 1 台
トップ 3 受賞者へ贈られる賞品 (トップ 10、 トップ 20 への賞品に加えて) :
Google Play ストアのプレミアム枠にゲームを掲載
Google Play ストアの他のコレクションへの掲載を検討
特別賞(トップ 20 作品の中から選定):
Indie Games Accelerator 賞( 2 作品を Google 審査員が選定):
世界中から選ばれたインディーゲーム 開発者が集い、ゲームビジネス成功のノウハウを学ぶ Indie Games Accelerator 2020 への優先参加権。昨年のシンガポールでの実施実績は
こちら
でご参照いただけます。
avex 賞( 1 作品を avex 特別審査員が選定):
コワーキングスペース「avex EYE」 入居権+、エイベックス所属クリエイターによる受賞ゲーム作品オリジナルのプロモーション・ムービーや音楽制作
ジャンプ+デジタル賞( 1 作品を集英社特別審査員が選定):
受賞者は、賞品 A、B の 2 つから 1 つお選びいただけます。
A パターン:新たなゲームの開発費援助(最大 1,000 万円まで)。ジャンプの IP を使用することも可能です。
B パターン:プロモーションやプロジェクトへの追加出資、売り上げを伸ばすための支援。
東宝賞( 1 作品を東宝特別審査員が選定):
最大 1,000 万円の開発費支援と東宝 IP を使用したゲーム化ライセンス(オリジナルゲームでも可)
なお、賞品は予告なく変更される可能性がありますのでご了承ください。詳しくは必ず
大会参加規約
をご確認ください。
ファイナルイベントへの一般参加者も募集中 :
4 月 25 日、Google Play Indie Games Festival 2020 ファイナルイベントを渋谷ストリームの Google Event Hub で開催します。応募作品から選出されたトップ 20 作品のゲームを展示。その場でゲームに触れ、トップ 10、トップ 3 を決める審査に加わっていただけます。ぜひお誘い合わせの上、
ご参加ください
。
ファイナルイベント開催概要
日時:4 月 25 日(土)10:00 〜 18:00
場所: 渋谷ストリーム 6 階 Google Event Hub
最新情報は
ウェブサイト
でご確認いただけます。
Posted by Hidenori Fujii - Google Play Developer Marketing APAC
Google Play | Indie Games Festival 2020 の応募スタート。詳細なスケジュールと応募条件をお知らせします
2020年1月21日火曜日
Google Play Indie Games Festival 2020 への応募受付を開始しました。応募締め切りは 3 月 2 日 23:00 (日本標準時)です。また、詳細なスケジュールと応募条件についてお知らせします。
Google Play が主催する Indie Games Festival 2020。日本では 2018 年から開催しており、本年が 3 回目となります。本イベントには、日本で活動する個人またはグループ、または社員数が 50 名以下のゲーム開発会社の皆さまがご応募いただけます。
Google Play Indie Games Festival 2020 応募 :
応募フォームは
こちら
※
ウェブサイト
で必ず応募条件をご確認ください。
スケジュール :
2020 年 3 月 2 日 23:00 (日本標準時)応募期間終了
2020 年 3 月 下旬 トップ 20 発表
2020 年 4 月 25 日 ファイナルイベント
※オンラインによる Top 20 へのユーザー投票は、本年は実施しません。
応募対象タイトル :
応募対象は、日本にて活動する、個人またはグループのゲーム開発者、または社員数が 50 名以下のゲーム開発会社で、Google Play に 2019 年 5 月 7 日以降に公開されたゲームです。オープンベータ版での応募も可能ですが、ゲームとして評価できる品質であり、遅くとも 2020 年末までのローンチを目指している必要があります。
ファイナルイベントについて :
4 月 25 日開催のファイナルイベントでは、トップ 20 タイトルを展示。審査員と一般参加者による投票によりトップ 10 を選出。その後トップ 10 タイトルを手がけたデベロッパーによるゲームの紹介があり、審査員と一般参加者によりトップ 3 が決定され、各賞品の授賞式が行われます。
ファイナルイベントの一般参加者としての観覧応募は
こちら
より受け付けています。
開催概要
日時 : 4 月 25 日(土)10:00〜18:00
場所 : 東京都内
最新情報は
ウェブサイト
でご確認いただけます。
Posted by Hidenori Fujii - Google Play Developer Marketing APAC
インディーゲームコンテスト Google Play | Indie Games Festival 2020 の開催が決定しました
2019年12月17日火曜日
2018 年より日本で開催している Google Play 主催の Indie Games Festival は、世界中のインディーゲームデベロッパーの情熱とイノベーションを称えるイベントです。
今年の Indie Games Festival 2019
では、数多くのインディーゲーム作品をご応募いただきました。
来年 2020 年 に、本コンテストの 3 回目となる Google Play | Indie Games Festival 2020 の開催が決定しました。募集開始時期や詳細なスケジュールおよびルールは年明け 1 月上旬にお知らせします。なお、ファイナルイベントは 4 月下旬の開催見込みです。どうぞご期待ください。
Posted by Hidenori Fujii - Google Play Developer Marketing APAC
子供そしてファミリーにとってより安全な Google Play へ
2019年9月3日火曜日
この記事は Kanika Sachdeva による Android Developers Blog の記事 "
Committed to a safer Google Play for Families
" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。
先日お知らせしたとおり
、Google Play のポリシーにおいて、子供やファミリー向けの保護機能をさらに強化しました。
このポリシーの変更に伴い、すべてのデベロッパーの皆さまへ
Google Play Console
の新しい
ターゲット ユーザーおよびコンテンツのセクション
への記入を 2019 年 9 月 1 日までに完了していただくようお願いしていました。もしまだ完了していない方は、できる限り速やかに
デベロッパー向けガイドライン
をご確認のうえ登録をお済ませください。
新しいポリシーにアプリが準拠しているか審査を慎重に行っているため、一部のアプリは通常時と違い完了まで最大 7 日程度かかっています。なお、例外的にそれ以上の時間をいただくこともあります。また、ターゲット ユーザーおよびコンテンツのセクションで不正確な回答をされた場合も審査に時間がかかります。アプリの公開については、
こちらのヘルプ
をご覧ください。
今回の Google Play のポリシー変更について
動画
で詳しくご説明しています。
オンラインのトレーニングコース
から「ファミリー向けのポリシーへの準拠」を受講すると、より実務に沿った情報が得られます。
デベロッパーで必要な対応
配信しているアプリが、子供を対象にしているかどうかを慎重に検討する。
対象ユーザーに子供が含まれる場合、アプリは
コンテンツや個人を識別できる情報の扱い方についてのポリシー要件
を満たす必要があります。
子供に表示されるアプリ内広告は、適切なものでなければなりません。そのためファミリー ポリシーに関する
コンプライアンス認定を受けている広告ネットワーク
から配信されている必要があります。
アプリの対象ユーザーに子供が含まれない場合は、アプリが子供の興味をひかないようにする必要があります。Google Play では、アプリのマーケティングに使用する画像や動画、ストア掲載の文言をダブルチェックします。必要な場合は、修正をお願いすることがあります。
審査期間を考慮し、リリース・アップデートのスケジュールを組んでいただくことをお願いします。アプリの審査時間が皆様のビジネスに影響があることを理解しております。既存アプリをアップデートするたび、Google Play の審査に時間がかかります。重要で大きなリリースまたはアップデートをされるときは、その公開日より最低でも 1 週間前に Google Play Console へ登録されることをおすすめします。また、緊急時以外審査中にアプリのアップデートを再送信しないようご注意ください。
Google Play をユーザーのみなさまに安心してご利用いただくため、ご理解とご協力をお願いします。
Posted by Misako Terazawa - Google Play International Ops Manager
Google Playのお子様向けアプリに関するポリシーが変更されます
2019年7月8日月曜日
この記事は
Kanika Sachdeva
による Android Developers Blog の記事 "
Building a safer Google Play for kids
" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。
Google Play は、お子様やファミリーにポジティブで安全な環境を提供する努力を続けています。ここ数年にわたって、保護者がファミリー向けプログラムからファミリー向けのコンテンツを見つけやすくして、
ファミリー リンク
の保護者による使用制限で、ファミリー向けのデジタル基本原則を設定できるようにしました。
ユーザーやデベロッパーからのフィードバックをもとに、Google Play のポリシーを進化させ、お子様やファミリー向けの保護機能をさらに強化していきます。今回のポリシーの変更は、お子様向けアプリに適切なコンテンツが含まれており、適切な広告が表示され、個人を識別できる情報が正しく扱われることを保証するという、今までの取り組みをベースにしたものです。さらに、お子様向けでないアプリが意図せずお子様の目に触れる機会を減らします。
今後数か月間で、保護者がお子様向けアプリをインストールするにあたり、情報に基づいて選択できるように、追加機能をロールアウトする予定です。
デベロッパーで必要な対応
お子様がターゲット ユーザーに含まれるかどうかを慎重に検討することを、
すべてのデベロッパー
にお願いしています。
ターゲット ユーザーにお子様が含まれる場合、アプリはコンテンツや個人を識別できる情報の扱い方についての
ポリシー要件
を満たす必要があります。
お子様に表示されるアプリ内広告は、適切なものでなければなりません。また、ファミリー ポリシーに関する
コンプライアンス認定を受けている広告ネットワーク
から配信されている必要があります。
ターゲット ユーザーにお子様が含まれない場合は、アプリが意図せずにお子様の目に触れないようにする必要があります。私たちは、アプリのマーケティングをダブルチェックしてこの点を確認します。必要な場合は、修正をお願いする場合があります。
ターゲット ユーザーを宣言する
新しいポリシーの一環として、
すべてのデベロッパー
に、
Google Play Console
の新しい
ターゲット ユーザーおよびコンテンツのセクション
への記入が義務づけられます。
Google Play Console の新しいターゲット ユーザーおよびコンテンツのセクション
ほとんどのデベロッパーは、ターゲット ユーザーにお子様を含めません。そのため、このセクションはかなり短時間で記入を終えることができます。ターゲット ユーザーにお子様が含まれている場合は、補足の質問があります。
Google Play Console に入力された情報は、Google によるアプリのマーケティング アセットの確認結果と合わせて、アプリの分類に使用します。また、お子様、お子様とそれ以外のユーザー、それ以外のユーザーというターゲット ユーザー グループに基づいて、適切なポリシーが適用されます。*
ターゲット ユーザーおよびコンテンツのセクションの設定を始める前に、
新しいポリシー
、
デベロッパー ガイド
、
こちらのトレーニング
を確認して回答の意味をしっかり理解しておくことをおすすめします。
今後のスケジュール
以上の変更点は、Play のすべてのデベロッパーに影響します。そのため、既にアプリを Google Play ストアに登録している方のために、必要なアップデートを行う時間を提供します。以下に、覚えておくべき重要な日付を記載します。
2019 年 5 月 29 日
:
Google Play Console
でターゲット ユーザーおよびコンテンツのセクションが利用できるようになります。すべての新しいアプリは、アップデートされたポリシーに準拠する必要があります。
2019 年 9 月 1 日
: すべての既存アプリは、新しいターゲット ユーザーおよびコンテンツのセクションへの記入を終え、アップデートされたポリシーに準拠する必要があります。
皆さんとのお約束
私たちは、皆さんが以上の変更点を理解して実装するために必要なリソースを提供することをお約束します。詳しい情報は、
Android Developers ウェブサイト
でご覧いただけます。また、
Google Play のアプリ開発を成功させるためのアカデミー
で、新しいポリシーに関するトレーニングにアクセスすることもできます。また、スタッフを増員するとともに、必要な変更点についてタイムリーに判断や理解ができるよう、アプリのレビューや申し立てのプロセスでのコミュニケーション方法を改善しました。
本件の対応につきまして、どうぞよろしくお願いいたします。私たちは、皆さんのフィードバックに耳を傾け続け、アップデートのロールアウト方法やデベロッパー コミュニティとのコミュニケーション方法の改善に役立ててまいります。
*注: 「お子様」という言葉は、言語や地域、状況により、異なる意味になる場合があります。アプリの対象国で適用される可能性がある義務や年齢ベースの制限にどのようなものがあるかを判断することが重要です。
Reviewed by
Yuichi Araki - Developer Relations Team
Google Play Console の新しいレポートで定期購入を最適化
2019年6月17日月曜日
この記事は Daniel Schramm による Android Developers Blog の記事 "
Optimize your subscriptions with new insights in the Play Console
" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。
7 年ほど前に Google Play が始まって以来、定期購入は維持可能なモバイルアプリ ビジネスを作る上で欠かせない要素であり続けています。アメリカの Google Play 収益トップ 100 アプリのうち、89 のプロダクトが定期購入を提供しています。マーケットが成熟する中で、成長を維持するためにますます重要になっているのは、デベロッパーが定期購入者のコンバージョン率と維持率の両方を最適化することです。それをサポートするために、Google Play Console から直接利用できる新しい分析機能を紹介します。
定期購入維持率レポート
Play Console での定期購入維持率レポート データの例。出典: Google 内部データ。
最近アップデートされた
定期購入維持率レポート
では、定期購入者をどのくらい維持できているかだけでなく、無料試用サービスやお試し価格からのコンバージョンや、1 回目から 2 回目の支払いへのコンバージョンも確認できます。
SKU、国、定期購入の開始日によって 2 つのコホートを設定できます。これは、A/B テストの成功度合いを評価する際に特に便利です。たとえば、無料試用サービス期間を変えた場合、それがどのようにコンバージョン率に影響するかを判断することができます。
Play Console での無料試用サービス コンバージョン データの例。出典: Google 内部データ。
キャンセル時アンケートの結果
既存の定期購入者の維持も、新しい定期購入者の獲得と同じくらい重要です。そこで、
定
期購入キャンセル レポート
をアップデートし、自発的なキャンセルと自発的でないキャンセルについて、細かい分析を提供するようにしました。
昨年のteセンターのリリースの際、キャンセル時アンケートが導入され、ユーザーがデベロッパーにキャンセルの理由をフィードバックできるようになりました。その結果は、Google Play Developer API から利用できます。これを簡単に確認して監視できるように、日次の集計結果を Play Console 内に直接表示するようにしました。さらに、書き込まれた内容を CSV でダウンロードすることもできます。
Play Console でのキャンセル時アンケート結果の例。出典: Google 内部データ。
ユーザーの復帰を後押し
ユーザーの支払いが失敗すると、自発的でないキャンセルが発生します。これは、キャンセル全体の 3 分の 1 を占めています。キャンセル レポートに新しく追加されたリカバリ パフォーマンス カードを見ると、猶予期間中のユーザーやアカウントがホールドされているユーザーをどのくらい効率的に復帰できているかを把握できます。また、定期購入に復帰するまでの日数もわかるので、復帰を後押しするメッセージの効率を評価する際に役立ちます。
Play Console でのアカウントのホールドからのリカバリ パフォーマンス カードの例。出典: Google 内部データ。
アプリには、猶予期間とアカウントのホールドを設定しておきましょう。猶予期間とアカウントのホールドの両方を使っているデベロッパーは、
定期購入ができない状態からの復帰率が 3 倍以上増加
し、10% から 33% になっています。
猶予期間
と
アカウントの一時停止
の詳細もご覧ください。
定期購入の維持率やキャンセルについてのレポートは、
定期購入
ページの下にあるリンクから確認できます。このページは、Play Console の
売上レポート
セクション内にあります。売上レポートにアクセスできない場合は、デベロッパー アカウントの所有者に
売上データの表示
パーミッションを付与してもらってください。
Play Console でのアカウントのホールドからのリカバリ パフォーマンス カードの例。出典: Google 内部データ。
以上の新しいレポートが、皆さんの定期購入ビジネスの最適化につながることを期待しています。
Reviewed by
Takeshi Hagikura - Developer Relations Team
フィードバックに基づくアップデート プロセスの改善
2019年4月26日金曜日
この記事は
Sameer Samat
による Android Developers Blog の記事 "
Improving the update process with your feedback
" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。
Android API や Play ポリシーのアップデートに関するフィードバックをお寄せくださった皆さん、どうもありがとうございます。私たちのもとには、改善リクエストとともに、いくつかの不満の声も届いています。ここでは、変更の経緯や理由、そして、皆さんのフィードバックに基づいてアップデートの公開やデベロッパー コミュニティへのお知らせの方法をどのように改善しているかについて、説明したいと思います。
当初より、Android は完全なオープンソース オペレーティング システムを目指して作成されています。また、プラットフォームをできる限り簡単に使ってもらえるように、下位互換性と API の整合性を保証するための努力も重ねてきました。このデベロッパー中心のアプローチとオープン性は、Android が生まれたころから中核をなす理念であり続けています。この点に変わりはありません。
しかし、プラットフォームが拡大して進化しているので、決断はトレードオフも伴います。日々、世界中の何十億という人々が、皆さんの作ったアプリを使って大切な人々とつながったり、財務情報を管理したり、医師と連絡をとったりしています。ユーザーは、アプリがどのように個人情報を使っているかを理解し、それを制御したいと考えています。そして、プラットフォームとしての Android がそういった透明性や制御を提供してくれることを期待しています。私たちは、このようなユーザーに対する責任を常に重く受け止めています。そのため、私たちのプラットフォームやポリシーがその責任をどう反映しているかについて、総合的に確認しています。
パーミッションに注目する
今年の初めに Android Q のベータ版を
発表
しました。そこには、ユーザーに透明性や制御を提供し、個人情報の保護を強化するためのたくさんの機能や改善項目が含まれています。また、Q で導入されるシステムレベルの変更点とともに、
Play デベロッパー ポリシー
の見直しと改訂を行い、ユーザーのプライバシーについてさらに改善しました。これまでも、ユーザーがどのように情報が利用されているかについて理解できるように、デベロッパーの皆さんには、個人データの収集や利用を開示すること、そして、アプリの機能やサービスを提供するために実際に必要なパーミッションだけを使うことをお願いしてきました。また、昨年 10 月に
お知らせした
Project Strobe の一環として、各 Android
ランタイム パーミッション
についての具体的なガイダンスを公開する作業や、Google 製のアプリを同じ基準にする作業を進めています。
昨年後半には、SMS と通話履歴に関するパーミッションの変更に取りかかりました。これらのパーミッションによってプライベートなユーザーデータの保護を強化するため、ユーザーがデフォルトのテキスト メッセージ アプリに指定している場合など、一部のユースケースのみにアクセスを限定しました。このデータを使っているアプリの一部の機能が利用できなくなることは承知しており、中には、多くのユーザーが重宝している機能もあったため、可能な場合に代替方法を提供できるよう、皆さんと協力して作業を進めました。その結果、現在このプライベートな情報にアクセスするアプリの数は、98% 以上少なくなっています。これらのアプリの大半は、代替方法に切り替えたか、重要でない機能を削除しました。
デベロッパーのフィードバックから学ぶ
こういった変更は、ユーザーのプライバシー保護を強化する上で欠かせないことです。しかし私たちは、プラットフォームの進化によってデベロッパーに大きな負担がかかることを懸念しています。私たちには、デベロッパーの皆さんが変更点を理解してそれに対応するために必要になる詳細やリソースを確実に得られるようにする責任があります。その点で、まだ改善の余地があることは承知しています。たとえば、SMS や通話履歴に関する新しいポリシーを導入する際、多くのデベロッパーの皆さんが意思決定プロセスに関する不満を表明しました。ここで、多く寄せられたテーマをいくつかご紹介します。
パーミッション宣言フォーム:
パーミッション宣言フォームのユースケースについての説明が不明瞭で、正しく処理するのが難しいと感じた方がいました。
レビューと申し立てのプロセスにかかる時間:
アプリがポリシー要件を満たしているかどうかについて、答えが返ってくるまでにかかる時間が長すぎると感じた方がいました。また、異議を申し立てるプロセスが長く煩雑だと感じた方もいました。
Google の「本物の人間」からの情報:
Google の判断は人間が関与せず自動で行われているという印象を持った方もいました。また、ポリシー上の判断やデベロッパーが提案する新しいユースケースについて、詳細を教えてくれる人までたどり着くのが難しいと感じた方もいました。
これに対応して、次のようにプロセスを改善および明確化しています。
綿密なコミュニケーション:
ポリシーに関連するリジェクトや申し立ての際に送られるメールを改訂し、意思決定の理由、準拠するために必要なアプリの修正方法、申し立ての方法などの詳しい説明を追加しています。
評価と申し立て:
ポリシーに関するすべてのメールと申し立てフォームに、申し立ての手順を含める予定です。その際に、詳細は
ヘルプセンター
から確認できることも記載します。また、申し立てのプロセスの見直しと改善も行う予定です。
チームの拡大:
既に、注意を要する判断はすべてボットではなく人間が行っていますが、相手となる皆さんに合わせた応答になるようにコミュニケーションを改善しています。また、申し立てプロセスにかかる時間を短縮できるように、チームを拡大しています。
デベロッパー アカウントの評価
一部のデベロッパーの皆さんからは、アカウントがブロックされて Google Play でアプリを配布できなくなったという声が寄せられています。大半の Android デベロッパーは善良な人々ですが、皆さんのユーザーを守るためのポリシーに対して重大な違反行為を繰り返して停止されるアカウントがあることも事実です。多くの場合、悪意のあるデベロッパーは、新しいアカウントを作ったり他のデベロッパーの既存アカウントを使ったりしてこの措置を回避し、安全でないアプリを公開しようとします。私たちは可能な限りのオープン性を保つために努力しています。しかし、悪意のあるデベロッパーがシステムを操作してユーザーを危険にさらすことを避けるため、あるアカウントが別のアカウントと関係しているという結論について、必ずしも理由を明かせるとは限りません。
このようなアカウントの停止は、99% 以上の判断が正当なものです。しかし、誤ってアカウントが無効になると重大な影響を与えることになるので、私たちはその点に非常に注意しています。私たちの判断に対しては、どのような場合でも即座に
申し立て
を行うことができます。すべての申し立ては、私たちのチームの人間の担当者が綿密に確認します。申し立てのプロセスで誤りがあったことがわかった場合、アカウントは再開いたします。
それとは別に、もう少し時間(数週間ではなく数日)をかけてまだ実績のないデベロッパーのアプリに対して、レビューを行う予定です。これにより、アプリが承認されてストアで公開される前に徹底的なチェックが行われ、デベロッパーのアカウントに対する誤った判断はさらに少なくなります。
Android を世界中の数十億の人々が使うさらに便利なプラットフォームにするために、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
Reviewed by
Yuichi Araki - Developer Relations Team
2018 年の悪質なアプリや悪意のあるデベロッパーとの戦いについて
2019年3月7日木曜日
この記事は
Andrew Ahn
による Android Developers Blog の記事 "
How we fought bad apps and malicious developers in 2018
" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。
Google Play は、何十億という Android ユーザーにお気に入りのアプリを見つけて楽しんでいただけるよう、安全かつ安心なプラットフォームを提供することに力を注いでいます。その責任を果たすため、昨年は不正使用の検知を行うテクノロジーやシステムの改善を行うとともに、悪者たちと戦うチームのプロダクト マネージャー、エンジニア、ポリシー エキスパート、オペレーション リーダーを大幅に増員しています。
2018 年は、新たな傾向の不正行為からユーザーを守るための新しいポリシーを導入したり、悪意のあるデベロッパーをすばやく検知して削除したり、Google Play ストアに入り込もうとする悪意のあるアプリを今まで以上に防いだりしてきました。アプリの提出を拒否した数は 55% 以上、公開を停止したアプリは 66% 以上増加しました。ここまで数が増えたのは、ポリシーを厳格にして Play ストアで有害なアプリの数を減らしたり、悪質なアプリを特定して取り締まるうえで重要になる自動保護や人間によるレビュー プロセスに力を入れたりしてきたためでしょう。
悪質なアプリを特定して Play ストアに入り込まないようにしているだけではありません。ユーザーの端末で毎日 500 億以上のアプリをスキャンしている
Google Play プロテクト
システムは、端末にインストールされたアプリによる有害な動作を防いでいます。このような保護のおかげで、Google Play のアプリがユーザーの端末で有害な動作をする可能性は、その他のソースの Android アプリに比べて 8 分の 1 に留まっています。
以下では、昨年から力を入れ、2019 年にも優先的に対応する予定となっているいくつかの領域について説明します。
ユーザーのプライバシー保護
ユーザーのデータとプライバシーを守ることは、ユーザーの信頼を得る上で非常に重要です。私たちは従来より、アプリの機能に必要なものに限って端末のパーミッション リクエストを行うよう、デベロッパーに求めています。また、データがどのように使われるかをユーザーに理解してもらうため、プライベートなユーザーデータの収集や利用についてはっきりと開示することも求めています。昨年は、ユーザーデータやプライバシーに関する Play のポリシーに準拠していない数万個のアプリを拒否または削除しています。
2018 年 10 月には、SMS と通話履歴のパーミッションの利用を一部の場合(通話やテキスト メッセージ送信のデフォルト アプリとして選択されている場合など)に限るという新しいポリシーを
発表しました
。先日より、このポリシーに違反しているアプリを Google Play から削除する作業を始めています。2019 年には、端末のパフォーマンスやユーザーデータに関する別のポリシーも導入したいと考えています。
デベロッパーの健全性
重大なポリシー違反の 80% 以上は、常習犯や悪質なデベロッパー ネットワークによるものであることがわかっています。悪意のあるデベロッパーを追放しても、多くの場合、新しいアカウントを作ったり、ブラック マーケットでデベロッパー アカウントを購入したりして、Google Play に戻ってきます。そこで、クラスタリングやアカウント マッチングのテクノロジーをさらに強化しつつ、こういったテクノロジーと人間のレビューアーの専門知識を組み合わせることにより、悪質なデベロッパー ネットワークのアプリをブロックし、そもそもそういったアプリが公開されないようにしています。そのため、悪質なアプリはさらにインストールされにくくなっています。
有害なアプリのコンテンツと動作
昨年の
ブログ投稿
でも触れたように、私たちはたくさんの偽装アプリや不適切なコンテンツを持つアプリ、
有害な可能性があるアプリ
(PHA)と戦っています。こういった種類のアプリとの戦いはこれからも続きますが、高度な機械学習モデルを適用して疑わしいアプリを見つけるだけでなく、静的解析や動的解析を行ったり、ユーザー エンゲージメントやフィードバックのデータをうまく活用したり、熟練した人間によるレビューを利用したりもしています。これらはいずれも、たくさんの悪質なアプリを高い精度で効率よく見つけることに貢献しています。
私たちは、悪質なアプリに対抗するために保護レイヤーの強化や追加を行っています。しかし、悪者たちが戦略を変え、悪質な動作を隠すことでこのシステムの目を欺こうとしていることも把握しています。このような悪意のある行動に対抗するために、これからも機能の強化を続けます。そして、安全で安心できるアプリストアをユーザーに提供できるように、懸命に努力を重ねてまいります。
Reviewed by
Yuichi Araki - Developer Relations Team
Google Play の新しい機能を使った定期購入の拡大と最適化
2018年8月1日水曜日
この記事は Google Play プロダクト マネージャー、Larry Yang、Angela Ying による Android Developers Blog の記事 "
Grow and optimize your subscriptions with new Google Play features
" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。
Google Play の定期購入は引き続き
大幅に拡大
しており、定期購入者は前年比で 80% 以上増加しています。
I/O 2018
では、定期購入の障壁を下げるためのいくつかのユーザー エクスペリエンスの改善や、自在なビジネス運営を実現できるツール群について発表しました。
定期購入者にとってさらに管理しやすく
定期購入によってたくさんの価値がもたらされます。しかし、私たちが行った調査から、キャンセルできずに定期購入から「抜け出せなくなる」ことに対する恐怖や、どのくらいの額を使っているかわからなくなるという不安が、ユーザーにとってアプリの定期購入を躊躇させる要因になっていることがわかりました。この恐怖に対処するため、ユーザーが Google Play の定期購入を一元的に管理できる新しい
定期購入センター
を先日リリースしました。
ユーザーは、この定期購入センターから以下のことができます。
すべての定期購入の詳細やステータスを見る
バックアップとなる支払い方法の設定を含む、支払い方法を管理および更新する
定期購入を更新する
キャンセルした定期購入を再開する
定期購入をキャンセルする
さらに、キャンセル理由をデベロッパーにフィードバックするため、ユーザーが定期購入をキャンセルした際に、
キャンセル時アンケート
が表示されるようになりました。今のところ、キャンセル時アンケートのデータは、
サーバーサイド API に対してクエリを実行する
ことで確認できます。
新しいサブスクリプション センターには、空の状態で [Get Started] リンクが表示されるので、ユーザーはローカライズされた選りすぐりの定期購入アプリを見つけることができます。
定期購入センターのリリースに合わせて、新しい
ディープリンク
もリリースしています。これを使うと、ユーザーはアプリ、メール、ウェブから直接定期購入の管理画面を開くことができます。これを実装するには、パッケージ名と SKU を使ってディープリンクを作成し、ボタンやリンクとしてアプリの好きな場所に追加します。詳細については、
Android のデベロッパー向けウェブサイト
をご覧ください。
デベロッパーのできることが増加
ユーザーのエクスペリエンス向上に加えて、デベロッパーの皆さんの
ビジネス運営の柔軟性向上
に役立つ新しいツール群もリリースしています。特に多くのリクエストが寄せられている機能に、価格の変更があります。近日中に、Google Play Console で簡単な操作をするだけで、価格の変更を受け入れるかどうかをユーザーに尋ねることができるようになります。まったく新しい SKU を設定する必要はありません。ユーザーには、Google Play からメール、プッシュ通知、アプリ内メッセージングで変更が通知されます。ユーザーが更新日までに同意しない場合、定期購入がキャンセルされます。この機能の早期アクセス プログラムへの参加を希望する方は、
こちらからお申し込みください
。
その他にも、定期購入関連のビジネス運営に役立つ次の機能が I/O でリリースされました。
ユーザーの有効期限を変えずに定期購入をアップグレードする
Play Console から一部払い戻しを行う
最新のものだけでなく、特定の定期購入の更新の払い戻しを行う
サーバーサイド API で注文 ID を使用する
Google Play Developer API と合わせて
Refund API
を使用する
これは、今年既に発表された、
テスト用の更新間隔の短縮
と
柔軟なお試し価格の設定
に続く改善です。
これらすべての機能を簡単に実装するには、I/Oで
バージョン 1.1
がリリースされた
Google Play Billing Library
を使います。この課金ライブラリは、AIDL ファイルの上位にあたる抽象化レイヤーです。ビルド依存関係ファイルをアップデートして次にアプリをコンパイルするタイミングで、API のアップデートが自動的に取得されます。価格の変更と、有効期限を変えないアップグレードおよびダウングレードは、この課金ライブラリでのみ利用できます。この点は、今後のリリースでも変わらない予定です。
すべての人にメリットを
すばらしいユーザー エクスペリエンスを構築することが、高品質の定期購入者ベースを作ることにつながると、私たちは強く信じています。この目的のため、ビジネスの運営を改善するツールやインサイトを提供いたします。それを活用すれば、ビジネスやお客様にとって最適なことを実現する柔軟性を手にすることができるでしょう。
Reviewed by
Hak Matsuda - Developer Relations Team
ラベル
#11WeeksOfAndroid
18
#Android12
1
#AndroidDevJourney
1
#androiddevsummit
5
#GoogleIO
19
#WeArePlay
3
12l
1
5 star apps
1
Ads
1
advertising
1
AGDE
1
AGDK
2
AGI
1
AI
3
AI Announcements beginner Explore Generative AI
1
AI Announcements beginner Explore Generative AI、
1
Android
106
Android 10
1
Android 11
1
Android 12 Beta 5
1
Android 12L
1
Android 13
3
Android 14
7
Android 14 Beta 4
1
Android 14 ベータ版4
1
Android 15
2
Android App Development
42
Android app excellence
1
Android Architecture
1
Android Architecture Components
1
Android Auto
4
Android Automotive OS
1
Android Dev
2
Android Dev Summit
1
Android Dev Summit 2021
1
Android Developer
31
Android Developers
46
Android Development
7
Android Development Tools
1
Android fitness
1
Android for cars
5
Android Game Development Kit
1
Android Games
2
Android health
1
Android Jetpack
10
Android O
1
Android photo picker
1
Android SDK
1
Android SDK Upgrade Assistant
1
android security
7
Android Stu
1
Android Studio
32
Android Studio Bumblebee
1
Android Studio Chipmunk
1
Android Studio Dolphin
2
Android Studio Dolphin Beta
1
Android Studio Electric Eel Canary
1
Android Studio Giraffe
1
Android Systemui
1
Android Tools
2
Android TV
4
Android TV OS
1
Android10
1
Android11
19
Android12
13
android13
6
Android14
2
Android9
1
androidbasics
1
AndroidDev
1
AndroidDevChallenge
4
AndroidGoogle Play
1
androidstudio
3
AndroidX
3
announcement
3
Announcements
11
aosp
1
APIs
1
App
2
App Bundle
2
app development
2
app lifecycle
1
app performance
1
App quality
3
App Security
1
appexcellence
2
appexcellencecasestudy
1
appquality
2
apps
2
AppWidgets
1
Architecture
2
Assistant
1
attestation
1
Authentication
1
Best Apps 2020
1
best apps 2022
1
best apps 2023
1
Best games 2020
1
best games 2022
1
best games 2023
1
Best Practices
1
Beta
1
Biometrics
1
Buildbetterapps
2
CameraX
1
case study
4
ChromeOS
1
Cloud photos
1
coding productivity
1
compatibility
3
Compose
19
Compose Animation Previews
1
Conversation API
1
conversations
2
COVID-19
3
credential manager
1
Custom Model
1
Dagger Hilt
1
dark theme
1
Delegation
1
Dependency Injection
1
Design Patterns
1
Develop
1
Developer Preview
14
Developer Review
1
developer stories
3
developers
1
Developers Story
5
device explorer
1
devices
2
Edge-to-edge
1
events
1
Explore
1
Featured
149
Featured Game Development
1
Featured Google Play Policy
1
features
2
Firebase
1
Firebase Remote Config
1
foldables
5
form factors
2
game
19
Game Development
5
Game Mode API
1
games
2
gaming
1
GDG
1
Gemini
1
Get Inspired
2
get started
1
glance
1
Google Developers
1
Google for Games Developer Summit
2
Google I/O
1
Google Pixel Fold
1
Google Pixel Tablet
1
Google Play
113
Google Play App Safety
1
Google Play Billing
2
Google Play Billing Library
1
Google Play Console
3
Google Play developer distribution agreement
1
Google Play Developer Policies
3
google play developers
3
Google Play Devs
2
Google Play Game Services
1
Google Play Games
6
Google Play Indie games accelerator
2
Google Play Indie Games Festival
1
Google Play Integrity API
1
Google Play Latest
1
Google Play SDK Index
1
Google Play Store
4
GoogleIO
3
GPS
1
Gradle sync
1
Health Connect
1
Health Connect API
1
health data
1
How to build Android app
1
I/O Extended
2
I/O Extended Japan
2
Identify
1
IGF2020
6
IGF2021
9
Indie developers
1
Indie Game
16
Indie Games
1
Indie Games Festival
17
Indie Games Festival 2020
7
Indie Games Festival 2021
9
indies
5
Insights
1
Japanese
15
Japanese Developer
9
Jetpack
17
Jetpack Compose
17
Jetpack Compose 1.2
1
JetpackCompose
5
key
1
keymaster
1
keymint
1
keystore
1
Kotlin
19
Kotlin Android Extensions
1
Kotlin Beginners
3
Kotlin Symbol Processing
1
Kotlin Vocabulary
2
Large Screens
6
large_screens
1
latest
133
Learn
1
learn Android
1
lifull
1
live edit
1
Location
1
Location Data
1
Machine Learning
1
Mad Skills
3
MADSkills
3
Material Design
4
material you
4
Media
8
mikan
1
ML
1
ML Kit
1
mobile
1
Model Maker
1
Modern Android Development
1
monetization
3
multiplatform apps
1
Navigation
1
nonce field
1
notifications
2
Now in Android
22
Open source
1
organization account
1
passkeys
1
people
2
People API
1
Performance
5
permissions
1
Pixel
1
Platform_Update
13
Platform_Updates
1
play
1
Play Billing
1
Play Console
20
Play Store
1
Policies
6
Policy
11
policy compliance
8
policy violations
8
privacy
29
Privacy Sandbox
2
privacy sandbox on android
1
Programming
1
provisioning
1
Requirements
3
Resources
1
safety
3
sandbox
1
Security
12
stable
1
Story
3
subscriptions
5
success stories
3
Tablets
5
tapple
1
TensorFlow
2
TensorFlow Lite
1
Testing
1
Tools
1
training
2
UI
2
UX
1
wear
1
Wear OS
12
Wearables
1
wearos
2
webinar
2
Windowinsets
1
Women in Gaming
1
Workmanager
2
ベータ版4
1
ブログ アーカイブ
2024
4月
3月
2月
1月
2023
12月
11月
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
3月
2月
1月
2022
12月
11月
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
3月
1月
2021
12月
11月
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
3月
2月
1月
2020
12月
11月
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
3月
2月
1月
2019
12月
9月
7月
6月
4月
3月
2018
8月
Feed
Follow @googledevjp
"プロダクトに関するご意見は
プロダクトフォーラム
にお願いします"