2024 年初め、#WeArePlay はオーストラリアとアメリカ合衆国をバーチャル ツアーで回り、アプリやゲームの開発者の創業ストーリーにスポットライトを当てました。。そして本日 11 月 20 日に、2024 年最後の訪問地である日本で、世界ツアーを締めくくります。AI を活用して病気早期受診に貢献するアプリから、ごみ拾いを社会的なムーブメントに変えるアプリまで、Google Playで成長を続けるビジネスを構築している 49 のアプリやゲームの創業者をご紹介します。
お気に入りのストーリーを読みながら、一緒に日本縦断の旅に出かけましょう。
株式会社ピリカ 創業者 小嶌 不二夫さん
東京都、東京エリア
ごみ拾いを世界的なムーブメントに変えるアプリ : ピリカ
小嶌さんは小学生のときに読んだ環境がテーマの本がきっかけで、自然環境に対して情熱を抱きました。その後、さまざまな国を旅する中で、ジャングルの奥地にもごみが落ちていることに衝撃を受けました。この経験から、アイヌ語で「美しい」を意味する『ピリカ』 という SNS を立ち上げました。この活動は、日本だけでなく世界にも広がり 3 億個以上のごみが回収されました。しかし小嶌さんは、これは氷山の一角にすぎず、これから数年でこの数を一気に増やしたいと話しています。
CHARROOM 創業者 CHARROOM さん
大阪府, 近畿エリア
猫が寿司屋台を経営するシミュレーション ゲーム : すし屋台 -お寿司屋さんのお店経営ゲームー
ゲーム制作を独学で学び、イラストも自身で手がける CHARROOM さんは、ミニゲームへの情熱からゲーム開発を本業にしました。最新プロジェクト『すし屋台』は、CHARROOM さんの大好きな 2 つの要素、寿司と猫を組み合わせたものです。この楽しいクッキング ゲームで、プレイヤーは寿司屋台を経営し、寿司を素早く正確に調理してお客さんに提供します。このゲームには、風変わりな猫のキャラクター、時間管理、カラフルなアートが登場します。ゲームを進めると、新しいレシピやアップグレードがアンロックされ、新しい猫のキャラクターと出会うことができます。CHARROOM さんにとって、アプリを作ることは「生きがい」です。現在は、自身の楽しさや遊び心を広めるべく、新たなレストラン ゲームの開発に取り組んでいます。
Ubie株式会社 創業者 久保 恒太さん / 阿部 吉倫さん
AI を用いて、人々が健康上の懸念点を調べて専門医療機関とつながることをサポート : ユビー - 症状検索アプリ
医療アプリの開発を思い立った起業家の久保さんが、共同創業者として真っ先に思い浮かべたのが当時のルームメイトで医師の阿部さんでした。久保さんの技術的な専門知識と阿部さんの医療知識を組み合わせ、利用者が自分の症状を調べ、近くの専門医療機関とつながることを可能にする AI 搭載の症状検索エンジン、『ユビー』 を開発しました。このアプリは、AI 搭載の症状検索エンジンで、利用者は自分の症状から病名を調べたり、近くの専門医療機関を探すことができます。これによって早期受診と病気の早期発見に貢献できるのです。2 人は現在、未病段階のカバー、治療経過や日々の医療ニーズも追跡できるようにサービス拡大を進めており、近い将来『ユビー』を世界的なブランドに成長させたいと考えています。
イズミアルチザン 創業者 泉 拓士さん / 泉 昇平さん
大阪府、近畿エリア
探偵小説にインスパイアされた没入型脱出ゲームを開発 : 脱出ゲーム Rime
その他の日本発の #WeArePlay ストーリーや、世界各地のストーリーも、ぜひご覧ください。
毎月 数十億人もの人が Google Play ストアを訪れています。そして、これらの人々は、世界中のあらゆるバックグラウンドを持つ、大小さまざまな企業や個人の方々が開発した数百万ものアプリやゲームを Google Play ストア上で探しています。#WeArePlay は、このようなアプリやゲームのビジネスを構築する開発者の皆さんをご紹介する取り組みで、世界中から毎月、さまざまな開発者の創業ストーリーを特集しています。2023 年 7 月には、日本の新たな開発者の皆様のストーリーとして、中部、近畿、中国 / 四国地方のストーリーを公開しました。そして本日、東京都のストーリーを公開します。今後、九州 / 沖縄(9 月下旬)、北海道 / 東北(10 月下旬)、東京を除く関東(12 月上旬)と段階的に公開し、最終的には全国から合計 49 の開発ストーリーをご紹介予定です。
こちらのブログでは、本日公開された 7 つのストーリーから 4 つをご紹介します。
まずはじめに、木村 弘毅さんをご紹介します。MIXI の代表取締役社長 CEO である木村さんは、インターネットが登場したとき、「これからコミュニケーションの方法が変わる」と確信し、その一翼を担いたいと考えました。そこで木村さんは、IT 業界に身を投じます。その後まもなく、 MIXI でゲーム開発を担当することになりました。人と人とのつながりを生み出すことに情熱を注ぐ木村さんが手がけるゲームはマルチプレイに対応しており、代表作として今年 10 周年を迎える大人気タイトル『モンスターストライク』があります。木村さんとチームメンバーはコミュニケーションとゲームの力を強く信じながら、他作品とのコラボレーションやゲーム内イベントを通じて驚きと感動体験を提供する新しい方法を模索し続けています。
そして、モバイルゲーム会社『coly』を起業した双子の姉妹、中島杏奈さんと瑞木さんのご紹介です。2 人ともテクノロジーに詳しかったわけではありませんが、アプリ市場ではこれからできることがあると感じ、勤めていた会社を辞めて、coly を起業しました。同社 4 作目となる『魔法使いの約束』は、きれいなグラフィック デザイン、プレイヤーに愛されるキャラクター、そして人の心に刺さる深いストーリー展開で、多くのファンを魅了しています。プレイヤーの大半が女性であるだけでなく、従業員の約 70% も女性です。ファンとのタッチポイントを大事にしている 2 人は、コラボカフェの運営など、オフライン事業も拡大しています。今後も、このような新しいチャレンジを通して coly の作品を世の中にさらに広めていきたいと考えています。
本日公開されたすべてのストーリーは g.co/play/weareplay-japan でご覧いただけます。今後も 2023 年 12 月頃まで毎月新しいストーリーが公開されますので、ご期待ください。
Written by Tamao Imura - Google Developer Marketing Manager, Japan
毎月 数十億人もの人が Google Play ストアを訪れています。そして、これらの人々は、世界中のあらゆるバックグラウンドを持つ、大小さまざまな企業や個人の方々が開発した数百万ものアプリやゲームを Google Play ストア上で探しています。#WeArePlay (英語) は、このようなアプリやゲームのビジネスを構築する開発者の皆さんをご紹介する取り組みで、世界中 (英語) から毎月、さまざまな開発者の創業ストーリーを特集しています。 2022 年の夏には、アメリカ合衆国 (英語) をバーチャルツアーで回り、全 50 州のストーリーを紹介しました。続いて数か月前にはインド (英語) 、数週間前にはヨーロッパ (英語) の各国の開発者のストーリーを紹介しました。
そして本日、日本の新たな開発者の皆様のストーリーを公開します。第一弾として本日、中部、近畿、中国 / 四国地方のストーリーを公開しました。また今後、東京(8 月中旬)、九州 / 沖縄(9 月下旬)、北海道 / 東北(10 月下旬)、東京を除く関東(12 月上旬)と段階的に公開し、最終的には全国から合計 49 の開発ストーリーをご紹介予定です。
こちらのブログでは、本日公開された 21 のストーリーから3つをご紹介します。
まずはじめに、愛知県名古屋市の常川 友樹さんをご紹介します。東京から故郷の名古屋に戻った常川さんは、地元に新しい産業を興し、雇用を創出する会社を立ち上げたいと考えていました。幼い頃からゲームが好きだったことから、アプリやゲームの企画、開発および運営を行う、ワンダープラネットを設立しました。最初のヒット作『クラッシュフィーバー』は、鮮やかなアニメーションで描かれるパズルゲームで、仲間と一緒にプレイでき、チャット機能も備えています。従来のゲームにはなかった斬新な要素を次々に取り入れたことでファンを獲得し、世界的な人気を博しています。
次に、長野県佐久市の坂本 昌彦さんです。福島県南会津郡に住んでいた医師、坂本さんは、子供の診察のために遠方から苦労して医療機関を受診しにくる保護者の存在に気づきました。そこで地方の保育園を訪問し、症状や受診のタイミングを教える活動を始めます。その後、長野県佐久地域でも同様の活動を始め、この情報に誰でもアクセスできるようにするため、仲間とともに『教えて!ドクタープロジェクト』を立ち上げました。プロジェクトが提供するアプリでは、子供の体調の症状検索や、受診の目安、災害時の哺乳瓶の消毒方法など、子育てをする方のための情報を提供しています。
そして最後に、兵庫県神戸市の岡本 圭司さんです。スノーボードに情熱を燃やし、プロのスノーボーダーにまで上り詰めていた岡本さんは、滑走中の事故に遭い脊髄を損傷し、二度とスノーボードができないかもしれないという診断を受けました。将来の展望が見えず絶望していた岡本さんが、滑れない自分に何ができるだろうと始めたのが、スノースポーツ愛好家が全国のスキー場の地図にアクセスし、滑った距離などの記録ができるアプリ『yukiyama』の立ち上げです。その後『yukiyama』の成長とともに岡本さんのスポーツ人生も進展し、今ではパラリンピックに出場しています。
『YAMAP / ヤマップ 登山地図アプリ』の創業者である、春山 慶彦さんのストーリーの紹介動画も公開しています。こちらも併せてお楽しみください。
*春山さんのストーリーは、#WeArePlay のウェブサイト上で 2023 年 9 月に公開予定です。
この記事は Patricia Correa による Android Developers Blog の記事 " #WeArePlay | Discover the people building apps & games businesses " を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。
毎月 25 億以上のユーザーが Google Play にアクセスし、世界中の数百万もの企業によって作成されたアプリやゲームを見つけています。
#WeArePlay (英語) は、これらの企業を支える人々のグローバル コミュニティである皆さんを称えるものです。
皆さんが作成するアプリやゲームには、それぞれ特別なストーリーがあります。子どもの頃からコーディングを続けている方もいれば、人生の後半でテック業界に参入した方もいらっしゃいます。また、生活のペースが目まぐるしい大都市に住んでいる方も、もう少しゆったりした小さな町に住んでいる方もいらっしゃいます。しかし、どのような方でも、どのように異なるストーリーを持っていても、皆さんに共通しているのは、アイデアをビジネスに変えて、世界中の人々にインパクトを与えたいという情熱を持っていることです。
2022 年 6 月 22 日からの数か月にわたって、#WeArePlay で皆さんのそうしたストーリーを共有し、祝福します。
シリーズの第一弾として、ロンドン在住の母娘、 Yvonne さんと Alyssa さんのストーリーをお送りします。この 2 人は、アフリカやカリブ海地域のさまざまなヘアスタイルを表現する着せ替えゲーム 「Frobelles」 (英語) を開発しました。
さらに、「Hand Talk Translator」 を開発した Ronaldo さん、Carlos さん、Thadeu さん(私の母国であるブラジル)、「DailyArt」 を開発したアート愛好家 Zuzanna さん(ポーランド)、「TravelSpend」 を開発した旅行愛好家カップルの Ina さんと Jonas さん(ドイツ)のストーリーもご覧ください。
アプリやゲームのビジネスに関わっているすべての皆さん、Google Play コミュニティの一員になってくださり、ありがとうございます。皆さんの献身的な努力と向上心により、何百万人のユーザーが学習したり、つながり合ったり、くつろいだり、運動したり、仕事を見つけたり、還元したり、笑ったり、楽しんだり、空想の世界に逃れたりすることが可能になっています。
g.co/play/weareplay (英語) では、他にもたくさんのストーリーをご覧いただけます。
Reviewed by Tamao Imura - Developer Marketing Manager, Platforms and Ecosystems