毎月 数十億人もの人が Google Play ストアを訪れています。そして、これらの人々は、世界中のあらゆるバックグラウンドを持つ、大小さまざまな企業や個人の方々が開発した数百万ものアプリやゲームを Google Play ストア上で探しています。#WeArePlay は、このようなアプリやゲームのビジネスを構築する開発者の皆さんをご紹介する取り組みで、世界中から毎月、さまざまな開発者の創業ストーリーを特集しています。2023 年 7 月には、日本の新たな開発者の皆様のストーリーとして、中部、近畿、中国 / 四国地方のストーリーを公開しました。そして本日、東京都のストーリーを公開します。今後、九州 / 沖縄(9 月下旬)、北海道 / 東北(10 月下旬)、東京を除く関東(12 月上旬)と段階的に公開し、最終的には全国から合計 49 の開発ストーリーをご紹介予定です。
こちらのブログでは、本日公開された 7 つのストーリーから 4 つをご紹介します。
まずはじめに、木村 弘毅さんをご紹介します。MIXI の代表取締役社長 CEO である木村さんは、インターネットが登場したとき、「これからコミュニケーションの方法が変わる」と確信し、その一翼を担いたいと考えました。そこで木村さんは、IT 業界に身を投じます。その後まもなく、 MIXI でゲーム開発を担当することになりました。人と人とのつながりを生み出すことに情熱を注ぐ木村さんが手がけるゲームはマルチプレイに対応しており、代表作として今年 10 周年を迎える大人気タイトル『モンスターストライク』があります。木村さんとチームメンバーはコミュニケーションとゲームの力を強く信じながら、他作品とのコラボレーションやゲーム内イベントを通じて驚きと感動体験を提供する新しい方法を模索し続けています。
次に、WFS の CEO である柳原 陽太さんです。英国で育った柳原さんは、子どもの頃にゲームの魅力にはまり、色々なゲームをプレイしながら育ちました。その中でも、特に惹かれた日本の RPG では、ゲームのストーリーを通して、当時、日本と英国の間でアイデンティティを模索していた自身が、ありのままでいても良いと感じ、救われる経験をしました。この経験が、ゲーム開発の道に進む大きなきっかけとなりました。また、柳原さんは『ライトフライヤースタジオ』の作品を通して、心が震える体験を作りたいと考えています。その一例として、ヒット作『ヘブンバーンズレッド』では、プレイヤーの心に残るストーリー制作で有名なゲームブランド「Key」とタッグを組み、感動的な RPG を生み出すことに成功しました。今後も、自分たちにしか作れない新しいゲームをリリースし続け、『ライトフライヤースタジオ』を世界有数のゲームスタジオに進化させたいと考えています。
そして、モバイルゲーム会社『coly』を起業した双子の姉妹、中島杏奈さんと瑞木さんのご紹介です。2 人ともテクノロジーに詳しかったわけではありませんが、アプリ市場ではこれからできることがあると感じ、勤めていた会社を辞めて、coly を起業しました。同社 4 作目となる『魔法使いの約束』は、きれいなグラフィック デザイン、プレイヤーに愛されるキャラクター、そして人の心に刺さる深いストーリー展開で、多くのファンを魅了しています。プレイヤーの大半が女性であるだけでなく、従業員の約 70% も女性です。ファンとのタッチポイントを大事にしている 2 人は、コラボカフェの運営など、オフライン事業も拡大しています。今後も、このような新しいチャレンジを通して coly の作品を世の中にさらに広めていきたいと考えています。
本日公開されたすべてのストーリーは g.co/play/weareplay-japan でご覧いただけます。今後も 2023 年 12 月頃まで毎月新しいストーリーが公開されますので、ご期待ください。
Written by Tamao Imura - Google Developer Marketing Manager, Japan