このシリーズでは、Android と Google Play の製品情報で、日本の皆さんに特に重要な記事を見やすくお届けするために、グローバルで発表されたブログ記事の URL を、1 つのブログ記事にまとめます。
*リンク先は英語の記事になります。お手数ですが Chrome ブラウザの翻訳機能などを使って、投稿を日本語でご確認ください。
Android
Android Studio チームをご紹介 : Android デベロッパー UX マネージャー Dan Dole へのインタビュー (Meet the Android Studio Team: A Conversation with Android Developer UX Manager, Dan Dole)
アプリをレベルアップ : Android のウィジェットが革新的な理由 (Level Up Your App: Why Android Widgets are a Game-Changer)
Spotlight Week : ウィジェットのデザインと開発 (Spotlight Week: Design and Develop Widgets)
SoundCloud が Jetpack Glance を活用してわずか 2 週間で Liked Tracks のウィジェットを構築 (SoundCloud uses Jetpack Glance to build Liked Tracks widget in just 2 weeks)
ウィジェット品質階層の導入について (Introducing Widget Quality Tiers)
正規のウィジェット レイアウトでデザインする (Design with Widget Canonical Layouts)
Firebase の Vertex AI 経由で Imagen 3 を使用し Android アプリ向けの美しいビジュアルを生成 (Generate Stunning Visuals in Your Android Apps with Imagen 3 via Vertex AI in Firebase)
Jetpack Media3 の Transformer による一般的なメディア処理操作について (Common media processing operations with Jetpack Media3 Transformer)
ロック画面のウィジェット : よくある質問 (Widgets on lock screen: FAQ)
健康状態をより深く把握する : 新機能が追加されたヘルスコネクト Jetpack SDK がベータ版に (Unlock Deeper Health Insights: Health Connect Jetpack SDK is now in beta and new feature updates)
Jetpack WindowManager 1.4 が安定版に (Jetpack WindowManager 1.4 is stable)
Gemini in Android Studio でマルチモーダルの画像添付が可能に (Multimodal image attachment is now available for Gemini in Android Studio)
#TheAndroidShow : Gemini in Android Studio におけるマルチモーダル、ゲーム開発の最新情報、MWC での最新デバイスや XR についてをお届け (#TheAndroidShow: Multimodal for Gemini in Android Studio, news for gaming devs, the latest devices at MWC, XR and more!)
Android 16 ベータ版 3 (The Third Beta of Android 16)
Bump が歩んだ Jetpack Compose を活用した Android での素晴らしい体験 (Bump’s Journey into Delightful Experiences on Android with Jetpack Compose)
ViewModel におけるライフサイクルとステートの単体テスト (Unit Testing Lifecycle and State in ViewModels)
Now in Android #114 (Now in Android #114)
WebView をエッジ ツー エッジに (Make WebViews edge-to-edge)
Google Play
Google Play の強化されたウィジェット検索機能でアプリのエンゲージメントを促進 (Google Play enhances widget discovery to drive engagement with your app)
#WeArePlay | Memory Lane Games が認知症の方を支援している方法 (#WeArePlay | How Memory Lane Games helps people with dementia)
アプリのエコシステムを強化:安全で効率的な開発のためのツールを拡充 (Strengthening Our App Ecosystem: Enhanced Tools for Secure & Efficient Development)
Google Devs Japan の X (旧 Twitter) をフォローして、今後のアップデートをお見逃しなく!
Posted by Tamao Imura - Google Developer Marketing Manager, Japan
この記事は Sara Hamilton による Android Developers Blog の記事 " Leading Health and Fitness Apps Roll Out Health Connect Integrations " を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。
アプリ デベロッパーの皆さんは、昨年導入されたヘルスコネクト (英語) を使って、健康とフィットネスのデータを共有するプラットフォームに早期アクセスできます。このプラットフォームは、ユーザーの同意のもと、Android デバイスをまたいでデータを安全に共有するもので、Samsung と連携して開発しています。この仕組みにより、アプリ間の接続がシンプルになり、ユーザーは一元的にプライバシーを管理できるようになります。今回、プライバシー設定を集中的に管理する場所として、ヘルスコネクト(ベータ版)アプリを Google Play でダウンロードできるようにしています。細かい制御によってどのアプリがどの時点でデータにアクセスするかを確認できます。
2022 年 11 月 14 日以降、10 以上の健康、フィットネス、ウェルネス関係のアプリで、このプラットフォームとの連携機能が公開されています。これらのアプリには、ヘルスコネクトの先行ユーザーである MyFitnessPal、Oura、Peloton も含まれています。
この連携機能の第 1 弾を通して、ヘルスコネクトがデベロッパーに多くの重要なメリットをもたらしていることがわかっています。
健康とフィットネスのアプリ同士が相互に連携できるようになることで、それぞれのアプリが質の良い総合的な健康情報をユーザーに提供できるようになります。
これまでは、複数の API 接続を駆使しなければ別のアプリとデータを共有できなかったため、連携機能の開発やメンテナンスには費用がかかっていました。それがデベロッパーのデータ共有能力の足かせになっていたため、ユーザーが別のアプリでデータを活用するのは困難でした。
ヘルスコネクトを使うと、新しいアプリとの連携機能はヘルスコネクトから新しいデータを読み取るだけで簡単に開発できます。新たな連携機能を開発する必要はありません。
たとえば、Android ユーザーは、Oura、MyFitnessPal、WeightWatchers、Lifesum といったアプリで Peloton ワークアウトを同期したりその実績を反映したりできるようになります。ヘルスコネクトとの連携機能が 1 つあるだけで、Peloton メンバーはワークアウトの統計情報を健康サポートアプリのエコシステム全体に共有できるようになります。
ヘルスコネクトには標準データスキーマがあり、6 つのカテゴリで 40 種類以上のデータがサポートされています。スキーマは直感的に利用でき、エクササイズ、睡眠管理、バイタルサインなどのさまざまなユースケースに対応しています。ヘルスコネクトに格納されているものであれば、どんな種類のデータでも数行のコードだけで読み書きできます。さらに、ヘルスコネクトは複雑な集計もサポートするので、アプリのユースケースに合わせて自由自在にクエリをカスタマイズできます。
「当社のエンジニアは、既存のアーキテクチャを簡単にヘルスコネクトの API に対応させ、栄養、水分補給、運動、歩数といったユーザーの健康データを読み書きすることができました。この連携機能があれば、ヘルスコネクトに書き込みを行うすべてのサードパーティ製アプリのデータも利用できるので、ユーザーの選択肢が広がります。同時に、細かな権限設定でどのデータを共有するかを選べるので、ユーザーの柔軟性も向上します」
– MyFitnessPal の最高技術責任者、Jason Peterson 氏
これまで、ユーザーは複数のアプリを開いてデータの権限を管理しなければなりませんでした。また、権限管理の UI はデベロッパーが自前で準備する必要がありました。
ヘルスコネクトを使うと、ユーザーは 1 か所で簡単に権限を管理でき、細かい制御によってどのアプリがどの時点でデータにアクセスしているかを確認できます。
デベロッパーにとって、ヘルスコネクトは権限管理ハブであり、すぐに設定して使える詳細な権限 UI です。
さまざまな種類のデータが示された詳細権限画面
たとえば、Signos はヘルスコネクトを使った権限チェックを簡単に設定できました。「うれしい驚きの 1 つは、ユーザーのオンボーディング UX でした」と Signos のデベロッパーである Jake Smith 氏は話します。「簡単に挿入できるコードで権限を設定できるので、ユーザーにもメリットがあります」
多くのデベロッパーがすでにヘルスコネクトとの連携をしています。ユーザーに高度な情報を提供できるチャンスを見逃さないように、ぜひヘルスコネクトを導入してください。ドキュメント、便利な動画チュートリアル (動画/日本語字幕あり) 、コードサンプルを確認し、さっそく今日から開発を始めましょう!