このシリーズでは、Android と Google Play の製品情報で、日本の皆さんに特に重要な記事を見やすくお届けするために、グローバルで発表された直近のブログ記事の URL を、1 つのブログ記事にまとめます。
*リンク先は英語の記事になります。お手数ですが Chrome ブラウザの翻訳機能などを使って、投稿を日本語でご確認ください。
Android
Telecom の最新アルファ版で、VoIP アプリの体験にネイティブな視認性を (Bring Native Visibility to Your VoIP App Experience with Telecom's Latest Alpha)
FotMob がクロスデバイスのディスカバリーを活用し、過去最高の Wear OS 導入数を記録した方法 (How FotMob leveraged cross-device discovery to score record Wear OS adoption)
Wear OS 7 の新機能 (What's New in Wear OS 7)
Android for Cars の新機能:プラットフォームの統合とプレミアムな体験の解放 (What's new in Android for Cars: Unifying platforms and unlocking premium experiences)
Android UI 開発は Compose ファーストへ (Android UI Development is Compose First)
Android Studio I/O エディション:Android デベロッパー ツール の新機能 (Android Studio I/O Edition: What’s new in Android Developer tools)
Android Performance Analyzer のご紹介:Android プロファイリングの次なる進化 (Introducing Android Performance Analyzer : The Next Evolution in Profiling for Android)
Unity、Unreal、Godot 向け Android XR の最新アップデート (Android XR Updates for Unity, Unreal, and Godot)
Android XR SDK のアップデート:デベロッパー プレビュー 4 のご紹介 (Updates to the Android XR SDK: Introducing Developer Preview 4)
拡大を続ける Android エコシステムに向けたアダプティブ開発 (Adaptive development for the expanding Android ecosystem)
Android XR デベロッパー カタリスト プログラムで未来を構築しよう — 今すぐ応募 (Build for the future with the Android XR Developer Catalyst Program — Apply now!)
Android CLI がついに安定版 1.0 に:あらゆるエージェントを使った Android 開発を加速 (Android CLI Now Stable 1.0: Accelerate developing for Android using any agent)
Google TV でのアプリのディスカバリーとエンゲージメントの向上 (Increasing app discovery and engagement on Google TV)
Google AI Studio でネイティブ Android アプリを構築する (Build native Android apps in Google AI Studio)
Google I/O で Android デベロッパーが知っておくべき 17 のこと (17 Things to know for Android developers at Google I/O)
Google I/O ‘26:インテリジェンスな体験を構築するための Android 上の AI に関する主要アップデート(Top AI on Android updates for building intelligent experiences from Google I/O ‘26)
Google Play
I/O 2026:Google Play の新機能 (I/O 2026: What's new in Google Play)
この記事はプロダクト マネージャー、Mayank Jainによる Android Developers Blog の記事 " Android Studio Giraffe is stable" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。
今回のリリースでは、IntelliJ プラットフォームを 2022.3 にアップグレードし、Android Studio のまったく新しい見え方と使用感や、ライブ編集の改善、Compose アニメーション プレビュー、新しい Device Explorer、新しい SDK アップグレード アシスタント、Gradle ビルド スクリプトでの Kotlin DSL の利用などを導入しています。ここでは、Android Studio Giraffe 🦒 でどのようにデベロッパーの生産性が向上するかについて説明します。
10 年以上前に初期バージョンをリリース (動画/英語 - 日本語の自動字幕あり) して以来、フィードバックを送っていただいている、Android Studio をご利用の皆さんに感謝いたします。さっそく最新の安定版をダウンロード (英語) してください。これからも、Android アプリ開発に特化した最高クラスの統合開発環境 (IDE) を提供するという約束を果たしていきたいと考えています。
Android Studio の新しい UI (プレビュー)
大きな期待を集めていた IntelliJ プラットフォーム アップデートと合わせて、Android Studio Giraffe の『新しい UI』と呼んでいる見え方のプレビューを共有できることをうれしく思っています。テーマを再設計した目的は、見た目の複雑さを軽減し、重要な機能へのアクセスを簡単にし、必要に応じて複雑な機能を表示することにあります。その結果、モダンでクリーンな見え方と使用感が実現されています。
ユーザーやその他の IntelliJ ベースの IDE からのフィードバックを集め、以前の UI を完全に置き換えられるようにするため、IntelliJ 2022.2 で新しい UI を早期プレビュー版として初めてリリースしました。その後、IntelliJ 2022.3 でベータ版となり、多くのバグの修正や改善が行われました。
Giraffe リリースでは、新しい UI の採用を始めます。デフォルトのメイン ツールバーや Android 用のツール ウィンドウ構成の最適化、アイコンのスタイルの刷新など、いくつかの Android Studio 固有の変更点も追加されています。Google では、 この新たなデザインの方向性に期待して、Hedgehog リリース以降でも導入を続ける予定です。
新しい UI を使うには、[Settings] > [Appearance & Behavior] > [New UI] から有効化します。すべての変更点の一覧は、IntelliJ の新しい UI のドキュメントをご覧ください。
IntelliJ から採用した新しい UI
新しい診断とバグレポートのツール
新しい UI を試すときは、新しい診断とバグレポートのツールから詳細なフィードバックをお送りください。関連するログファイルがすでに添付され、簡単にバグを報告できるようになっています。新しいバグレポート ツールは、[Help] > [Collect Logs and Diagnostic Data] から利用できます。
Device Explorer のアップデート
新しい UI と合わせて導入されるのが、Device Explorer (以前のバージョンの Android Studio での呼称は Device File Explorer) のアップデートです。Device Explorer では、ファイルとそれに関連するアクションが [Files] タブにまとめられています。さらに、新しい [Processes] タブでは、接続されているデバイスのデバッグ可能なプロセスを一覧表示でき、そこからプロセスを選択して終了または強制停止したり、指定したプロセスにデバッガをアタッチしたりできます。
ライブ編集でコンポーザブルをリアルタイムに更新
ライブ編集を使うと、Android エミュレータや実機のコンポーザブルをリアルタイムに近い形で更新できます。コンポーザブルを編集すると、アプリを再デプロイすることなく、実行中のデバイスで UI の変更を確認できます。
コードの記述とアプリのビルドというコンテキストの切り替えを最小限にとどめることができるので、中断することなく、コードの記述に長い時間集中できます。ライブ編集を試すには、[Settings] > [Editor] > [Live Edit] から有効化 (英語) し、Android Gradle プラグイン (AGP) 8.1 以降と Jetpack Compose ランタイム 1.3.0 以降を使用します。
Compose アニメーション プレビュー - アニメーション サポートの拡大 Compose アニメーション プレビューがたくさんの追加 Compose API をサポートするようになりました。(updateTransition と AnimatedVisibility に加えて)animate*AsState、CrossFade、rememberInfiniteTransition、AnimatedContent に対応しました。(上記リンク全て英語)また、新しいピッカーが追加されるので、列挙型やブール型以外の状態を設定し、正確な入力を使って Compose アニメーションをデバッグできるようになります。サポート対象のすべての Compose Animation API で、再生、一時停止、スクラブ、スピードの調整が可能です。
Compose アニメーション プレビュー - アニメーション サポートの拡大
Android SDK アップグレード アシスタント 新しい Android SDK アップグレード アシスタントを使うと、targetSdkVersion (アプリがターゲットとする API レベル) のアップグレードに必要な手順を IDE の中で直接確認できます。さらに、Android デベロッパー サイトからアップグレード関連のドキュメントを直接取得してツール ウィンドウに表示してくれるので、ブラウザと IDE を行き来する必要もなくなります。移行の各手順では、互換性を破る重要な変更とその対処方法がハイライトされ、すべての変更点の一覧から自分のアプリに関連する手順だけを絞り込んで表示することもできます。
Android SDK アップグレード アシスタントは、[Tools] > [Android SDK Upgrade Assistant] から利用できます。
Android SDK アップグレード アシスタント
ビルドシステムの改善
Gradle ビルド スクリプトの Kotlin DSL
Kotlin は可読性が高いだけでなく、コンパイル時のチェックや IDE サポートも優れています。Android Studio Giraffe では、Gradle ビルド スクリプトで Kotlin DSL が正式サポートされます。つまり Kotlin は、Jetpack Compose の UI などのプロジェクト コードだけでなく、ビルド スクリプトの編集でもデフォルトの言語となります。
Android Studio Giraffe 以降で新しいプロジェクトやモジュールを作成する場合は、デフォルトで Kotlin DSL が使われます。既存のビルドを移行したい場合は、Kotlin DSL 移行ガイドをご確認ください。
この改善にあたっては、Gradle と JetBrains のチームと連携して作業を進めてきました。詳しい内容については、関連するお知らせが Gradle ブログ、JetBrains ブログに掲載されています。
さらに、TOML ベースの Gradle バージョン カタログも試験運用版サポートとして追加します。これは、1 か所で依存関係を一元管理し、モジュール間やプロジェクト間で依存関係を共有できる機能です。Android Studio では、エディタの提案、プロジェクト構造ダイアログとの連動、新規プロジェクト ウィザードを通して、簡単にバージョン カタログを設定できます。
Gradle 同期中のダウンロード情報
予期しない依存関係がダウンロードされることによって同期のパフォーマンスが低下しているのではないかと考えている方のため、新しい同期ツール ウィンドウに、依存関係のダウンロードにかかった時間の概要表示と、リポジトリごとのダウンロードの詳細表示を追加します。この表示は、同期の進行に合わせてリアルタイムに更新されます。非効率なリポジトリの設定方法になっていないかを確認することもできます。
アプリ別の言語サポートの自動化
通常、多言語ユーザーはシステム言語を英語などの 1 つの言語に設定します。しかし、特定のアプリでは、オランダ語、中国語、ヒンディー語などの別の言語を選択したいこともあります。Android 13 でアプリ別の言語設定が導入されましたが、Android Gradle プラグイン 8.1 以降では、プロジェクトのリソースに応じて自動的にこれをサポートするようにアプリを設定できます。
選択したモジュールをビルドするツールバー ボタン
Android Studio Giraffe では、ツールバーから選択したモジュールをビルドするオプションを選択することで、現在作業中のモジュールのみをビルドできます。この新しいオプションを使うと、必要以上のものをビルドすることなく、記述したコードがコンパイルできるかをチェックできます。詳細はこちらをご覧ください (英語)。
まとめ
この記事の内容をまとめます。Android Studio Giraffe には、以下の機能強化や新機能が搭載されています。詳細を知りたい方は、リリースノートの詳しい説明をご覧ください。
IDE の機能強化
IntelliJ プラットフォーム 2022.3 へのアップグレード:たくさんの機能とバグの修正を含む
Android Studio の新しい UI:Android Studio で IntelliJ のモダンなデザイン言語からたくさんの改善を採用
Device Explorer のアップデート:2 つの新しいタブを提供: [Files] と [Processes] から、デバッグ可能なプロセスの一覧表示、プロセスの終了および強制停止、デバッガのアタッチが可能
新しい診断とバグレポートのツール:関連するログファイルがすでに添付され、Android Studio のバグを簡単に報告
コーディングの生産性
ライブ編集でコンポーザブルをリアルタイムに更新:リアルタイムにコンポーザブルを更新でき、コンポーザブルを編集すると、アプリを再デプロイすることなく、実行中のデバイスで UI の変更を確認可能
Compose アニメーション プレビュー - アニメーション サポートの拡大:たくさんの Compose API がサポートされることに加え、新しいピッカーが追加されるので、列挙型やブール型以外の状態を設定し、正確な入力を使って Compose アニメーションをデバッグ可能
Android SDK アップグレード アシスタント:targetSdkVersion (アプリがターゲットとする API レベル) のアップグレードに必要な手順を Studio の中で直接確認
Gradle ビルド スクリプトの Kotlin DSL:Gradle ビルド スクリプトで Kotlin DSL が正式サポートされたことで、Kotlin がプロジェクトのコード、Jetpack Compose による UI、ビルド スクリプトでも利用できる単一のデフォルト言語に
Gradle 同期中のダウンロード情報: 依存関係のダウンロードにかかった時間の概要表示と、リポジトリごとのダウンロードの詳細表示
アプリ別の言語サポートの自動化:AGP がアプリ別の言語設定を自動構成
選択したモジュールをビルドするツールバー ボタン: ツールバーから選択したモジュールをビルドする選択肢を選ぶことで、現在作業中のモジュールのみをビルド
さっそく Android Studio をダウンロード
さっそく Android Studio Giraffe (英語)🦒 をダウンロードして、ワークフローに新機能を組み込みましょう。いつものように、気に入った機能や問題点、新機能の提案などのフィードバックは大歓迎です。バグや問題を見つけた方は、問題を送信してください。また、既知の問題もご確認ください。Android 開発の最新情報については、Twitter や Medium、YouTube で Google Play をフォローすることもお忘れなく。
Reviewed by Mari Kawanishi - Developer Marketing Manager, Google Play
この記事は Takeshi Hagikura による Android Developers Blog の記事 " Android Studio Chipmunk" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。
今回は、Android Studio Chipmunk 🐿 安定版のリリースについてお知らせします。Android Studio は、Android アプリ開発の公式 IDE です。これは小さな機能リリースですが、最新の IntelliJ アップデートが含まれています。また、品質と安定性に多くの時間をかけており、このリリースだけで 175 以上の品質の問題に対応しています。
Android Studio の最新安定版を使いたい方は、さっそくダウンロード (英語) してください!
Android Studio Chipmunk のすべての新機能のリストを次に示します。
Jetpack Compose のデベロッパーが、Compose で作成したアニメーションを調査したりデバッグしたりできる機能です。この機能はこれまで試験運用版でした。コンポーザブル プレビューにアニメーションが記述されていれば、ある時間でのアニメーションの正確な値を調べたり、アニメーションの一時停止やループ、早送り、スロー再生ができます。この機能は特に、アニメーションとデザイン仕様をフレーム単位で比較する際に役立ちます。
現在の Compose アニメーション プレビューでは、AnimatedVisibility と updateTransition がサポートされています。今後、さらに多くの種類のアニメーションがサポートされる予定です。
Android Studio Chipmunk では、表示されるジャンク情報が更新されており、ジャンクの種類などが含まれるようになっています。想定期限と実際の期限も表示されるので、ジャンクの実際の原因を見つけるのに役立ちます。このジャンク情報は、API レベル 31(Android 12)以降の Android Emulator または実機を使う場合に表示されます。詳細については、こちらを参照してください。
Chipmunk では、Build Analyzer に新しい Jetifier チェックを導入しました。これにより、Jetifier フラグをオフにするとビルド時のパフォーマンスを改善できる場合に通知されます。
Jetifier フラグは、サードパーティ製ライブラリを AndroidX を使うように自動移行するもので、現在も大半の Android Studio プロジェクトで有効になっています。しかし、ほとんどのライブラリ エコシステムがネイティブに AndroidX をサポートするように移行されているため、このフラグをオンにしている場合、ビルドに不要なオーバーヘッドが追加されることになります。その場合、フラグをオフにすると一般的にビルド時間を 5~10% 短縮できます。
Android Studio Chipmunk での Android 固有の機能の数は少ないものの、このリリースには IntelliJ 2021.2 プラットフォーム メジャー リリース 😎 が含まれており、プロジェクト全体の分析、新しい強力なパッケージ検索 UI、ワークフローを高速化する IDE アクションの拡張など、多くの新機能が搭載されています。詳細はこちら (英語) をご覧ください。
Android Studio Chipmunk 🐿 は見逃すことができないアップデートです。短期間でのリリースでしたが、新しいバージョンの IntelliJ、IDE の品質やパフォーマンス、安定性改善に向けたたゆまぬ作業、そしてここで紹介した機能などが詰まっています。さっそくダウンロード (英語) してお試しください!
いつものように、気に入った機能や問題点、新機能の提案などのフィードバックは大歓迎です。バグや問題を見つけた方は、問題を送信してください。最新機能に関する情報をいち早く得るには、私たち Android Studio 開発チームを Twitter と Medium でフォローしてください。
この記事は Adarsh Fernando による Android Developers Blog の記事 " Android Studio Bumblebee (2021.1.1) Stable " を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。
Android Studio チームは、Android 公式の IDE とビルドシステムの最新版である Android Studio Bumblebee (2021.1.1) 🐝 と Android Gradle プラグイン (AGP) 7.1.0 の安定版リリースに向けて取り組んできました。一般的なデベロッパー ワークフローの幅広い領域で機能強化をしました。具体的には、ビルドとデプロイ、プロファイリングと検査、そしてデザインです。
注目すべき追加機能をいくつか挙げてみましょう。Android Studio と継続的インテグレーション (CI) サーバー間での統合テストの実行 ✅、ADB over Wi-Fi をサポートするための便利なペア設定フロー 📲、アプリのジャンクを特定して分析する際に役立つプロファイラ ツールの強化 🕵️、アプリをデバイスにデプロイせずにアニメーションをプレビューしたり 🎥 UI インタラクションしたりする新たな方法などです。
今回のリリースも、プレビュー ユーザーの皆さんからの早期フィードバックがなければ実現できなかったはずです。以下では、今回の安定版の主な特長や新機能について紹介します。さっそく自分で試してみたい方は、公式ウェブサイトから Android Studio Bumblebee (2021.1.1) (英語) をダウンロードしてください。
以下では、Android Studio Bumblebee (2021.1.1) のすべての新機能を 3 つの主なテーマにまとめています。
デバイス マネージャ
ADB over Wifi によるデバイスのペア設定
異なるランナーを使うと、結果が一致しない
今回より、Android Studio は Gradle からインストルメンテーション テストを実行
CPU Profiler の詳細なフレーム ライフサイクル情報
<profileable android:shell="true"/>
Background Task Inspector でのジョブ、アラーム、ウェイクロックの検査
Compose プレビューを操作して動作を検証
アニメーション付きベクター型ドローアブルのプレビュー
以下、Android Studio Bumblebee (2021.1.1) に含まれる主な機能拡張と新機能をまとめます。