この記事は Wolfram Klein による Android Developers Blog の記事 " Android 13 for TV is now available " を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

この記事は Wolfram Klein による Android Developers Blog の記事 " Android 13 for TV is now available " を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

2022 年 12 月 2 日、Android TV OS (英語) の最新版となる Android 13 for TV をリリースしました。この最新リリースでは、パフォーマンスとユーザー補助がさらに改善され、次世代 TV 向けに魅力的なアプリを開発できるようになっています。

ここでは、Android 13 for TV の新機能をいくつか紹介します。


パフォーマンスと品質

Android 13 では大画面向けの新しい API が導入され、さまざまな種類のデバイスで高品質なユーザー エクスペリエンスを実現できるようになっています。

  • AudioManager API (英語) が改善され、アクティブなオーディオ デバイスのオーディオ属性サポートを予測したり、再生を始める前に最適な形式を選んだりできるようになります。

  • 対応している HDMI ソースデバイスでユーザーがデフォルトの解像度とリフレッシュ レート (英語) を変更できるようになり、これまで以上に安定した再生が可能になります。

  • MediaSession (英語) ライフサイクルが HDMI の状態変化を認識するようになるので、TV ドングルなどの HDMI ソースデバイスが HDMI の状態変化に応じて電力を節約したり、コンテンツを一時停止したりできるようになります。


ユーザー補助と入力コントロール

Android 13 では、TV の操作を柔軟にする新機能が導入されます。

  • InputDevice API (英語) が異なるキーボード配列に対応します。ゲーム デベロッパーは、異なるレイアウトの物理キーボードをサポートするために、物理位置でキーを参照することもできます。

  • 新たに作成された AccessibilityManager (英語) の音声説明 API を使うと、システム全体の新しい音声説明設定をアプリから照会できます。そのため、ユーザーの設定に合わせて自動的に音声説明を提供できます。

TV 向けの Android 13 に導入されるその他の新機能の詳細については、Android TV OS デベロッパー サイト (英語) をご覧ください。ADT-3 と Android TV エミュレータの両方で、新しいリリースが公開されています (英語)。Google TV インターフェースか、標準の Android TV インターフェースのどちらかを選択してテストできます。いつものことですが、Android TV OS をサポートし続けてくださるデベロッパーの皆さんに感謝いたします。皆さんが大画面向けに作り続けているイノベーションあふれるすばらしいアプリを見るのを楽しみにしています。


Reviewed by Mari Kawanishi - Developer Marketing Manager, Google Play

この記事は Maru Ahues Bouza による Android Developers Blog の記事 " 13 Things to know for Android developers at Google I/O!" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

この記事は Maru Ahues Bouza による Android Developers Blog の記事 " 13 Things to know for Android developers at Google I/O!" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

何かを作ってすぐ、スマートフォンだけでなく、テレビ、自動車、タブレット、スマートウォッチを含め、世界の数十億の人々に届けることができるプラットフォームは多くはありません。今年の Google I/O では、このチャンスを最大限に活用していただけるように、Android がたくさんの方法で皆さんをサポートしていることを説明しました。また、最新の Android 開発が、可能な限り多くの共通性をもたせることで、日常生活で使用するあらゆる場面に適したエクスペリエンスを短時間で、かつ簡単に作成できるようになっていることにも触れました。

ここでは、Android デベロッパーが知っておくべきことの上位 13 をまとめています。Jetpack Compose やタブレット、Wear OS、そしてもちろん Android 13 も含まれています! Android の I/O プログラムには、26 のテクニカル セッションと 4 つのワークショップが含まれています。さらに、もう 1 つの #TheAndroidShow (動画/英語) のエピソードとして、Android ライブ Q&A も開催しました。#AskAndroid を使って質問されたツイートはエキスパート チームがライブ配信 (動画/英語) で回答しました。

 

最新の Android 開発

#1: さらに高度なユースケースがサポートされた Jetpack Compose ベータ版 1.2

Android の最新 UI ツールキットである Jetpack Compose は、ダウンロード可能フォント、LazyGrids、ウィンドウ インセット、ネストされたスクロールの相互運用性など、さらに高度なユースケースを実現する API を提供し続けています。また、Live Edit、再コンポーズのデバッグ、アニメーション プレビューといった機能を搭載したツールもサポートします。詳細はブログ投稿をご覧ください。


 

#2: Android Studio: Live Edit の導入

Android Studio Dolphin ベータ版と Electric Eel Canary を使うと、より多くのことを短時間で行うことができます。Android Studio Dolphin には、Jetpack Compose や Wear OS 開発向けの新機能や機能改善が搭載されています。また、Logcat の操作も新しくなっています。Android Studio Electric Eel には、新しい Google Play SDK Index や Firebase Crashlytics との連携機能が追加されます。さらに、大画面でアプリをテストするための新しいサイズ変更可能なエミュレータや、コンポーズ可能な関数内のコードの変更を即座にデプロイできる新機能 Live Edit も提供されます。Android 開発ツールの新機能 (動画/英語) に関するセッションを視聴し、こちらの Android Studio I/O ブログ投稿をお読みください。

#3: ベースライン プロファイルでアプリの読み込み時間を短縮

インストール直後のアプリのスピードは、ユーザーの維持率に大きく影響します。そのスピードを高めるために、ベースライン プロファイルを作成しました。ベースライン プロファイルを使うと、アプリやライブラリが Android ランタイムにコードパスの使用方法に関するメタデータを提供できます。ランタイムは、それを使って Ahead-Of-Time コンパイルの優先順位を判断します。コードを一切変更せず、ベースライン プロファイルを追加するだけで、アプリの起動時間が最大 30% 短縮されます!ベースライン プロファイルは、すでに Jetpack の内部で使われています。私たちは、Fragments や Compose といった人気のライブラリにベースラインを追加して、エンドユーザーのエクスペリエンスを向上させています。アプリ フレームワークの新機能 (動画/英語) を視聴し、こちら (英語) の Jetpack ブログ投稿をお読みください。

 



Better Together

#4: Android タブレットで大画面化

Google は全力を挙げてタブレットに対応しています。前回の I/O 以降、大画面の最適化に注力した Android 12L をリリースしました。Android 13 にはその機能改善がすべて含まれているだけでなく、さらなる機能追加も行われています。また、来年登場する Pixel タブレットについてもお知らせしました。すばらしい新ハードウェア、アップデートされたオペレーティング システムと Google アプリ、改善されたガイドラインとライブラリ、そして刺激的な Google Play ストアの変更がそろった今こそ、アプリを見直して大画面と Android 13 に対応する絶好のタイミングです。今年の I/O で 4 つのセッションと 1 つのワークショップ (動画/英語) を開催し、大画面のデザイン (動画/英語) から実装 (動画/英語) まで、詳しく説明しているのはそのためです。

#5: Wear OS: Compose などの機能

Wear OS の最新アップデートが行われた今、ウェアラブルの開発でできることを再考できます。Jetpack Compose for Wear OS は現在ベータ版です。これを使うと、これまでよりも少ないコードで、美しい Wear OS アプリを作成できます。健康とフィットネス関連のデベロッパー コミュニティに大きなイノベーションをもたらすヘルスサービスも、現在ベータ版になっています。そして今回は、Google Pixel Watch を発表しました。Fitbit と Wear OS の長所を合わせ持つもので、今秋発売予定です。ウェアラブルの期待のアップデートの詳細については、Wear OS テクニカル セッション (動画/英語) をご覧いただくか、Jetpack Compose for Wear OS のお知らせ (英語) をお読みください。 


#6: Health Connect の導入

Health Connect は、Google と Samsung が密接に連携して作り上げた新しいプラットフォームです。これを使うと、簡単にアプリ同士を接続して、ユーザーの健康とフィットネスに関するデータに安全にアクセスしたり、それらのデータをすべてのアプリとデバイスで共有したりできるようになり、少ない作業で多くのユーザーに簡単にアプローチできます。5 月 11 日より、Jetpack Health から Health Connect にアクセスできるようになりました。詳しくは、お知らせ (英語) を確認するか、I/O のセッション (動画/英語) をご覧ください。

#7: Android for Cars と Android TV OS

Android for Cars と Android TV OS が、米国やその他の国で拡大を続けています。ネットワークに接続しながら運転したりテレビを見たりするユーザーが増える中、今年は自動車やテレビ向けの開発がさらに簡単になる新機能を導入します。詳しくは、2 日目 (5 月 12 日) に開催された、Android for Cars の新機能 (動画/英語) や Google TV と Android TV の新機能 (動画/英語) に関するセッションをご覧ください。

#8: 音声対応のデバイスが増加

Android for Cars の Shortcuts API にアクセスできるデベロッパーを拡大することにより、Google アシスタントを搭載したさまざまなデバイスで、音声を使って簡単にアプリにアクセスできるようにしています。この機能は、Wear OS (英語) アプリでも今年中にサポートされる予定です。また、Smarter Custom Intents (英語) を使ってこのようなエクスペリエンスを簡単に開発できるようにしています。具体的には、手間がかかる NLU トレーニングなしに、アシスタントが ML を通してさまざまな形態のユーザークエリを検出できるようにします。加えて、モバイルで音声を使ってアプリを見つけやすくする改善もしています。まずは、Brandless Queries によって、ユーザーが明示的にアプリの名前を話さなくてもアプリを使用できるようにします。また、まだアプリをインストールしていない場合には、App Install Suggestions が表示されてインストールを提案します。こちらの機能 (動画/英語) は、5 月 11 日より既存の App Actions で自動的に有効になりました。

 

Android や Google Play などの最新情報

#9: Google Play の新機能

Google Play を活用して皆さんのビジネスを拡大する新しい方法について、Google Play の最新情報をご覧ください。特に重要なのは、ディープリンクや最大 50 個のカスタム掲載情報を作成できる機能、Google Play ストアに掲載したいコンテンツを送信できるデベロッパーを拡大する LiveOps ベータ版、そして柔軟性が増したサブスクリプション販売などです。以上の最新情報の詳細は、ブログ投稿 (英語) をご覧ください。

#10: Google Play SDK Index

新しい Google Play SDK Index で、SDK がアプリに適切かどうかを評価しましょう。この新しいパブリックポータルは、特によく使われている 100 以上の商用 SDK が登録されており、SDK がアプリのどんなパーミッションを要求するのか、SDK を使っているアプリの統計、どのバージョンの SDK が最もよく使われているのかといった情報が公開されています。ブログ (英語) 記事を確認し、Google Play の新機能 (動画/日本語字幕付き) や Android 開発ツールの新機能 (動画/英語) についてのセッションを視聴しましょう。

#11: Android のプライバシー サンドボックス

Android のプライバシー サンドボックス (英語) は、無料のコンテンツやサービスへのアクセスを危険にさらすことなく、ユーザーのプライバシーを強化した新しい広告ソリューションを実現する仕組みです。先日、Android のプライバシー サンドボックスの初めてのデベロッパー プレビュー版 (英語) を公開したので、SDK ランタイムと Topics API をいち早く確認できます。これら新技術を予備テストし、どのようにソリューションに採用できるかを評価し、フィードバックを提供してください。

#12: 新しい Google Wallet API

新しい Google Wallet を使うと、Android や Wear OS から日常的に使用する機能に高速で安全にアクセスできます。私たちは、以前 Google Pay Passes API と呼ばれていた Google Wallet API を強化し、汎用パスやパスのグループ化とミックス(イベント チケットとバウチャーをまとめるなど)のサポート、そしてバックエンド統合なしにアプリからパスを直接保存できる新しい Android SDK のリリースしました。詳細については、詳細なブログ記事 (英語) を読むか、セッション (動画/英語) をご覧ください。また、developers.google.com/wallet のドキュメントを確認することもできます。

#13: そしてもちろん、Android 13!

Android 13 の 2 回目のベータ版が 5 月 11 日にリリースされました。新しい通知パーミッション、プライバシーを保護する写真ピッカー、近くのデバイスとペア設定したり、メディア ファイルにアクセスしたりするパーミッションの改善など、アプリをプライバシーとセキュリティの最新機能に対応しましょう。また、アプリ別の言語設定やテーマ対応アプリ アイコンなどの機能で、アプリを強化しましょう。HDR 動画や Bluetooth LE オーディオなど、最新の標準を使って開発することもできます。こちらから Pixel デバイスを登録すると、すぐに試してみることができます。Android 13 ベータ版は、パートナー製の一部のスマートフォンやタブレット、折りたたみ式デバイスでも利用できます。詳細は、developer.android.com/13 をご覧ください。

ここで紹介した内容は、今年の Google I/O の Android デベロッパー向けハイライトの一部にすぎません。ぜひ Android の新機能 (動画/日本語字幕付き) セッションを視聴して、Google I/O での Android テクニカル トラックの全容を把握してください。全部で 26 のセッションと 4 つのワークショップがあります。ぜひご利用ください!


Reviewed by Mari Kawanishi - Developer Marketing Manager, Google Play

この記事は Android TV、車載 Android、Wear OS、Chrome OS の各プロダクト リード による Android Developers Blog の記事 "11 Weeks of Android: Beyond phones" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。
この記事は Android TV、車載 Android、Wear OS、Chrome OS の各プロダクト リード による Android Developers Blog の記事 "11 Weeks of Android: Beyond phones" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。
 
Android

このブログ投稿は、毎週更新される #11WeeksOfAndroid シリーズの一部です。第 9 週はスマートフォン以外の Android がテーマです。


Android なら、さまざまな端末やインターフェースでお気に入りのアプリやサービスを体験できます。スマートフォン以外に、最も小さなスマートウォッチの画面から、大きな折りたたみ式デバイスのディスプレイ、Chromebook、さらには車載エンターテイメント システムや大型のテレビ画面に至るまで、さまざまな形状やサイズの端末で、それぞれ独自でありながら使い慣れた操作が可能です。これまで 4 日間にわたり、様々なフォーム ファクタについて毎日詳しく紹介してきました。これらのフォーム ファクタによって、デベロッパーはユーザー エンゲージメントを向上させる新たな方法や既存のものをさらに発展させた方法を利用できます。詳しくは、以下のまとめをお読みください。

Android TV


週の最初に取り上げたのは Android TV です。現在、Android TV は、OEM 上位 10 社のうち 7 社、そして世界中の 160 社以上のテレビ事業者と連携しています。Android TV チームは、近日中にリリースが予定されている 6 つの機能を紹介しました。Google Play から直接その場でアプリを試す機能やアップデートされた Gboard など、いずれもデベロッパーがユーザーを獲得し、簡単に収益化し、魅力的な体験を作成するうえで役立つものです。加えて、新しいリソースが公開されました。これは、デベロッパーが初めての Android TV アプリを作成したり、Cast Connectスムーズな定期購入などの新たな統合機能について学んだりする際に役立ちます。いち早く Android TV の開発に取り組みたい方は、ADT-3 を手に入れ、トレーニング Pathway で最新情報を確認し、Android アプリを自宅で最も大きな画面に対応させてください。

  

車載 Android


車載 Android を使っているドライバーにアプローチする新たな方法を共有しました。Android Auto を使うと、スマートフォンを車のディスプレイに接続できます。現在、ほぼすべての主要自動車メーカーが Android Auto に対応しており、その数は 1 億台に迫りつつあります。まもなく、ナビゲーション、パーキング、電気自動車の充電などの新しいアプリのカテゴリが加わる予定です。自動車メーカーがワイヤレス接続のサポートを拡大させるとともに、Android Auto ユーザーのエクスペリエンスはさらにシームレスになります。さらに、Android Automotive OS を搭載し、Google のアプリやサービスが組み込まれた最初の自動車 Polestar 2 が登場しました。この埋め込み機能を搭載した車を出荷するメーカーの増加に合わせ、ドキュメントエミュレータをアップデートして、デベロッパーがより簡単に Android Automotive OS のメディアアプリを作成できるようにします。早速、車でもアプリを使えるようにするための作業を始めましょう。

大きな画面


ChromeOS.dev は、テクニカル デベロッパー、デザイナー、プロダクト マネージャー、ビジネス リーダーのための専用リソースです。また、Chrome OS 端末の売上について、今年 3 月から 6 月までの Chromebook の販売台数が昨年比で 127% 増加したことをお伝えしました。1さらに、カスタマイズ可能な Linux ターミナルや Android Emulator のサポートなど、いくつかの新機能も紹介しました。大きな画面で使うために最適化されたアプリも増え続けています。Google Play ストアでは、100 万個以上のアプリがタブレットや大きな画面に最適化されています。Chrome OS や折りたたみ式デバイス、タブレット向けの最高水準のアプリを開発できるように、今後も新機能やアップデートのリリースを継続します。また、アプリのデザインに関する新しい推奨事項をリリースし、Android Studio でもいくつかのアップデートを行いました。大画面端末のユーザーに最高の体験を提供する方法について、新しいセッションやあらためて紹介された過去のコンテンツをご覧ください。


Wear OS


この週のまとめとして、Wear OS についてお話ししました。Wear OS では、パフォーマンスとアプリの起動時間短縮に重点を置き、基礎部分を改善しました。この成果は、今秋に登場する最新のプラットフォーム リリースで確認していただけます。Wear OS では、ここ数か月以内に Weather などの重要機能がアップデートされる予定です。また、Covid-19 パンデミックの中で手指衛生の維持に役立つよう、最新の手洗いタイマーなどの便利な機能を開発中です。Android 11 の最高の機能を Wear OS にも提供できるよう、チームは懸命に努力しています。作業の詳細については、こちらからご覧ください。

スマートフォン以外の Android の情報をチュートリアルで確認する


画面サイズやフォーム ファクタが異なるアプリを考慮して開発している方は、Wear OS車載 Android のドキュメントを確認してください。また、Android TV大きな画面について詳しい情報を確認したい方は、チュートリアル形式で動画や関連ブログ記事・コードラボをまとめて確認できるそれぞれの Pathway をご覧ください。コードラボや動画、記事、ブログ投稿などが含まれています。クイズに合格したユーザーには、もれなくバーチャル バッジが贈られます。

「スマートフォン以外の Android」の週が皆さんのお役に立てることを願っています。これらのプラットフォームで皆さんが構築するすばらしい体験を見るのが楽しみです。

関連情報・ドキュメント


#11WeeksOfAndroid 動画コンテンツの全プレイリストはこちらから、それぞれの週の詳しい内容はこちらからご覧いただけます。TwitterYouTube のフォローもお願いします。ご覧いただき、ありがとうございました!

出典:

1 The NPD Group, Inc., U.S. Retail Tracking Service, Notebook Computers, based on unit sales, April–June 2020 and March–June 2020 .(The NPD Group, Inc.、米国小売追跡サービス、ノートパソコン、販売台数に基づく、2020 年 4 ~ 6 月および 2020 年 3 ~ 6 月)
 


Reviewed by Yuichi Araki - Developer Relations Team and Hidenori Fujii - Google Play Developer Marketing, APAC

この記事は Dan Aharon による Android Developers Blog の記事 "6 New ways to engage with users on Android TV" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。
この記事は Dan Aharon による Android Developers Blog の記事 "6 New ways to engage with users on Android TV" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。


このブログ投稿は、 Android 11 に関する重要な内容を毎週取り上げる #11WeeksOfAndroid シリーズの一部です。第 9 週はスマートフォン以外の Android がテーマです。Android TV の新機能についてもご確認ください。


テレビ番組、映画、アプリの人気が今までになく高まっており、大画面の重要性が増しています。Android TV の月間アクティブ端末数は、1 年前より 80% 以上増加しています。Smart TV OEM の上位 10 社中 7 社、そして 160 以上のテレビ事業者との連携により、リビングルームを Android TV で彩る選択肢が増えています。

Google Play で 7,000 以上の Android TV 用アプリを開発しているデベロッパー エコシステムがなければこのように多くの人々とつながることは実現できませんでした。デベロッパー エコシステムが生み出す多くの Android TV 用アプリを使い、ユーザーはテレビでコンテンツを視聴したりゲームをプレイしたり、さまざまなことができるようになりました。


この 1 年を通して、ユーザーが簡単にコンテンツを見つけてアクセスできるようにする新機能を Android TV に導入しています。Google Play のデザインを変更するアップデートを行い、新しいアプリ コレクションを追加しました。さらに、ユーザーが簡単にアプリを定期購入できるようにしました。Android TV のホーム画面でトレンド重要なコンテンツをハイライト表示する機能も追加しました。先日も Cast Connect をリリースし、ユーザーがお気に入りのコンテンツをネイティブ Android TV アプリに直接キャストできるように機能改善を行いました。デベロッパーの皆さんからは他にも要望が寄せられています。そこで、近日中に追加される 6 つの新手法についてお知らせします。これらを使えば、テレビでのエンゲージメントと収益を向上させることができます。

ユーザーの獲得と収益化を簡単に

  • Google Play Instant on TV: 短時間でアプリのユーザーを増やします。Google Play Instant を使うと、ユーザーはアプリをインストールせず、すぐに試してみることができます。
Google Play Instant on TV を使うと、ユーザーは Google Play 上で即座にアプリを試すことができる

  • Google Play ストアをサポートした Android TV Emulator: TV プロジェクトをシームレスにテストします。 Android TV Emulator に Google Play サポート機能を追加しました。実際の端末を使うことなく、エミュレータですばやく定期購入をテストできます。
  • PIN コード購入: 購入操作を簡単にします。まもなく、Google Play でコンテンツを購入する際に、パスワードの代わりに PIN コードを使えるようになります。

エンゲージメントの高いユーザー エクスペリエンス

  • Gboard TV: テレビの Google キーボードに、新しいレイアウトと、音声認識や予測入力などの機能が追加され、テレビでの入力操作が簡単になります。
Gboard TV を使うと、アプリで音声入力や予測入力を実現できる

  • 自動低遅延モード: テレビでのゲームプレイがさらにスムーズになりますゲームアプリを全画面で表示するときは、Android TV でポストプロセッシングを無効化して遅延を最低限に抑えましょう。

この記事でご紹介したのは、デベロッパー向けの最新機能です。他の重要な機能を利用したい方は、#11weeksofAndroid サイトAndroid TV Developers サイトの動画やコードラボ、関連ドキュメントをご覧ください。デモのほか、この投稿で紹介した機能の詳細は、「Android TV の新機能」の動画で確認することもできます。

Android TV 用アプリの開発を始めたばかりの方は、ADT-3 デベロッパー キットAndroid 11 Developer Preview を参考にしてテレビ体験の開発に着手してください。
皆さんの次のアプリを拝見できるのを楽しみにしています。