毎月 数十億人もの人が Google Play ストアを訪れています。そして、これらの人々は、世界中のあらゆるバックグラウンドを持つ、大小さまざまな企業や個人の方々が開発した数百万ものアプリやゲームを Google Play ストア上で探しています。#WeArePlay (英語) は、このようなアプリやゲームのビジネスを構築する開発者の皆さんをご紹介する取り組みで、世界中 (英語) から毎月、さまざまな開発者の創業ストーリーを特集しています。 2022 年の夏には、アメリカ合衆国 (英語) をバーチャルツアーで回り、全 50 州のストーリーを紹介しました。続いて数か月前にはインド (英語) 、数週間前にはヨーロッパ (英語) の各国の開発者のストーリーを紹介しました。
そして本日、日本の新たな開発者の皆様のストーリーを公開します。第一弾として本日、中部、近畿、中国 / 四国地方のストーリーを公開しました。また今後、東京(8 月中旬)、九州 / 沖縄(9 月下旬)、北海道 / 東北(10 月下旬)、東京を除く関東(12 月上旬)と段階的に公開し、最終的には全国から合計 49 の開発ストーリーをご紹介予定です。
こちらのブログでは、本日公開された 21 のストーリーから3つをご紹介します。
まずはじめに、愛知県名古屋市の常川 友樹さんをご紹介します。東京から故郷の名古屋に戻った常川さんは、地元に新しい産業を興し、雇用を創出する会社を立ち上げたいと考えていました。幼い頃からゲームが好きだったことから、アプリやゲームの企画、開発および運営を行う、ワンダープラネットを設立しました。最初のヒット作『クラッシュフィーバー』は、鮮やかなアニメーションで描かれるパズルゲームで、仲間と一緒にプレイでき、チャット機能も備えています。従来のゲームにはなかった斬新な要素を次々に取り入れたことでファンを獲得し、世界的な人気を博しています。
次に、長野県佐久市の坂本 昌彦さんです。福島県南会津郡に住んでいた医師、坂本さんは、子供の診察のために遠方から苦労して医療機関を受診しにくる保護者の存在に気づきました。そこで地方の保育園を訪問し、症状や受診のタイミングを教える活動を始めます。その後、長野県佐久地域でも同様の活動を始め、この情報に誰でもアクセスできるようにするため、仲間とともに『教えて!ドクタープロジェクト』を立ち上げました。プロジェクトが提供するアプリでは、子供の体調の症状検索や、受診の目安、災害時の哺乳瓶の消毒方法など、子育てをする方のための情報を提供しています。
そして最後に、兵庫県神戸市の岡本 圭司さんです。スノーボードに情熱を燃やし、プロのスノーボーダーにまで上り詰めていた岡本さんは、滑走中の事故に遭い脊髄を損傷し、二度とスノーボードができないかもしれないという診断を受けました。将来の展望が見えず絶望していた岡本さんが、滑れない自分に何ができるだろうと始めたのが、スノースポーツ愛好家が全国のスキー場の地図にアクセスし、滑った距離などの記録ができるアプリ『yukiyama』の立ち上げです。その後『yukiyama』の成長とともに岡本さんのスポーツ人生も進展し、今ではパラリンピックに出場しています。
『YAMAP / ヤマップ 登山地図アプリ』の創業者である、春山 慶彦さんのストーリーの紹介動画も公開しています。こちらも併せてお楽しみください。
*春山さんのストーリーは、#WeArePlay のウェブサイト上で 2023 年 9 月に公開予定です。
本日公開されたすべてのストーリーは g.co/play/weareplay-japan でご覧いただけます。今後も 2023 年 12 月頃まで毎月新しいストーリーが公開されますので、ご期待ください。
Written by Tamao Imura - Google Developer Marketing Manager, Japan