この記事はプロダクト マーケティング マネージャー、Isabella Fiterman とプロダクト マネージャー、Sandhya Mohan による Android Developers Blog の記事 " Studio Bot expands to 170+ international markets!" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。
Google I/O 2023 で Android デベロッパーにとって最もエキサイティングな発表の 1 つとなったのが、Android Studio から直接アクセスできる AI 搭載コーディング アシスタント、Studio Bot(英語)の導入です。Studio Bot は、アプリのコードの生成、質問への回答、関連リソースの検索などを支援することで、高品質な Android アプリをより早く書くことができ、すべての操作が Android Studio で完結します。発表後にこの AI 搭載コーディング コンパニオンに対する期待の声が数多く寄せられ、米国以外のデベロッパーの皆さんから、Studio Bot を試したいという沢山のご要望がありました。皆さんからのフィードバックを元に、Android Studio(英語) のカナリア リリース チャンネルで、Studio Bot を 日本を含む 170 以上の国と地域(英語)に展開しました。
アプリにカメラサポートを追加するにはどうすればよいですか?
Room データベースを作成したいです。
javadocs の形式を教えてください。
Android で位置情報を取得するおすすめの方法を教えてください。
Studio Bot はそれまでの会話の内容を記憶しているため、「このコードを Kotlin のコードにしてもらえますか?」、「Compose ではどうすればいいですか?」といったフォローアップの質問をすることもできます。
Studio Bot は、プライバシーを考慮した設計になっています。Studio Bot の機能を利用するためにソースコードを送信する必要はありません。デフォルトでは、Studio Bot は会話の履歴だけを使って応答します。カスタムの回答を得るために追加の情報やコードを共有するかどうかは、皆さんが制御できます。他の AI プロジェクトでの取り組みと同様、Google は責任を果たすための AI 原則(英語)を遵守しています。
品質を重視する
Studio Bot はまだ初期段階なので、本番稼働しているアプリで使用する前に、応答を検証することをおすすめします。Google は、今後の開発のニーズに適格にお応えできるように、Android 開発のナレッジベースと回答の質を改善する作業を続けています。Studio Bot を試して、いいねボタンを通して応答に関するフィードバックを共有することができます。Studio Bot の改善へのご協力を、お願いします。
Reviewed by Tamao Imura - Developer Marketing Manager, Google Play
2023 年 4 月 19 日、PC 版 Google Play Games (ベータ) を日本でも公開しました。Google Play Games (ベータ) は人気のモバイルゲームを Windows PC 上でもプレイできる環境を提供しています。これまでベータ版に参加されたプレーヤーからも、Android スマートフォン、Android タブレット、Chromebook、Windows PC でお気に入りのゲームをシームレスにプレイできることにご好評をいただいています。
Q1. Play Games サービスのログインや同期は必須要件ですか?
はい、必須要件となります。Google Play Games は Android スマートフォン、Android タブレット、Chromebook、Windows PC と、クロス プラットフォームでシームレスにゲームプレイすることを前提としているためです。
Q2. Play Games サービスはモバイルと PC それぞれに導入しないといけませんか?
はい、どちらも設定していただく必要があります。そのため、モバイルにも若干の改修が発生するかと思います。
Q3. 既存の SNS/引き継ぎコードと Play Games サービスの連携方法
プレーヤーのアカウント移行時などにおいて、Play Games サービスを既存のSNS/引き継ぎコードと連携する方法はいくつかあり、開発者ドキュメントに記載があります。皆さんの要件に合った方法を採用してください。
Q4. Google Play Games (ベータ) は Play Games サービス (PGS) v1 に対応していますか?
いいえ、PGS v1 ログインは要件を満たしておりません。新しい PGS v2 SDK を Android と PC 版 Google Play Games のビルドに統合することで、ゲーム内でログイン機能を有効にします。PGS v2 の自動ログインが必須要件となりますので、v2 に移行してください。
Q5. マウス入力でスクロールは対応されてますか?
マウス入力は PC モードとタッチスクリーンの 2 種類があり、いずれもスクロール対応済みです。タッチスクリーン モードを採用しているケースが多いのですが、FPS や音楽ゲームなどの場合は、より細かい制御が可能な PC モードの採用をおすすめします。
Q6. 開発者向けのツールはありますか?
現時点では一般公開されていませんが、開発者向けのエミュレータがあります。利用可能になった時点で通知を受け取るためには、申請フォームから、ご登録ください。
Q7. Input SDK への統合は必須ですか?
Android モバイルゲームはプレーヤー入力についてタッチスクリーンを中心として設計されているため、PC 版 Google Play Games でキーボードを使用するゲームではこの SDK が必須です。一方でキーボードを使用せず、シンプルなタップやスワイプのみ、あるいはマウスの左クリックのみを使用するゲームではオプションとなります。
Q8. 通知はモバイルと同様に受け取れますか?
原則 Windows PC 上での使用のみということもあり、OS レベルでの管理がしづらいため、モバイルと同様の通知は使用できないとご想定ください。例えば、他の人から「チャットが来ました」など、ゲームの中で何かを通知をすることはできますが、システムレベルで通知を出すことはできません。
Q9. 日本語でのチャットを利用予定なのですが、日本語入力に対応していますか?
はい、Windows の IME を介して日本語でのチャットはご利用いただけるようになっています。プレイヤーが日本語の環境が入っているパソコンをお使いの場合、他のソフトに入力するのと同様に、日本語にした状態であればチャットにも日本語で入力ができます。一方で、例えば一部 Unity のバージョンの中で日本語入力に関してのバグがあるなど、上手く日本語が表示できない事象がありましたら、Unity Issue Tracker などでご確認ください。
Q10. アプリの審査はモバイル版とは別ですか?
はい、PC 版のアプリ審査はモバイル版とは異なります。通常のモバイル版の審査とは別で審査が必要となりますので、ご了承ください。詳細は PC 版 Google Play Games の審査プロセスをご覧ください。
Reviewed by Maru Maruyama - Developer Relations Engineer, Android
2018 年より開催している Google Play 主催のインディー ゲーム フェスティバルは、インディー ゲームとそのデベロッパーの革新性や独自性を称えるイベントです。今年 6 回目を迎えたインディー ゲーム フェスティバル のトップ 3、トップ 10、特別賞を決定するファイナル イベントを、9 月 16 日(土) にグーグル東京オフィスで開催しました。
ファイナル イベントでは、事前審査で選ばれた 20 組のファイナリストたちが 5 分間のプレゼンテーションを行った後、9 名の審査員による質疑応答が行われ、トップ 3、トップ 10、各特別賞の受賞者を決定し発表しました。
そして今回、Google Play l インディー ゲーム フェスティバル 2023 のトップ 3、トップ 10 ならびに特別賞の受賞作品を発表いたします。受賞された皆さま、おめでとうございます!
※(五十音順、敬称略)
トイフォーミング
ローグウィズデッド
AZNANA
トップ 10 受賞作品
※上記 3 作品を除く(五十音順、敬称略)
イロまぜインク店干支王(エトキング)新・思い出の食堂物語 〜心にしみる昭和シリーズ〜
マジキッチン
闇鍋人狼
勇者の大戦争
Ruins Story
※(敬称略)
学生部門賞
BlockWorld
TOHO Games 賞
集英社ゲームズ賞
GYAAR Studio 賞
ローグダンジョンウォーカーズ
UUUM 賞
Google Play l インディー ゲーム フェスティバル 2023 の開催に際し、多大なるご協力をいただいた、社外審査員、特別賞審査員の皆さま、ありがとうございました!
この記事はエンジニアリング部門副社長、Dave Burkeによる Android Developers Blog の記事 " Android 14 Beta 5" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。
Android 14 の正式リリースが数週間後に迫るなか、2023 年 8 月 10 日にベータ版 5 をリリースしました。これは、Android 14 ベータ版プログラムで予定されていた最後のアップデートになります。ベータ版以外のユーザーが Android 14 を入手し始める前に、アプリを準備してフィードバックを提供する最後のチャンスです。ベータ版 5 は、対応する Google Pixel ファミリーや Android エミュレータだけでなく、Google Pixel Tablet や Google Pixel Fold でも利用できるので、さまざまなフォーム ファクタのデバイスでアプリをテストできます。
ベータ版 5 の内容
ベータ版 5 は、Android 14 リリースの 3 回目の プラットフォームの安定版 です。つまり、デベロッパー API とアプリに関連するすべての動作が確定し、アプリへの組み込みや確認する準備が整っているので、Android 14 の SDK バージョン 34 をターゲットとするアプリを Google Play で公開できます。最新の修正や最適化が含まれており、テストを終えるために必要なものがすべて提供されます。
SDK やライブラリ、ツール、ゲームエンジンを開発している方は、今すぐ必要なアップデートをリリースすることが特に重要です。下流のアプリやゲームのデベロッパーの作業が互換性の問題で止まることのないようにし、最新の SDK 機能をターゲットに指定できるようにしてください。Android 14 を完全サポートするためにアップデートが必要かどうかを、デベロッパーに周知してください。
アプリをテストするには、Google Play やその他の手段を利用して、本番環境で公開しているアプリを、Android 14 ベータ版 5 を実行しているデバイスにインストールします。アプリのすべてのフローを試し、機能や UI の問題を探します。重点的にテストを行うべき点については、動作の変更点を確認してください。Android のリリースの都度、プラットフォームに変更を加え、プライバシー、セキュリティ、全般的なユーザー エクスペリエンスを改善しています。その変更が、アプリに影響を与える可能性があります。特にテストしておくべき変更点は、以下のとおりです。
写真や動画への部分的なアクセス権の付与 - Android 14 では、Android 13(API レベル 33)で導入された視覚メディアの権限(READ_MEDIA_IMAGES(英語)または READ_MEDIA_VIDEO(英語))がリクエストされたときに、写真や動画に部分的なアクセス権を付与できます。すでに写真選択ツールを使っている場合、この変更に対応するアクションは不要です。そうでない場合は、新しい READ_MEDIA_VISUAL_USER_SELECTED(英語)権限を使ってユーザー エクスペリエンスを最適化する必要があります。
安全なフルスクリーン インテント通知(英語) - Android 14 では、フルスクリーン インテント通知を作成するアプリは、通話やアラームを提供するアプリに限定されます。また、Google Play ストアは、このプロファイルに一致しないアプリで、デフォルトの USE_FULL_SCREEN_INTENT(英語)権限を取り消します。
デフォルトで正確なアラームのスケジュールを拒否 - Android 14 以降の SCHEDULE_EXACT_ALARM(英語)権限は、 Android 13 以降をターゲットとするほとんどの新規インストール アプリで事前付与されなくなります。つまり、この権限はデフォルトで拒否されます。
200% までの非線形フォント スケーリング– Android 14 以降では、小さなサイズのテキストに対して最大 200% までのフォントのスケーリングがサポートされ、低視力のユーザーがウェブ コンテンツ ユーザー補助ガイドライン(WCAG)に対応した追加のユーザー補助オプションを利用できるようになります。
アプリで使っているライブラリや SDK でも、忘れずに互換性テストを行いましょう。現在の SDK バージョンのアップデートや、デベロッパーにサポートを求める必要があるかもしれません。
現行のアプリについて互換性のあるバージョンを公開すると、アプリの targetSdkVersion をアップデートするプロセスを開始できます。アプリのターゲットを Android 14 にしたときに適用される動作の変更点を確認し、互換性フレームワークを使って問題をすばやく検知しましょう。
Android 14 の利用を開始する
2023 年 8 月 10 日のベータ版 5 のリリースには、Android 14 の機能を試し、アプリをテストしてフィードバックをいただくために必要なすべてのものが含まれています。こちらからサポート対象の Google Pixel デバイスを登録すると、今回と今後の Android 14 ベータ版やフィーチャー ドロップのベータ版アップデートを無線(OTA)で受け取ることができます。64 ビット Android Emulator システム イメージは、近日中に Android Studio SDK Manager で公開されます。
Android 14 向けに最高の開発を行うには、Android Studio Hedgehog(英語)の最新リリースを使うことをおすすめします。セットアップの完了後にやるべきことは、以下のとおりです。
新しい機能と API を試してみる – 問題は、フィードバック ページのトラッカーで報告してください。
現在のアプリの互換性をテストする – アプリが Android 14 のデフォルト動作の変更による影響を受けるかどうかを確認します。Android 14 を実行しているデバイスかエミュレータにアプリをインストールし、幅広くテストします。
オプトインを変更してアプリをテストする – Android 14 では、新しいプラットフォームを指定した場合にのみアプリに影響するオプトインの動作の変更点があります。変更点を早めに把握し、評価することが重要です。簡単にテストできるように、変更点のオン、オフを個々に切り替えられるようになっています。
Android SDK アップグレード アシスタントでアプリをアップデートする - Android Studio Hedgehog の Android SDK アップグレード アシスタント(英語)を使うと、アプリに関連する特定の Android 14 API の変更点をフィルタリングして特定できます。さらに、targetSdkVersion をアップグレードする手順も説明してくれます。
ベータ版のシステム イメージは、Android 14 のリリース サイクル期間を通じて定期的にアップデートされる予定です。
すでに Android 14 ベータ版プログラムに登録しており、デバイスがサポートされている場合は、特に何もしなくても、無線(OTA)アップデートによってベータ版 5 が利用できるようになります。
ベータ版の入手方法の詳しい説明は、Android 14 デベロッパー サイトをご覧ください。
Reviewed by Mari Kawanishi - Developer Marketing Manager, Google Play