Google Play は、ユーザーとデベロッパーの皆さんのプライバシーと安全が、最も重要であると考えています。 そのため、大きなポリシーの改定に伴い、デベロッパーの皆さんに対応いただくことが必要となる場合に、その情報を広くお伝えするためのウェビナーを開催しています。
2022 年 8 月 17 日に開催されたポリシー ウェビナーでは、 2022 年 7 月末に適用となったポリシー変更の内容を中心にお伝えしました。本ウェビナーは、Google Play ストアに向けたアプリの開発やパブリッシングを担う企業や個人の皆さまを対象にした、オンライン ウェビナーで、事前にいただいた質問に回答する場も設けております。
この記事では、イベント内で解説した内容と、ご紹介した関連動画やリソースをまとめます。
アプリで定期購入アイテムを販売する場合、ユーザーが定期購入を管理または解約する方法を明確に開示しなければなりません。また、定期購入をオンラインで簡単に解約できる手段にアプリ内からアクセスできるようにすることも必要です。この要件を満たすには、アプリのアカウント設定(または同等のページ)に次の項目を追加してください。
または
審査プロセスを妨げ、不承認の理由ともなる、アプリのログイン認証の欠落のような、一般的な違反を回避するために、Google Play Console を通じて情報を送信する場合には、必ず以下のことを行ってください。
ユーザーがアプリに投稿したコンテンツが他のユーザーにも、または少なくともアプリユーザーの一部にも表示される、またはアクセスできるようになる場合、それをユーザー作成コンテンツ(UGC)といいます。アプリが UGC カテゴリに該当する場合、必要なモデレーションを実施しレポートシステムを実装する必要があります。
UGC ポリシー違反の例
UGC アプリに性的なコンテンツが表示されている場合でも、(1)主に性的でないコンテンツへのアクセスを提供しており、(2)性的なコンテンツを積極的に宣伝または推奨していない場合は、「偶発的」な性的コンテンツと見なされます。ただし、適用される法律で違法と定義されている性的なコンテンツや、児童を危険にさらすコンテンツは、「偶発的」とは見なされず許可されません。
以下のすべての要件を満たしている場合、その UGC アプリには偶発的な性的コンテンツが含まれている可能性があります。
以下にて、UGC ポリシーの要件について確認しましょう。UGC が含まれるアプリや UGC を提供するアプリは、次の項目を守る必要があります。
2021 年末 Google Play の「性的なコンテンツと冒とく的な表現に関するポリシー」をアップデートしました。Google は、ユーザーにとっての性的なコンテンツの許容範囲が国によって違うことを認識しています。このアップデートでは、対象となるコンテンツが許容される一部の国ではアプリを公開できるが、対象となるコンテンツが許容されない国ではアプリを公開できなくなるということをポリシーに明記しました。
また、これに伴い、日本での文化的背景を鑑みた結果、これまで Google Play で禁止されてきたウェブ漫画における偶発的な性的描写を日本の Google Play ストアでは許可する旨のポリシーのアップデートを行いました。
今回のアップデートは、成人向けコンテンツを許容するものではございません。以下に該当する場合のみ、漫画アプリにおける性的描写が許容されます。
引き続き、性的なコンテンツをアクティブにプロモーションする行為、違法な性的コンテンツや児童を危険にさらすコンテンツは許可されません。
イベント内では、その他のアップデートに関しても説明を行いました。アーカイブ配信は、こちらのウェブサイトから登録後、いつでもご視聴いただけますので、イベントを見逃した方は、ぜひアーカイブ配信もご活用ください。
今後もお寄せいただいたご意見には真摯に向き合い、ポリシーの改善を続けていきます。引き続き Google Play を安全で、信頼できるプラットフォームにするために、ご協力をお願いします。