この記事は Fred Chung による Android Developers Blog の記事 " Privacy Sandbox Developer Preview 3: Support for conversion measurement, custom audiences, and ad selection " を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。
Android のプライバシー サンドボックスは、ユーザーのプライバシーを保護しながら、アプリの効果的でパーソナライズされた広告エクスペリエンスを実現する新しいソリューションを開発することを目的としています。私たちは、最初のデベロッパー プレビュー (英語) 以降も、Google は、プロジェクトの進捗に関する最新情報をお伝えするとともに、デベロッパー プレビューのタイムライン、トピックの分類、SDK のバージョン管理など、あらゆることについて業界と連携を続けています。皆さんのフィードバックに感謝しています。
2022 年 6 月 22 日に、デベロッパー プレビュー 3 をリリースしました。これには、コンバージョン測定やリマーケティングのユースケースに対応する API やデベロッパー リソースが含まれています。以前リリースした SDK ランタイムや Topics API のプレビューに加え、今回初めて Android 版のプライバシー サンドボックスのすべての主要 API のテストと影響の評価を開始することができます。
これらの API により、広告のクリック イベントやビューイベントがコンバージョン(新しいゲームのダウンロードなど)につながるタイミングを測定できます。これらの API は、アプリとウェブを横断するアトリビューションの主要なユースケースをサポートし、クロスパーティのユーザー識別子への依存を排除することで、ユーザーのプライバシーを向上させます。
今回のリリースには、アトリビューション レポート ワークフローの主要部分に関するクライアント側とサーバー側のセットアップとインタラクションを理解するのに役立つ、デベロッパー ガイドとサンプルアプリが含まれています。
テストをしやすくするため、今回のリリースには報告期間を上書きできる ADB コマンドが含まれています。Android クライアント API の詳細については、API リファレンスをご覧ください。
これらの API は Android 版 FLEDGE の一部で、サードパーティのデータ共有なしで、過去のアプリのエンゲージメントに基づいてカスタマイズされた広告をユーザーに提供するためのビルディングブロックを提供します。以下のことを実現できます。
詳細については、Custom Audience API と Ad Selection API (英語) リファレンス ページや、 リリースノートをご覧ください。
初めてデベロッパー プレビューを試してみる方は、SDK ランタイムと Topics API のデベロッパー ガイドに記載されているサポート対象となる機能もご確認ください。
Android 版のプライバシー サンドボックスの主要テクノロジーを復習したい方には、こちらの概要の動画を視聴し、設計案を確認することをお勧めします。
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2022 年 6 月 22 日のデベロッパー プレビュー リリースには、機能の早期テストを開始し、フィードバックを共有 (英語) するために必要なリソースが含まれています。開発を始めるには、エミュレータまたはサポート対象の Pixel デバイスで SDK とシステム イメージをセットアップする手順をご確認ください。
Android 版プライバシー サンドボックス デベロッパー プレビューの詳細については、デベロッパー サイトをご覧ください。ニュースレターに登録 (英語)すると、定期的に最新情報を受け取ることができます。