プレビュー プログラムの概要には、この新しいスケジュールがアプリのデベロッパーにもたらす影響について詳しく記載されています。
アプリの互換性
スケジュールの変更により、アプリの互換性テストを行って必要な作業を判断する時間が増えることになります。アップデートを受け取る Android ベータ版のユーザーはさらに多くなるので、6 月 3 日公開の Android 11 Beta 1 までに互換性のあるアプリのアップデートをリリースし、フィードバックを得られるようにすることをお勧めします。
Beta 1 のリリースとともに、SDK および NDK API は確定版になります。また、7 月の Platform Stability に到達すると、システムの動作と非 SDK グレーリストも確定します。その時点で、最終的な互換性テストと、完全に互換性のあるアプリ、SDK、ライブラリのリリースをできる限り早く行う計画を立てて、最終版の Android 11 のリリースに備えてください。詳細については、
デベロッパー タイムラインをご覧ください。
互換性テストは、
Pixel 2、3、3a、4 端末または Android Emulator を使って実施できます。最新ビルドを書き込み、現在の本番アプリをインストールして、ユーザーフローをテストしてください。また、アプリに影響する可能性がある領域について、
動作の変更点を確認してください。現時点では、アプリの targetSdkVersion を変更する必要はありません。ただし、アプリのターゲットを新しい API レベルに設定すると多くの変更が適用されるため、作業の評価を行うことをお勧めします。
Android 11 の利用を開始する
5 月 6 日、
最新のバグの修正、API の微調整、アプリで試用できる機能を反映した Developer Preview 4 をプッシュしました。Pixel 2、3、3a、4 の各端末で手動でのダウンロードと書き込みを行うことができます。既に Developer Preview ビルドを実行している場合は、 OTA(無線)アップデートを受け取ります。
Android 11 についての全体の情報は、
Android 11 デベロッパー サイトでご覧いただけます。ぜひ
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Reviewed by
Yuichi Araki - Developer Relations Team and
Ryosuke Matsuuchi - Developer Relations Team