社外審査員 :
安藤 武博
株式会社シシララ 代表取締役 ゲーム DJ
日高 幸子
ココネ株式会社
執行役員デザイン管掌プロデューサー
田中 泰生
芸者東京株式会社 CEO
特別賞審査員 :
上田 太地【東宝賞審査員】
東宝株式会社 映像本部 映像事業部 部長
根本 真也【avex 賞審査員】
エイベックス・テクノロジーズ株式会社
Cloud Entertainment 事業グループ Mobile Game ユニット マネージャー
細野 修平【ジャンプ+デジタル賞審査員】
株式会社集英社 アプリ漫画雑誌『少年ジャンプ+』編集長
Google 審査員 :
Chongsa Kim (キム チョンサ)
Head of Japan Games Business Development, Google
五十嵐 郁
Business Development Manager, Google
GIGAFALL-ギガフォール- への審査員からのコメント : 田中 泰生
遠藤雅伸さんがゼビウスを作ったときの話を彷彿とさせる世界観から来る、シューティングというものが感じられ、飽きずにプレイし続けることができます。30 年に 1 人くらいの割合で、まさに遠藤さんのような逸材が現れたように思うほどです。すごく好きなゲームです。
メットボーイ! への審査員からのコメント : 五十嵐 郁
子供の頃やっていたゲームを彷彿とさせるレトロな雰囲気のデザインですが、操作感はスマートフォンに最適化されていて中毒性があります。キャラクター、世界観、ゲーム性などどれも魅力的です。ランキングシステムが充実していて、都道府県ごとの順位が見られるのも「燃え要素」の一つです。
忘れないで、おとなになっても。への審査員からのコメント : 日高 幸子
ストーリーもさることながら、グラフィックの効果でゲームの世界にとても引き込まれました。デザインの世界観も、ドットの 3D 化という角ばった表現にも関わらず、柔らかく暖かい表現が印象に残ります。キャラクターも四角いですが、脳内補完がとても捗るわかりやすい設定で感情移入もでき、まだストーリー途中までしかプレイできていませんが、結末まで知りたくなりような引きがあります。
グミシューターへの審査員からのコメント : 日高 幸子
タイムアタックシューティングというよりは、可愛いシューターとエフェクトに、全てのレベルでこだわっているような印象を受けました。色づかい、サウンド エフェクト、アニメーションなどすべてが可愛らしく、グミのような透明感が SF を彷彿とする世界観にマッチしています。
タイトル画面の後から、押しっぱなしで敵を倒し続けられることが爽快です。プレゼンテーション動画を見た後に、「バックジャンプの距離」の重要さに感心しました。
スノーマン・ストーリーへの審査員からのコメント : 日高 幸子
切ない世界観でストーリーがしっかりと読みたくなり、読めば読むほど切ない気分になります。
デザインは、可愛らしいドット絵とコマアニメーションで絶妙なレトロ感があります。アウトラインと陰影感のあるドット打ちで、SFC 世代としては懐かしい気持ちになりました。親しみがあるというところも含めてしっかりと世界に引き込まれる作品です。
Zelle -ツェレ-への審査員からのコメント : 安藤 武博
とても怖かったです。イラストや絵の感じは、もっとうまく描こうと思えば描けたのではないかと感じましたが、わざと歪ませることで怖さを出しているように思います。仕上がり具合の不気味さがこのゲームの怖さを増していて、絵の感じが奇妙で、連載漫画のような面白さがあります。
ホームファイターへの審査員からのコメント : Chongsa Kim (キム チョンサ)
Hap さんの世界観に新たな一面が吹き込まれた作品で、楽しくプレイしました。多くの人が共感できる原体験に着目したのは、本当に素晴らしく、なにより出てくるおもちゃがとても魅力的で懐かしさに溢れており、作家性を強く感じました。操作性もシンプルながらユニーク。駆け引き感もありテンポよく楽しめ、BGM やサウンド エフェクトも世界観と合っていてさすがの一言です。
ボクと博物館への審査員からのコメント : 五十嵐 郁
個人的にあまり博物館というものに馴染みがなかったのですが、完成度高くユーザー フレンドリーなデザインによって、ここまですんなり世界に没入できた体験は驚きでした。恐竜のデザインがかなり正確で魅力的なのも相まって、中毒性が高いです。海外ユーザーからの評価も高く、グローバル共通の感覚に根ざしたゲームだと思います。
モンスタートレーダーへの審査員からのコメント : 田中 泰生
このゲームをプレイした時、良い意味で「ずるいな」と思いました。モンスターを集めると、人間の脳がハックされるのですが、このプレイをやり続けさせるというのはよく考えられています。本作が トップ 20 として選ばれるゲームであるのは、ある意味、プロとしてしっかりと当たるように作られているし、時間を奪われる(ほどハマった)審査員がいたというのも納得です。プロのゲーム作家としてこのようなゲームを作る人を尊敬します。素晴らしいです。
World for Two への審査員からのコメント : 安藤 武博
この作品は、とにかく美しいの一言に尽きるゲームです。世界設定や世界観への没入度が、徐々にではなく、始まった瞬間からとても深いところに入っていきます。最近遊んだゲームの中であまりないプレイ感覚を得られました。RPG は、登場人物と街が増えるだけで製作期間が大幅に延びます。アンドロイドと博士の物語としてストーリー展開を絞るなど、工数を工夫しているように思いつつも、工数を度外視しているような書き込みを行っているところなどが、心の琴線に触れました。
今年も Google Play | Indie Games Festival を開催できましたのは、本イベントにご興味をお寄せいただいた皆さま、インディーゲーム デベロッパー、プレイヤーコミュニティの皆さま、そしてインディーゲーム業界を盛り上げたいという熱意のもと参加いただいた、社外ならびに特別賞審査員の皆さまのおかげです。ありがとうございました!
Google Play は今後も、インディーゲームをはじめ、あらゆるゲームやアプリを開発する皆さまをさまざまな形で支援していきます。