この記事は Eric Bahna による Android Developers Blog の記事 "Start Your Engines: Launch New Android Auto Apps to Production!" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。
本年 3 月、Jetpack の一部として Android for Cars App Library を公開しました。ほとんどのデベロッパーは、既に実装をこのライブラリに移行しています。パートナー デベロッパーの素晴らしいアプリが登場し、ドライバーの満足度も高く、クオリティの高いアプリとなっています。
この度、2021 年 4 月 5 日(日本時間 4 月 6 日)より、Android Auto のナビゲーション、駐車場、充電スポットのアプリを製品版として公開できるようになったことをお知らせします。このマイルストーンに到達するために、Android Auto ライブラリの開発と公開プロセスを安定させる作業を続けてきました。
製品版として公開すると、ドライバーはベータ版プログラムに登録しなくても、Android Auto 対応自動車のスクリーンで Android Auto アプリを利用できるようになります。製品版として公開する方法は以下のとおりです。
Android for Cars App Library 1.0 に関する、デベロッパーの皆さんからのご協力とフィードバックに感謝しております。
Android Auto ユーザーから特に多く寄せられたリクエストは、アプリのカテゴリを増やしてほしいというものでした。このライブラリの目的は、アプリの品質ガイドラインを満たしつつ、アプリを 500 モデル以上の Android Auto 対応自動車へ、簡単に配信できるようにすることです。ライブラリが複雑な画面のフォーム ファクタや入力モードを抽象化してくれるので、デベロッパーのみなさんはアプリの魅力を高める作業に集中して取り組むことが可能になりました。
ナビゲーション、駐車場、充電スポットのアプリを製品版として公開できるようになったことは、大きな一歩であるとともに、さらに長い道のりの始まりでもあります。より多くのデベロッパーのみなさんが開発した自動車用アプリが作成されることをとても期待しています。また、皆さんと協力してすばらしい車内体験を提供することを楽しみにしています。