この記事は Simon Earnshaw による Android Developers Blog の記事 "What’s new with Wear" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。
デベロッパーの皆さんが美しく、高品質なウェアラブル エクスペリエンスを実現するための新機能、API、ツールを備えた Wear プラットフォーム最大のアップデートを発表します。このブログ記事では、Wear 向けに優れたアプリを開発することがどのようにより簡単になったのか、また、新しいプラットフォーム用のアプリを準備するために、これら`の API やツールのプレリリース版をどのように使い始めることができるかをご紹介します。
私たちは、最新バージョンの Wear を準備するにあたって、デベロッパー向け Web サイトを全面的にリニューアルし、最新の API ドキュメント、必要な知識を体系的に学習できるラーニング pathway 、Codelab、サンプルをご用意しました。また、Wear には近日中に最新の マテリアル デザインをベースにした全く新しいコンシューマー エクスペリエンスが導入されるため、新しいデザインシステム、UI コンポーネント、UX パターン、スタイルをカバーするデザインガイドラインを更新しました。詳しくはこちらをご覧ください。
小さな (円形または正方形の) 画面向けに調整され、バッテリー寿命を最適化するように設計された新しい Jetpack API から、Jetpack Tiles API まで、優れた Wear エクスペリエンスの開発、ボイラープレート コードの削減、Wear のバージョンやデバイス間で一貫して動作するコードの作成をサポートするために、多くの新機能を追加しました。
Tiles API は現在アルファ版です。Wear OS 2 以上がインストールされているデバイスで動作をサポートしていますので、Wear エコシステムのすべてのデバイス向けにタイルを作成できます。最新のプラットフォーム アップデートが行われた後、ユーザーが使用しているウォッチにタイルが表示される予定です。詳しくはこちらをご覧ください。
ユーザー エンゲージメントとアプリの見つけやすさは、ビジネスを成長させる上で重要な要素です。そこで、Google Play ストアの大規模な改善を行います。ユーザーは、検索を使ってウォッチ用アプリを簡単に見つけたり、Wear カテゴリを見ておすすめのアプリを探したり、スマートフォンから直接ウォッチにアプリをインストールしたりできるようになり、ウォッチ上で素晴らしいアプリ エクスペリエンスをより簡単に見つけられるようにする予定です。
次世代の Wear をご提供できることを大変嬉しく思っています。スマートウォッチ用アプリの開発について詳しくは、d.android.com/wear でご確認ください。デベロッパーの皆さんが開発するアプリを楽しみにしています。
Reviewed by Saryong Kang - Developer Relations Team and Tamao Imura - Developer Marketing Manager, Google Play