この記事は Tom Grinsted による Android Developers Blog の記事 " Google Play @ Google I/O - 3 updates you need to know " を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。
※ 諸事情により Google I/O 関連記事の投稿のタイミングが前後してしまいました。申し訳ありません。
Google Play チームは、インストール数の増加、エンゲージメントの向上、収益化の加速など、常にデベロッパーの皆さんのビジネス成長に役立つ新たな方法に取り組んでいます。そこで、見逃してしまった方のために、2022 年の Google I/O で発表したビジネス成長に寄与する新しい方法トップ 3 を紹介します。
ストアのカスタム掲載情報 が大幅にアップデートされ、ユーザーごとに適切なメッセージを表示できるようになっています。これにより、優れた第一印象を与えられる新たな方法を提供できました。
カスタム掲載情報への一意なディープリンクを生成できるので、ユーザーがどのチャンネルやサイトからアクセスしてきたかによって掲載情報を変えることができます。さらに、Google Play Console でカスタム掲載情報ごとに分析情報を確認できるため、それぞれの効率性を把握し、徐々に最適化することもできます。
すべてのデベロッパーが最大 50 個のストアのカスタム掲載情報を作成でき、これまで以上にユーザーに合ったストーリーを伝えることができます。また、掲載情報 1 つにつき 5 つまでの実験ができることから、大きな最適化の余地が生まれます。
LiveOps は、Google Play ストアでゲームやアプリの期間限定イベント、特典、メジャー アップデートを宣伝するためのセルフサービス マーチャンダイジング ユニットです。ベータ版に参加しているデベロッパーは、インストールの促進、エンゲージメントの向上、販売増進に役立つコンテンツを送信できます。
さらに、ディープリンクを使ってユーザーをアプリやゲームの最適な部分に直接誘導し、Google Play Console の新しい LiveOps レポーティング ダッシュボードで成果を確認できるようになっています。このレポートでは、各イベントのパフォーマンス指標を細かく確認したり、経時的な結果や、獲得、オープン、アップデートなどの実績ごとの結果を表示したりできます。
LiveOps の詳しい情報やベータ版プログラムへの参加申請は、こちらをご覧ください。
定期購入のビジネスモデルが進化するにつれて、多くのデベロッパーから、定期購入を販売する方法の柔軟性を向上させて複雑さを低減してほしいという声が寄せられています。そこで、大きなアップデートとして新しい定期購入機能 (英語) をリリースし、定期購入ごとに複数のベースプランとオファーを設定できるようにしました。複数のオファーを作成してサブスクリプション ライフサイクルのさまざまな段階をサポートすることで、新しい登録者を獲得したり、アップグレードを推奨したり、既存の登録者を維持したりできます。同時に、増える一方だった SKU を管理するコストと複雑さを大幅に減らすことができます。
さらに、期間限定でアクセス可能なプリペイド プランも利用できるので、従量課金が一般的な地域や、まだ自動更新プランに登録するほど熱心でないユーザー向けに優れた選択肢となります。アクセス期間は、期限が切れる前にアプリ内や Google Play ストアの定期購入画面からいつでも簡単に延長できます。
ここでは、Google Play で皆さんの成長と発展を支援するために行った多くのアップデートの中から 3 つを紹介しました。他の項目について知りたい方は、Google I/O の Google Play 関連の全プレイリスト (日本語字幕は YouTube の自動翻訳機能で日本語を選択してください) をご覧ください。