この記事は Sameer Samat による Android Developers Blog の記事 " Evolving our business model to address developer needs" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。
「Google とのパートナーシップは、私たちのビジネスにとってパワフルなものであり、世界中の女性に力を与えるという私たちの使命を推進する上で、私たちが規模を拡大し、最終的に重要な役割を果たすことを支援してくれています。Google が発表した価格変更は、製品に対するより良い投資やユーザーが自信を持ってオンラインでつながることを可能にします。」– Whitney Wolfe Herd, Founder and CEO, Bumble Inc.
「人によって学び方が違うように、それぞれのデベロッパーにも違いがあります。私たちは、 Google がデベロッパーとプラットフォームの双方に通用するモデルを見つけるために、継続的にエコシステムとコラボレーションを行っていることをワクワクしながら見ています。この定期購入手数料の減額は、『すべての人に言語学習のチャンスを』という私たちのミッションを加速させることに役立ちます。」
- Luis von Ahn, Co-Founder and CEO of Duolingo.
「今回の Google Play のアップデートは、我々 BOOK☆WALKER にとってはもちろんのこと、電子書籍業界全体、そして出版業界にとって、ビジネスを更に大きく成長させるために意義あるものと捉えております。長らく直面していた決済周りの様々な課題を解決するものと信じており、今後も Android のアプリを通じて、より良いユーザー体験を提供していきたいと考えています。」株式会社KADOKAWA 執行役員 Chief Digital Officer株式会社ブックウォーカー 代表取締役社長 橋場 一郎 氏 「Google Play はローンチ当初より AWA をパートナーとして扱い、成長を継続的にサポートしてくださってます。今回のアップデートは、音楽業界が直面する課題を親身に考えてくださり、今後の成長のためにプラットフォーマーとしてできることをアクションに移してくだ さった新たな一例です。今回の変更を足がかりに、AWA は今後も時代に沿った新たな音楽体験とクリエイターの創造サイクルを作るために、これまで以上により良いユーザー体験を Play にて届けていきたいと思います。」AWA株式会社 代表取締役 CEO 冨樫 晃己 氏
この記事は Mike Yerou による Android Developers Blog の記事 " Improved Google Play Console user management: access requests, permission groups, and more " を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。
ユーザー管理は、あらゆる規模の企業にとって重要な業務です。難しいのは、業務を行うために必要な一連の権限を必要なチームメンバーに確実に付与する一方、不要な業務データを見せないように管理することです。
Google Play Console のユーザーと権限の管理ツールを強化し、効率的かつ確実に拡大に対応できるようにしてほしいという要望は、何年も前から寄せられていました。そこでこのたび Google Play Console を再設計することで、それを実現しました。インターフェースを整理して必要なものがすぐ見つかるようにし、さらにチームを簡単に管理できる新機能を追加しています。
権限の名前と説明を刷新し、ユーザーに何を許可するのか、何を許可しないのかがわかりやすくなっています。また、アカウント レベルとアプリレベルの権限を明確に区別して表示するようになっています。
新しく追加された検索、フィルタ、一括編集の機能を使うと、一部のユーザーをすばやく表示したり操作したりできます。
さらに、簡単に確認できるように、デベロッパー アカウントのユーザーリストを CSV 形式でエクスポートする機能も追加しました。
通常、ユーザーの権限を設定するのは管理者です。しかし、ワークフローに権限が必要であることがわかったときに、ユーザーが権限をリクエストできれば便利だという要望もありました。そして今回、それが可能になりました。管理者はリクエストを承認する必要がありますが、ユーザーが必要な権限を厳密に指定して依頼できるようになるので、管理者の作業時間を大幅に短縮できます。
Google Play Console では、サポートされているにもかかわらず権限がなくて実行できないアクションの隣に、[アクセス リクエスト] ボタンが表示されるようになります。ユーザーは、それが必要な理由を管理者に向けて記述するだけで、権限をリクエストできます。管理者には [受信トレイ] 経由で通知され、特定のユーザーやアプリに権限を付与したり、一度だけ拒否したり、ユーザーが機能を使用できないように永久的に拒否したりできます。現在のところ、この機能はアプリの権限でのみサポートされます。
ある程度の規模に達した企業では、複数の人が同じ役割(プロジェクト マネージャー、デザイナーなど)を担うことが珍しくありません。その場合、管理者が同じ一連の権限を何度も何度も割り当てなければならないこともあるでしょう。
その時間を節約できるように、権限グループを導入しました。管理者は一連の権限を持つグループを作成でき、ユーザーをそのグループに追加すると、権限が自動的に引き継がれます。グループの権限が一定期間後に失効するような設定も可能です。ユーザーを複数のグループに含めたり、グループ間で権限を重複させたりしても構いません。権限グループを活用すれば、日常業務を改善し、積極的に権限を委譲して、ユーザー管理の手間を減らせるはずです。
今回の変更によって管理者の生産性が向上し、チームが Google Play Console を最大限に活用できるようになることを期待しています。権限管理の詳細については、ヘルプセンターをご覧ください。
Reviewed by Sakura Teramae - Google Play Android Developer Support
この記事は Tom Grinsted, Scott Lin, and Tat Yang Koh による Android Developers Blog の記事 " Making Ratings and Reviews better for users and developers " を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。
評価とレビューは重要です。皆さんが提供しているアプリやゲーム、その他さまざまなサービスについて、ユーザーが体験したことを報告してもらえるため、貴重な定量的、定性的フィードバックです。そしてそれは、ユーザーが Google Play で何をダウンロードするかを決める際の指標の 1 つにもなります。
Google Play ストアを利用しているユーザーとデベロッパーの皆さまから、評価とレビューの有用性をさらに向上させることができるという声をいただいています。特に、ある地域からの評価が全体に不当な影響を与える場合です。たとえば、1 つの国にのみ悪影響を及ぼすバグが全体の評価に影響してしまう場合や、タブレットでの体験が向上しているにもかかわらず、スマートフォンのユーザー数が多いため見落とされている場合などです。そこで、評価をパーソナライズして個々のユーザーに想定される体験を表せるように、またデベロッパーが簡単に評価を確認して利用できるように、今後数四半期にわたる改善プログラムを進めています。
多くのデベロッパーが、潜在的なユーザーが目にする評価を注視していることを私たちも理解しているので、今後の変更について皆さんに十分な案内を行うようにします。また、Google Play Console の機能強化も行い、特にフォーム ファクタ間の違いという点でも、評価やレビューを理解しやすくしました。
デベロッパーの皆さんが、ユーザーへのサポートをさまざまな種類のデバイスに拡大することは、ユーザー インターフェースにとって特に重要で影響の大きい変更です。タブレットに最適なレイアウトを追加したり、Chrome OS でマウスやキーボードのサポートを強化したりすると、ユーザー エクスペリエンスの質が段階的に変化し、それが評価やレビューに影響する可能性があります。
Google Play Console の評価の概要と内訳のページに、デバイスの種類による評価分析を新しく追加
さまざまなデバイス間でのチャンスを見つけやすくするため、また機能改善による変化を観測するため、デバイスの種類のディメンションを評価のページに新設しました。さらに、レビューにもデバイスの種類によるフィルタを追加し、タブレットのユーザーによる評価や、Chrome OS のユーザーによるレビューのコメントを簡単に確認できるようにしました。
多くのデベロッパーの方々から、これまで選択できたものよりも細かいデータにアクセスしたいという声が寄せられました。そこで、セグメンテーションのオプションを細かくし、さらに使いやすくしました。現在は、プロットしたい期間(直近 28 日からアプリの全期間まで)や評価データの集計方法(日ごと、週ごと、28 日ごと)を個別に選択できるようになっています。これにより、長期にわたる細かいデータを確認できるようになっています。
任意の時間範囲と集計期間を個別に選択し、必要な評価データを検索
加えて、平均データと評価の分布を CSV でダウンロードできるようにしました。これを新しいデータ選択オプションと組み合わせれば、多くのデータを簡単に照会してダウンロードし、オフラインで分析できます。たとえば、日ごとの評価の分布の履歴データをすべてダウンロードし、スプレッドシートでカスタマー サービスの連絡回数と関連付けることもできます。
概要ページから、評価の内訳を含む全データに直接アクセスしてダウンロードすることが可能
以上の変更点は、現時点ですべて Google Play Console に反映されています。評価の概要やレビューにアクセスすると、実際に確認できます。*
評価は、ユーザーがどのアプリをダウンロードするかを決める上で役立ちます。また、Google Play ストアでのおすすめや配置を決める上でも利用されます。しかし、アプリを通したエクスペリエンスはユーザーの地域やデバイスの種類によって異なる可能性があり、評価の総計が常に全体像を表すとは限りません。そこで、2021 年 11 月より、個々のユーザーに表示される評価を、ユーザーが登録した国や地域に応じた評価に変更する予定です。さらに今年中には、ユーザーが使用しているデバイスも考慮されます。
つまり、11 月以降、スマートフォンのユーザーには、自分が居住している国や地域に合わせた評価が表示されます。一例を上げると、日本のユーザーには、他の日本のユーザーが送信した情報から生成されたアプリの評価が表示されます。
来年初頭には、さらに評価をアップデートし、タブレット、折りたたみ式デバイス、Chrome OS、Wear、Auto など、ユーザーが Google Play を表示しているデバイスの種類が反映されます。これにより、ユーザーが使っているデバイスで想定されるエクスペリエンスについての情報が提供されるようになります。そのため、早い段階でフォーム ファクタの評価を確認することをお勧めします。特に、成長が著しいタブレットに注目し、ユーザー エクスペリエンスを最適化する投資を行うべきかを確認しましょう。
ユーザーに表示される評価が大きく変わる場合、デベロッパーの皆さんはそれを理解して先手を打ちたいと思うはずです。そのため、Google Play ストアで行われるすべての変更について、少なくとも 10 週間前に皆さんのアプリで想定される変更を自動分析し、主要なマーケット(ストアの掲載情報にアクセスしたユーザーが 5% を超えるマーケット)でいずれかの種類のデバイスの星が 0.2 個以上変化するデベロッパーに対して連絡いたします。これにより、アプリに大きな変更を加えたい場合でも、十分な時間を確保できればと考えています。
以上の Google Play 上の変更は、2021 年 11 月よりロールアウトし、国や地域に合わせた評価が表示されるようになります。これから年末までの期間中は、Google Play Console の受信トレイでの、評価に関するメッセージに注目してください。現在、既に国やデバイスの種類ごとで評価を確認できるようになっていることも忘れないようにしましょう。*
* リンクにアクセスするには、Google Play Console アカウントが必要です。
Reviewed by Naoki Oyama - Developer Support Lead, Google Play, APAC and Tamao Imura - Developer Marketing Manager, Google Play
このイベントでは、Android/Google Play のゲーム向け製品開発の責任者である Greg Hartrell の基調講演の内容を中心に日本の Google 関係者が解説を行いました。
この記事では、イベント内で解説した内容とご紹介した関連動画やリソースをまとめます。
その他にも、イベント内では、海外デベロッパーの事例が聞けるセッションのご紹介も行いました。
なお、イベントのアーカイブ配信は、こちらのウェブサイトから登録後、いつでもご視聴いただけます。イベントを見逃した方は、ぜひアーカイブ配信もご活用ください。ウェブサイト上では、イベント内でご紹介した URL も多数公開していますので、こちらのリンク集からご確認ください。
この記事は Krish Vitaldevara による Android Developers Blog の記事 " Announcing Policy Updates To Bolster Privacy and Security " を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。
私たちは常に、Google Play での体験が、デベロッパーやユーザーにとって安全で信頼性の高いものであることを目指しています。本日は、ユーザーが自身でデータをコントロールでき、プライバシー、セキュリティを高めるための新しいポリシー更新情報についてお知らせします。
Google Play に新しく「セーフティセクション」が追加されます。このセクションに関する新しいポリシーを、データの定義などの追加情報と併せて発表しました。詳細はこちらをご覧ください。
Google は長期にわたり、ユーザーが広告 ID をコントロールできる方法を提供してきました。たとえば、ID はいつでもリセットでき、ID を使った広告のカスタマイズをオプトアウトできるようにしています。今年は、さらに多くの管理方法を追加します。
2021 年 6 月 2 日にデベロッパーの皆さんに先行してお知らせしたように、Google Play 開発者サービスの更新の一環として、2021 年後半に技術的な変更を行います。ユーザーがインタレストベース広告や広告のカスタマイズをオプトアウトすると、広告 ID が削除され、ゼロの文字列が返されます。なお、この Google Play 開発者サービスの変更は、段階的にロールアウトされる予定です。2021 年後半から Android 12 デバイスで実行されるアプリに反映され、2022 年初頭には Google Play をサポートするデバイスで実行されるすべてのアプリに展開されます。また、ターゲット API レベルを Android 12 にアップデートするアプリで広告 ID を使うには、マニフェスト ファイルで新しい Google Play 開発者サービスの権限 (英語) を宣言する必要があります。
さらに、ユーザーがオプトアウトを希望することをデベロッパーと広告/分析サービス プロバイダに通知する新機能のテストも行います。この機能によりデベロッパーは、ユーザーの選択を反映し、既存のポリシー制限に、広告 ID が、どのように使用されるか追加できるようになります。ユーザーが広告 ID を削除すると、デベロッパーは通知を受け取り、使えなくなった広告 ID を速やかに消去できます。
加えて、永続デバイス ID を個人データや機密性の高いユーザーデータ、またはリセット可能なデバイス ID にリンクすることを禁止します。このポリシーは、ユーザーがデバイス ID をリセットしたり、アプリをアンインストールしたりしたときの追加のプライバシー保護のためのレイヤーとなります。
そして最後に、アプリセット ID (英語) のデベロッパー プレビューを提供します。この機能は、分析や不正防止などの重要なユースケースに活用できます。アプリセット ID は一意の ID です。任意のデバイスでこの ID を利用することにより、組織が所有する複数のアプリ間で利用状況や操作を相互に関連付けることができます。アプリセット ID は、広告のパーソナライズや広告の測定に使うことはできません。また、デバイスでそのデベロッパーのアプリがすべてアンインストールされるか、13 か月間どのアプリも ID にアクセスしなかった場合、自動的にリセットされます。
分析や不正防止のためにアプリセット ID を導入するとともに、子ども向けのプライバシーをさらに強化するための変更も行います。アプリが主に子ども向けである場合、広告 ID などの ID を送信することはできません。アプリの対象が子どもと大人の両方である場合、子どもに向けて ID を送信しないようにする必要があります。
スムーズに移行できるように、今後数か月間で詳しい情報を提供する予定です。
プラットフォーム全体のプライバシーを実現する上で、セキュリティは欠かせない要素です。ユーザーのデータを安全に保つために、いくつかのポリシーの更新をお知らせします。
まずはじめに、デベロッパーの皆さんがアプリを積極的に保守を行うことによって、Google Play は安全なエコシステムであり続けることができます。そこで、1 年間利用されていないアカウントや放置されているアカウントを閉鎖します。これには、1 年間 Google Play Console にアプリをアップロードしなかったアカウントや、アクセスがなかったアカウントも含まれます。
積極的に成長しているアプリを開発しているデベロッパーの皆さんへのサポートは継続します。1000 以上のインストールがあるアプリや、直近 90 日間にアプリ内購入があるアプリのアカウントは例外とします。アカウントが閉鎖されたデベロッパーは、その後も新しいアカウントを作ることはできますが、古いアカウント、アプリ、データを再度アクティブ化することはできません。
次に、ユーザーにとって重要なのは、安全でユーザーが利用しやすいアプリやゲーム体験です。そこで、AccessibilityService API と IsAccessibilityTool (英語) の利用方法に関する新しい要件を追加します。多くの場合、ユーザー補助機能が備わった体験を構築するには、ユーザーのデータやデバイスの機能にアクセスすることが必要です。上記のツールは、それを実現するうえで役立ちます。現在、AccessibilityService API を利用するすべてのアプリは、Google Play Console でデータへのアクセスと目的について開示し、承認を得る必要があります。詳細はこちらをご覧ください。
2021 年 7 月にお知らせしたように、ビジネスサイズの大小に関わらず様々なデベロッパーの皆さんからのフィードバックを慎重に検討した結果、お支払いポリシーに準拠する期限を 2022 年 3 月 31 日まで 6 か月間延長するリクエストを行えるようにしています。
Google Play が誰にとっても信頼できるアプリとゲームの提供元であり続けるためご協力いただきますよう、お願いいたします。
この記事は Suzanne Frey による Android Developers Blog の記事 " Preparing for Google Play’s new safety section " を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。
本日は、Google Play に追加されるセーフティ セクションについて、詳しい情報をお伝えします。Google では、ユーザーがオンラインで安全に過ごせるようにするために、デフォルトで安全で、プライバシーを考慮した設計となっており、ユーザーがデータをコントロールできるプロダクトを提供することが必要だと考えています。今回新たに追加されるセーフティ セクションは、デベロッパーにアプリの全体的な安全性を簡単に明示できる方法を提供します。また、ユーザーがアプリをインストールする前に、プライバシーやセキュリティの慣習に関する詳しい情報を提示したり、アプリが収集するデータやその理由を説明したりできます。
セーフティ セクションの情報は、Google Play ストアのすべてのアプリで必須になります。デベロッパーの皆さんがこの措置に対して準備をする十分な期間を設けるため、この新機能のデータの種類の定義、ユーザージャーニー、ポリシー要件について詳しくお伝えします。
これらの画像は方向性を示すものであり、変更される場合があります。
ユーザーには、アプリのストア掲載情報ページに、新しいサマリー欄が表示されます。そこには、アプリが収集または共有するデータについてのデベロッパーによる説明のほか、安全性に関連する以下のような情報が表示されます。
サマリーをタップすると、以下のような詳細情報が表示されます。
これらの機能をデザインするうえで、デベロッパーの皆さんがデータを扱う状況や、アプリがデータを自動収集するのか収集は任意なのかについて、より詳しくユーザーに伝えたいと考えておられることが、わかりました。また、ユーザーは収集されるデータが他社と共有されているかどうかや、その理由について理解したいと思っていることも、わかりました。
Google は、デベロッパーの皆さんと連携し、デベロッパーとユーザーの双方にとって最適な体験を設計できるように努めていますので、今後、最終的なデザインは変更される可能性があります。
本日、新しいユーザーデータ ポリシーについて発表しました。このポリシーは、ユーザーの透明性を向上させ、データがどのように収集、保護、利用されるかについて、十分な情報に基づいてユーザーが選択できるようにすることを念頭に置いて設計されました。
これは、Google 製アプリも含め、Google Play で公開されているすべてのアプリに適用されます。
デベロッパーの皆さんが準備をするにあたり、十分な時間とリソースを提供したいと考えています。
スケジュール(日付は変更される可能性があります)
2021 年 10 月より、デベロッパーは Google Play Console 上で情報の申告を行い、審査を受けることができます。本件に関して、デベロッパーの皆さんが作業を行っている途中で質問が生じる可能性もありますので、お早めに準備を開始されることをお勧めします。そして、2022 年初頭に、すべてのユーザーが Google Play で新しいセーフティ セクションを利用できるようになります。
この準備に向けて、アプリの確認を行ったり、複数のチームと調整を行う関係で、さらに準備に時間が必要になるデベロッパーもいらっしゃると思います。そこで、新規・既存のアプリのこのセクションの掲載情報の承認を得る期限を 2022 年 4 月とします。セクションが承認されていない場合、新しいアプリの送信やアプリのアップデートは不承認となる可能性があります。
2022 年初頭に、Google Play のセーフティ セクションがユーザーに公開される時点で、アプリの情報が承認されていない場合、掲載情報がない旨が表示されます。
今後数か月間で、具体的な日付などのガイダンスを提供する予定です。この機能をともに構築し、Google Play が誰にとっても安全で、信頼できるアプリとゲームの提供元であり続けるため、ご協力いただきますよう、お願いします。
Reviewed by Konosuke Ogura - Trust & Safety - Play & Android, Global Content Operations Lead, Naoki Oyama - Developer Support Lead, Google Play, APAC and Tamao Imura - Developer Marketing Manager, Google Play
15:00 - 15:05
オープニングのご挨拶
15:05 - 15:45
Google Play からの最新情報と 7 月末のポリシー更新内容
15:45 - 16:00
Q & A(質問はこちらの Google フォームで事前に受け付けております)
16:00 - 16:20
ビジネス セッション: Google Play からの最新情報
16:20 - 16:50
技術セッション: Google Play Billing Library を用いた実装の概要とヒント
16:50 - 17:00
クロージングのご挨拶
2021 年 7 月 12 日(米国時間) に、Android Game Development Kit(AGDK)をリリースしました。これはさまざまなツールとライブラリの集まりで、高品質の Android ゲームを開発、最適化、配信する際に役立ちます。
AGDK の機能は、次の 3 つの信条に従っています。
この初回リリースでは、デベロッパー コミュニティから多くのフィードバックが寄せられた 3 つの主要領域に注力しています。具体的には、統合ワークフロー、C/C++ ゲーム ライブラリ、そしてパフォーマンスの最適化です。
一般的には、ツールを切り替える回数が少ないほど、効率が上がります。そこで AGDK では、皆さんが主に使う IDE で Android ゲーム開発を高速化できる新しいツールを提供します。皆さまが使い慣れている既存のワークフローのどの部分とも両立できるようにしつつ、Google が独自の価値を追加して Android 固有の問題を解消できるワークフローに注力したいと考えています。
C/C++ 開発用のゲーム ライブラリを使うと、Java Native Interface(JNI)を使う頻度を減らし、C で開発を始めることができます。ほとんどのゲームやゲームエンジンは C++ で書かれていますが、ほとんどの Android 開発では Java プログラミング言語を使用する必要があります。Java Native Interface でこの 2 つの言語を連携させるには労力が必要で、それがバグやパフォーマンス低下の原因となる場合があります。AGDK では、Java プログラミング言語と JNI の利用を最低限にとどめる C ゲーム ライブラリが提供されるので、ゲームエンジンの構築やカスタマイズに役立ちます。つまり、ゲームの開発、デバッグ、メンテナンスが容易になります。
私たちは、皆さんが一番不満を感じている部分に集中的に取り組んでいます。最初のうちは、アクティビティや入力のベースとなるクラスを構築することで対処しますが、長期的には、C ライブラリをさらに追加し、さまざまなゲームエンジンで一般的に使われる機能を提供することを計画しています。既存のフレーム ペーシング ライブラリと高パフォーマンス オーディオ ライブラリをこの作業に組み込み、さらに次の 3 つの新機能を追加します。
これらのライブラリの詳細は、Google for Games Developer Summit 2021 の C/C++ ライブラリのセッション (日本語字幕あり)をご覧ください。
できる限り簡単に統合作業を行えるように、すべてのライブラリは、Maven 依存関係、コンパイル済み Zip ファイル、ソースコードとして取得できるようになっています。
ここでの目標は、リリース前に安定性やパフォーマンスの問題を見つけられるようにすること、リリース後に監視して問題が起きたときに把握できるようにすることです。まずは、フレームレート、読み込み時間、メモリなどの特に重要な指標から始め、今後も新しい指標を追加する予定です。
g.co/android/AGDK (英語) にアクセスすると、Android ゲーム開発の最新リソースを確認したり、AGDK をダウンロードすることができます。Google for Games Developer Summit のすべてのセッションの情報は、モバイル セッション トラック(日本語字幕あり) から確認できます。日本で開催される振り返りイベントにも、ぜひご参加ください。
Reviewed by Tamao Imura - Developer Marketing Manager, Google Play
2021 年 7 月 12 日から 13 日(日本時間 7 月 13 日から 14 日)にゲームに特化したデベロッパー向けイベント、 「Google for Games Developer Summit 2021」 をオンラインで開催しました。
これにあわせて、Google for Games Developer Summit 2021 で発表されたコンテンツのうち、日本のデベロッパー様へ特にお届けしたい話題をご紹介する「Google for Games Developer Summit 2021 Recap 」を 8 月 25 日 16:00 より開催します。
金 清司 Google Play Partnerships ゲーム部門 日本統括部長
松内 良介 デベロッパー リレーションズ デベロッパー アドボケイト
※内容は変更される場合がありますので、最新情報はウェブサイトでご確認ください。
新しい情報は、引き続き、ウェブサイトならびに本ブログでもお知らせします。 Twitter : #GoogleforGames
Posted by Tamao Imura - Developer Marketing Manager, Platforms and Ecosystems
この記事は Purnima Kochikar による Android Developers Blog の記事 "Allowing developers to apply for more time to comply with Play Payments Policy" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。
私たちは日々デベロッパーの皆さんと連携しながら、Google Play があらゆる人にとって安全、安心でシームレスな体験を提供できるよう、そして、デベロッパーの皆さんが持続可能なビジネスを構築できるように努めています。昨年 9 月に、Google Play の課金システムの使用が、いつ必須になるかということをデベロッパーの皆さんに示すため、お支払いに関するポリシーの明確化を行いました。大多数のデベロッパーの皆さんはその当時からすでにこのポリシーを遵守していましたが、課金システムを統合するために技術的な作業が必要なデベロッパーに対しては、必要なアップデートを完了するため 1 年間(2021 年 9 月 30 日まで)の猶予期間を設けました。
この記事は Greg Hartrell による Android Developers Blog の記事 "Updates from the Google for Games Developer Summit" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。
昨年は、Android と Google Play が新たなステージに到達し、多くの人が自宅で安全に、更に多くのゲームを楽しむようになりました。私たちは、Google Play をユーザーにとってよりよい場所にし続けることで、ゲーム デベロッパーが世界中の様々なユーザーとつながることができる、より豊富な機会を提供してきました。その結果、世界中で Android の月間アクティブ端末数は 30 億台、Play の月間アクティブ ユーザー数は 25 億人に達し、合計 1400 億回のインストールが行われています。
Google はあらゆる人のための開発を支援しています。つまり、大規模なゲームスタジオから、世界中で楽しい画期的なゲームを開発している小規模なインディー ショップまで、すべてのデベロッパーが適切なタイミングでゲーマーにアプローチできるお手伝いをしています。
Game Developer Summit では、ゲームビジネスのライフサイクル全体に関連する幅広いツールやソリューションの最新情報を発表しました。具体的には、ゲーム開発をより容易にする新ツール、ゲームを更に多くのマルチスクリーン上で実行することを可能にする、成長中のエコシステムに関する最新情報、Google Play で市場開拓を成功させる新たなチャンスなどについてお知らせしました。
ここでは、イベントでお話しした内容と、今日から実践できることついて、もう少し詳しくお伝えします。
Google for Games Developer Summit のすべてのセッションの情報は、モバイル セッション トラック(各セッション動画には日本語字幕が付きます)から確認できます。また、Android ゲーム開発の最新リソースを入手できる g.co/android/games をブックマークしておきましょう。
Reviewed by Chongsa Kim - Head of Japan Games Business Development, Yuichi Araki - Developer Relations Team, Hidenori Fujii - Google Play Developer Marketing APAC
この記事は Dom Elliott による Android Developers Blog の記事 "The future of Android App Bundles is here" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。
2018 年 5 月に Android App Bundle をローンチしてから、デベロッパー コミュニティがこの新基準を広く採用し、リリースの効率化や高度な公開機能によるメリットを活用しているのを見てきました。現在では、100 万以上のアプリが実際に App Bundle を使っています。そこには、Adobe、Duolingo、Gameloft、Netflix、redBus、Riafy、Twitter など、Google Play のトップ 1,000 のアプリやゲームの大半が含まれています。
このメリットをより多くのユーザーに提供し、すべてのデベロッパーにとっても有益な、最先端の Android のアプリ公開形式に注力するため、2021 年 8 月より、Google Play で新しいアプリやゲームを公開する際に Android App Bundle の使用が必須となります。これにより、標準の公開形式が APK から App Bundle になります。
まだ App Bundle に切り替えていない方のために、皆さんが見逃しているメリットについて説明します。
リリースの種類
変更前
2021 年 8 月に必須となる
項目
Google Play 上の新規アプリ
APK
Android App Bundle(AAB)
拡張ファイル(OBB)
Play Asset Delivery または
Play Feature Delivery
既存アプリのアップデート
変更なし
新規 Instant
エクスペリエンス
Instant app ZIP
Instant 対応 Android App Bundle(AAB)
Instant
エクスペリエンスの
アップデート
再度のご案内となりますが、App Bundle の要件は新規アプリに適用されます。現在のところ、既存アプリや managed Google Play ユーザーを対象に公開されている限定公開アプリは対象外です。最後になりましたが、App Bundle の普及に貢献してくださっているたくさんのデベロッパーの皆さんに感謝いたします。今後、さらなる改善と新機能をお届けできることを楽しみにしております。以下では今回の移行に際し、よくお寄せいただく質問への回答を紹介します。
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Android App Bundle に関するよくある質問と回答
APK と比べ、App Bundle を使う場合はどのくらいの作業が必要になりますか?
ほとんどのアプリでは、わずかな作業だけで APK の代わりに AAB をビルドできます。ほとんどの場合、ビルド時に別のオプションを選び、いつもどおりテストするだけです。App Bundle はオープンソースのフォーマットで、Android Studio、Gradle、Bazel、Buck、Cocos Creator、Unity、Unreal Engine、その他のエンジンなど、主要なビルドツールでサポートされています。Play Core Native や Play Core Java & Kotlin SDK でも、任意のコーディング環境を利用して、オプションの高度な App Bundle 機能を簡単に利用できます。
App Bundle で拡張ファイル(OBB)がサポートされないのはなぜですか?ゲームで Play Asset Delivery を使う必要があるのはなぜですか?
APK でユーザーに追加リソースを配信するには、別のファイル(OBB)が必要です。しかしながら、OBB は署名されておらず、アプリの外部ストレージに保存されるため、あまり安全ではありません。しかし、 Play Asset Delivery(PAD)を使用することで、サイズが 150 MB を超えるゲームでも、OBB ではなくゲーム全体を 1 つの App Bundle として Google Play Store で公開できるようになります。公開プロセスがスムーズになり、柔軟な配信モードが利用できることに加え、PAD には以前の拡張ファイルを上回るメリットがあります。アセットの差分パッチが大型アプリ向けに最適化されるので、アップデートに必要なデバイスのストレージが OBB よりも大幅に少なくなります。そのため、fast-follow を使うことで、インストール率やストアのコンバージョン率が上がります。さらに、最大 80% のデバイスで ASTC がサポートされているので、テクスチャ圧縮形式のターゲット指定を使ってサポート対象のデバイスに ASTC を配信できます。これにより、利用可能なハードウェアやデバイスのストレージを効率的に利用しつつ、幅広い Android デバイスをターゲットにすることができます。
App Bundle を使う場合、今後も複数の配信チャンネルやアプリストアで公開できますか?
可能です。これを実現する方法はいくつかあります。すべての場所で同じアプリ署名鍵を使うことも、チャンネルによってアプリ署名鍵を使い分けることもできます。Google Play 用の一意なアプリ署名鍵を使うこともできます。また、ローカルですべての配信チャンネル用のアーティファクトをビルドして署名することも、Google Play から配信用 APK をダウンロードして別のチャンネルで使うこともできます。Google Play Console の App Bundle エクスプローラまたは Play Developer API のいずれかを使用して Google Play からダウンロードした配信用 APK は、Play アプリ署名鍵で署名されます。
新しいアプリをリリースしようとしています。アプリ署名鍵を自分で決めることはできますか?
可能です。このオプションは Google Play Console で利用できます。新しいアプリを作成するときには、Google が使うアプリ署名鍵の提供方法を選択できます。アプリ署名鍵のコピーは、ローカルで保持できます。たとえば、Play バージョンと同じ鍵を使って署名し、他のチャンネルで配信する署名済みのバージョンを生成できます。近日中に、Play Console でのアプリの初回リリースが少しばかり簡単になる予定です。具体的には、初めてオープン トラックに公開する前であれば、操作を誤った場合でもアプリ署名鍵を変更できるようになります。
Google Play でアプリを配信する場合、アプリが意図したとおりにユーザーに配信されていることを確認するにはどうすればよいですか?
いつでも、Play Console の App Bundle エクスプローラか、Play Developer API を通して、Play ストアからアーティファクトをダウンロードして検証できます。さらに、新しいオプション機能である App Bundle のコードの透過性機能を使うと、デバイスで実行されるコードが、デベロッパーがビルドして署名したオリジナルのコードと一致するかどうかを検証できます。
既に Google Play でアプリを公開しています。既存のアプリ署名鍵のコピーを提供せずに Play アプリ署名を使うことはできますか?
現在のところ、Play アプリ署名を使うには、既存のアプリ署名鍵のコピーを提供する必要があります。既存のユーザーに配信する際に、Google Play でアップデートに署名するため、Google Play がコピーを保持する必要があるためです。これはほとんどのデベロッパーにとって適した方法で、100 万以上のアプリが Play アプリ署名を実際に利用しています。近日中に、鍵のアップグレードを行って Play アプリ署名をオプトインする追加オプションを既存アプリ向けに追加する予定です。このオプションを選択すると、すべての新規インストールとそのアップデートの際に、Play アプリ署名で新しい一意の鍵が使われます。ただし、これを動作させるには、App Bundle をアップロードする際に、古い鍵で署名した以前の APK もアップロードする必要があります。これが必要なのは、Google Play が既存ユーザーへのアップデート配信を継続できるようにするためです。
アプリ署名鍵は変更できますか?
可能です。アプリによっては、Play Console で新規インストール用のアプリ署名鍵のアップグレードをリクエストできます。Google Play では、新規インストールとアプリのアップデートの署名に新しい鍵が使われます。一方、鍵のアップグレード前にアプリをインストールしたユーザーへのアップデートでは、以前のアプリ署名鍵が使われます。近日中に、Play アプリ署名鍵のアップグレードにも APK 署名スキーム v3 の鍵ローテーションのサポートを追加する予定です。これにより、鍵のアップグレードが現実的なオプションとなるアプリが増え、アップグレードした鍵で署名されたアプリがさらに多くのユーザーに届くようになります。
Reviewed by Hidenori Fujii - Head of APAC Developer Marketing, P&E
この記事は Luke Jefferson, Raz Lev による Android Developers Blog の記事 "Play Dev ID requirements + 2-Step Verification" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。
ここ数年間で、Google Play は大きな成長を遂げています。仕事、趣味にかかわらず、世界中のあらゆる規模のデベロッパーが開発する Android のアプリやゲームは、人々にとって欠かすことのできない生活の一部になっています。
Google Play の安全性とセキュリティを保ち、デベロッパー コミュニティによりよいサービスを提供するため、追加の身元要件と 2 段階認証プロセスという 2 つの新しいセキュリティ対策を導入します。これにより、アカウントのセキュリティが強固になり、皆さんのニーズを把握しやすくなります。
現在、新しい Google Play デベロッパー アカウントを作成すると、メールアドレスと電話番号の入力が求められます。
今回のアップデート以降、デベロッパー アカウントのアカウント所有者は追加で以下を求められます。
連絡先情報が追加されることで、お使いの Google Play デベロッパー アカウントに関する、重要な情報やアプリのアップデートなどの情報をお知らせできるようになります。さらに、すべてのアカウントが、実際の連絡先を持つ実在の人物によって作成されたことを確認できるので、Google Play ストアをすべてのユーザーにとって安全な状態に保ちやすくなります。
この情報は一般公開されることはなく、本人確認と連絡の目的のみに利用します。
デベロッパー コミュニティについてさらに知るということに加えて、セキュリティを向上させ、アカウントをより安全に保つための措置を講じるため、Google Play Console へのログイン時に Google の 2 段階認証プロセスを必須にします。2 段階認証プロセスは、アカウント、アプリ、ユーザーを守るための追加の保護手段です。
2 段階認証プロセスの詳細とアカウントへの設定方法をご確認ください。
Google Play デベロッパー アカウント所有者は、本日よりアカウントの種類の入力と連絡先情報の確認を行うことができます。現時点では、アカウントの種類の入力は省略可能ですが、アカウント所有者が連絡先情報を更新するときは入力が必須になります。
2021 年 8 月より、新しいデベロッパー アカウントすべてにおいて、登録時にアカウントの種類の選択と連絡先情報の確認が必要になります。新しいデベロッパー アカウントの所有者は、2 段階認証プロセスも必須になります。
今年中に、すべての既存のデベロッパー アカウント所有者も、アカウントの種類の選択、必須情報の提供、連絡先情報の確認が必要になります。2 段階認証プロセスによるログインも必須になる予定です。
以上の変更と併せて、アカウントを健全な状態に保ち、重要な情報を見逃さないためのベスト プラクティスを改めてお伝えします。
Reviewed by Naoki Oyama - Developer Support Lead, Google Play, APAC and Hidenori Fujii - Head of APAC Developer Marketing, P&E
この記事は Purnima Kochikar による Android Developers Blog の記事 "Continuing to boost developer success on Google Play " を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。
今年 3 月にお知らせしたように、デベロッパーが持続可能なビジネスを構築できるよう支援することは、Google Play のミッションです。先月の Google I/O ではそのミッションに基づき、ユーザーにアプリやゲームを見つけてもらいやすくする措置や、新しい 15% のサービス手数料ティア適用への登録を Goolge Play Console 上で開始することなど、複数のアップデートを発表しました。
※日本語字幕に対応しています
私たちは引き続き、様々なタイプのデベロッパーの皆さまが Google Play で成功するための様々な支援策を模索しています。そして、本日は追加で共有したいお知らせがございます。
ユーザーは、使用するデバイスに関わらず、魅力的なコンテンツを求めています。そして、最近リリースしたタブレット向けの Entertainment Space (英語) 、サムスン製のスマートウォッチが Wear OS を搭載するという発表、Android Auto (英語)プラットフォームのアップグレード、Google TV (英語)での新しいディスカバリー エクスペリエンスなどを通じて、これまで以上にデベロッパーがデバイスを跨いでユーザーにアプリを提供し、アピールできる機会が増えています。
Google Play は、モバイル以外の様々な重要なフォーム ファクタにもサービスを拡張できるよう、デベロッパーの皆さまを積極的に支援してきました。実際に長年にわたり、革新性あふれるエクスペリエンスを構築するための支援プログラムを提供してきました。
そして、2021 年 6 月 24 日(現地時間 6 月 23 日)より、さらに多くのデベロッパーの皆さまがベストなメディア エクスペリエンスを様々なデバイス上で実現するための支援策として、Play メディア エクスペリエンス プログラムを全世界で開始しました。ここでのメディアとは、以下の 3 種を指します。
上記の統合を通して、Google Play は、デベロッパーの皆さまが開発・提供しているアプリがユーザーに新たに発見されたり、再エンゲージメントしたりすることで、Google Play での成長を加速できるようサポートします。さらに、プログラム期間中はサービス手数料を 15% に引き下げます。これらの対応はすべて、デベロッパーの皆さまが最高の体験を構築できるようサポートするためのものです。
このプログラムにご興味のあるデベロッパーの方は、プログラムのガイドラインを確認のうえ、関心がある旨をお知らせください(英語でのご登録が必要です)。 参加資格を満たした皆さまには、追って詳しい情報をお伝えします。
なお、Play メディア エクスペリエンス プログラムは、その他既に存在する多数のデベロッパー向け支援プログラムのひとつです。ニュース パブリッシャー向けの 「Google で購読」、エンタープライズ 向けの各種 プログラム、Play Points などと同様に、ユーザーに向けたサービス内容を継続的に改善しつつ、投資を続けるデベロッパーの皆さまのニーズを満たすことを目指しています。
7 月 13 日、14 日(現地時間 7 月 12 日、13 日)にオンラインで開催する Google for Games Developer Summit では、Google が提供するプロダクトの最新情報をお伝えします。Android、Google Play、Cloud、Firebase、Google 広告など、優れたゲームの開発や、ユーザーへの効果的なアプローチに役立つセッションを 20 以上ご用意しています。
私たちは引き続き、皆さまのフィードバックに耳を傾けています。Google Play のすべてのステージで、皆さまのビジネスをサポートする為のさらなる方法を模索することを楽しみにしています。