Google Play Partnerships ゲーム部門 パートナー デベロップメント マネージャー
Google Play にて事業開発とゲームアプリ開発企業とのパートナーシップを担当。クリエイティブな作品に出会えることを楽しみにしています。
キム チョンサ
Google Play Partnerships ゲーム部門 日本統括部長
Google Play Partnerships ゲーム部門の日本統括部長として事業開発とゲーム開発企業とのパートナーシップ全般を担当。「デベロッパーコミュニティのためのエコシステム作り」が一貫してモチベーションの源泉であり、インディーゲームフェスティバルでは素晴らしいゲームに出会えることを楽しみにしています。
昨年は、Android と Google Play が新たなステージに到達し、多くの人が自宅で安全に、更に多くのゲームを楽しむようになりました。私たちは、Google Play をユーザーにとってよりよい場所にし続けることで、ゲーム デベロッパーが世界中の様々なユーザーとつながることができる、より豊富な機会を提供してきました。その結果、世界中で Android の月間アクティブ端末数は 30 億台、Play の月間アクティブ ユーザー数は 25 億人に達し、合計 1400 億回のインストールが行われています。
Google はあらゆる人のための開発を支援しています。つまり、大規模なゲームスタジオから、世界中で楽しい画期的なゲームを開発している小規模なインディー ショップまで、すべてのデベロッパーが適切なタイミングでゲーマーにアプローチできるお手伝いをしています。
Game Developer Summit では、ゲームビジネスのライフサイクル全体に関連する幅広いツールやソリューションの最新情報を発表しました。具体的には、ゲーム開発をより容易にする新ツール、ゲームを更に多くのマルチスクリーン上で実行することを可能にする、成長中のエコシステムに関する最新情報、Google Play で市場開拓を成功させる新たなチャンスなどについてお知らせしました。
ここでは、イベントでお話しした内容と、今日から実践できることついて、もう少し詳しくお伝えします。
開発を簡単に
Android Game Development Kit をリリースしました。これは包括的なツールとライブラリの集まりで、高品質の Android ゲームを開発、最適化、配信する際に役立ちます。この初回リリースで、AGDK は以下の 3 つの主要領域に対応します。
Android 12 では、2 つの新たな領域に取り組んでいます。ゲーム ダッシュボードはゲーム中、オーバーレイ表示によって、スクリーン キャプチャや録画などの重要なユーティリティにすばやくアクセスできるようにします。この機能は、一部のデバイスで今年中に利用できるようになる予定です。Game Mode API を使うと、プレーヤーからのゲームのパフォーマンス プロファイル(長時間通勤用に電池寿命を延ばす、パフォーマンス モードで最高のフレームレートを実現するなど)を選択したいという要求に対応できます。ベータ版リリースを利用すると、 Android 12 のリリース前に Game Mode API を組み込むことができます。
Reach and Devices は、データと分析結果を提供する新ツールで、Google Play で更に成功する計画を立てるうえで役立ちます。このツールを使うと、国や重要なデバイス属性(Android のバージョン、メモリ、グラフィック スタック、チップセットなど)ごとのユーザーや技術的な問題の分布を理解し、予測できます。そのため、各国の投資対効果や対象デバイスを検討したり、最適化すべき場所を見つけたり、次のリリースに向けたテストの優先順位を設定したりする際に活用できます。
昨年、Chrome OS 上でのGoogle Play の利用が 300% の伸びを記録し、2016 年に Chromebook 向けの Google Play がリリースされてから、アプリとゲームの年間利用が最大となりました。Unity でも、Unity 2021.2 で Chrome OS のサポートが追加され、今年中には Unity 2020 LTS でもサポートされる予定です。Chrome OS 向けの開発を行っているデベロッパーは、増加を続けています。ぜひゲームを最適化し、増加している Chrome OS 向けに開発している開発者と一緒に、急速に拡大しているユーザーにアプローチしましょう。
市場開拓を成功させる
Play as you download は、Android 12 の中核に組み込まれている機能です。この機能を使うと、ゲームのアセットがバックグラウンドでダウンロードされるので、数秒でゲームを開始できます。これにより、ゲームを開くまでの時間が半分以下になる場合もあります。このようなユーザー エクスペリエンスの改善ができることをうれしく思います。
Play Asset Delivery の革新は続きます。ゲームの質を犠牲にすることなく、プレーヤーがダウンロードを待つ時間を短縮します。今回はテクスチャ圧縮形式をターゲット指定で利用する最新圧縮形式が自動検出されるようになり、ゲームのサイズをさらに小さくすることができるようになりました。
Play Console の評価とレビューで、ゲームの評価を理解する新しい方法が提供されます。具体的には、様々なフォーム ファクタを横断するビュー、評価履歴の参照および照会機能、新しい履歴評価指標などが導入されます。
Play ストアの事前登録を刷新し、さらに便利なものにしました。アプリ事前登録キャンペーンを利用して、ゲームのオープンテストで注目を集めたり、Play ストアでの事前登録を推進したりできるようになります。
新しい Play Integrity APIは、チートや無許可の早期アクセスといった不正の防止を目的として設計されています。この API は、正当な Android デバイスで Google Play からインストールした正当なゲームのバイナリが使われているかを判断するために利用できます。Play Integrity API 早期アクセス プログラムに興味がある方は、申請をお願いします。
Google for Games Developer Summit のすべてのセッションの情報は、モバイル セッション トラック(各セッション動画には日本語字幕が付きます)から確認できます。また、Android ゲーム開発の最新リソースを入手できる g.co/android/games をブックマークしておきましょう。
Reviewed by Chongsa Kim - Head of Japan Games Business Development, Yuichi Araki - Developer Relations Team, Hidenori Fujii - Google Play Developer Marketing APAC
再度のご案内となりますが、App Bundle の要件は新規アプリに適用されます。現在のところ、既存アプリや managed Google Play ユーザーを対象に公開されている限定公開アプリは対象外です。最後になりましたが、App Bundle の普及に貢献してくださっているたくさんのデベロッパーの皆さんに感謝いたします。今後、さらなる改善と新機能をお届けできることを楽しみにしております。以下では今回の移行に際し、よくお寄せいただく質問への回答を紹介します。
App Bundle で拡張ファイル(OBB)がサポートされないのはなぜですか?ゲームで Play Asset Delivery を使う必要があるのはなぜですか?
APK でユーザーに追加リソースを配信するには、別のファイル(OBB)が必要です。しかしながら、OBB は署名されておらず、アプリの外部ストレージに保存されるため、あまり安全ではありません。しかし、 Play Asset Delivery(PAD)を使用することで、サイズが 150 MB を超えるゲームでも、OBB ではなくゲーム全体を 1 つの App Bundle として Google Play Store で公開できるようになります。公開プロセスがスムーズになり、柔軟な配信モードが利用できることに加え、PAD には以前の拡張ファイルを上回るメリットがあります。アセットの差分パッチが大型アプリ向けに最適化されるので、アップデートに必要なデバイスのストレージが OBB よりも大幅に少なくなります。そのため、fast-follow を使うことで、インストール率やストアのコンバージョン率が上がります。さらに、最大 80% のデバイスで ASTC がサポートされているので、テクスチャ圧縮形式のターゲット指定を使ってサポート対象のデバイスに ASTC を配信できます。これにより、利用可能なハードウェアやデバイスのストレージを効率的に利用しつつ、幅広い Android デバイスをターゲットにすることができます。
App Bundle を使う場合、今後も複数の配信チャンネルやアプリストアで公開できますか?
可能です。これを実現する方法はいくつかあります。すべての場所で同じアプリ署名鍵を使うことも、チャンネルによってアプリ署名鍵を使い分けることもできます。Google Play 用の一意なアプリ署名鍵を使うこともできます。また、ローカルですべての配信チャンネル用のアーティファクトをビルドして署名することも、Google Play から配信用 APK をダウンロードして別のチャンネルで使うこともできます。Google Play Console の App Bundle エクスプローラまたは Play Developer API のいずれかを使用して Google Play からダウンロードした配信用 APK は、Play アプリ署名鍵で署名されます。
新しいアプリをリリースしようとしています。アプリ署名鍵を自分で決めることはできますか?
可能です。このオプションは Google Play Console で利用できます。新しいアプリを作成するときには、Google が使うアプリ署名鍵の提供方法を選択できます。アプリ署名鍵のコピーは、ローカルで保持できます。たとえば、Play バージョンと同じ鍵を使って署名し、他のチャンネルで配信する署名済みのバージョンを生成できます。近日中に、Play Console でのアプリの初回リリースが少しばかり簡単になる予定です。具体的には、初めてオープン トラックに公開する前であれば、操作を誤った場合でもアプリ署名鍵を変更できるようになります。
Google Play でアプリを配信する場合、アプリが意図したとおりにユーザーに配信されていることを確認するにはどうすればよいですか?
既に Google Play でアプリを公開しています。既存のアプリ署名鍵のコピーを提供せずに Play アプリ署名を使うことはできますか?
現在のところ、Play アプリ署名を使うには、既存のアプリ署名鍵のコピーを提供する必要があります。既存のユーザーに配信する際に、Google Play でアップデートに署名するため、Google Play がコピーを保持する必要があるためです。これはほとんどのデベロッパーにとって適した方法で、100 万以上のアプリが Play アプリ署名を実際に利用しています。近日中に、鍵のアップグレードを行って Play アプリ署名をオプトインする追加オプションを既存アプリ向けに追加する予定です。このオプションを選択すると、すべての新規インストールとそのアップデートの際に、Play アプリ署名で新しい一意の鍵が使われます。ただし、これを動作させるには、App Bundle をアップロードする際に、古い鍵で署名した以前の APK もアップロードする必要があります。これが必要なのは、Google Play が既存ユーザーへのアップデート配信を継続できるようにするためです。
アプリ署名鍵は変更できますか?
可能です。アプリによっては、Play Console で新規インストール用のアプリ署名鍵のアップグレードをリクエストできます。Google Play では、新規インストールとアプリのアップデートの署名に新しい鍵が使われます。一方、鍵のアップグレード前にアプリをインストールしたユーザーへのアップデートでは、以前のアプリ署名鍵が使われます。近日中に、Play アプリ署名鍵のアップグレードにも APK 署名スキーム v3 の鍵ローテーションのサポートを追加する予定です。これにより、鍵のアップグレードが現実的なオプションとなるアプリが増え、アップグレードした鍵で署名されたアプリがさらに多くのユーザーに届くようになります。
Reviewed by Hidenori Fujii - Head of APAC Developer Marketing, P&E
ここ数年間で、Google Play は大きな成長を遂げています。仕事、趣味にかかわらず、世界中のあらゆる規模のデベロッパーが開発する Android のアプリやゲームは、人々にとって欠かすことのできない生活の一部になっています。
Google Play の安全性とセキュリティを保ち、デベロッパー コミュニティによりよいサービスを提供するため、追加の身元要件と 2 段階認証プロセスという 2 つの新しいセキュリティ対策を導入します。これにより、アカウントのセキュリティが強固になり、皆さんのニーズを把握しやすくなります。
デベロッパー身元確認要件
現在、新しい Google Play デベロッパー アカウントを作成すると、メールアドレスと電話番号の入力が求められます。
今回のアップデート以降、デベロッパー アカウントのアカウント所有者は追加で以下を求められます。
アカウントの種類 — 個人用のアカウントまたは組織用のアカウント
担当者名または組織名
連絡先住所 (個人用のアカウントの場合) または 組織の住所
メールアドレスと電話番号の確認
連絡先情報が追加されることで、お使いの Google Play デベロッパー アカウントに関する、重要な情報やアプリのアップデートなどの情報をお知らせできるようになります。さらに、すべてのアカウントが、実際の連絡先を持つ実在の人物によって作成されたことを確認できるので、Google Play ストアをすべてのユーザーにとって安全な状態に保ちやすくなります。
この情報は一般公開されることはなく、本人確認と連絡の目的のみに利用します。
2 段階認証プロセス
デベロッパー コミュニティについてさらに知るということに加えて、セキュリティを向上させ、アカウントをより安全に保つための措置を講じるため、Google Play Console へのログイン時に Google の 2 段階認証プロセスを必須にします。2 段階認証プロセスは、アカウント、アプリ、ユーザーを守るための追加の保護手段です。
連絡先情報は常に最新の状態にしておいてください。Google はその情報を基に、お使いの Google Play デベロッパー アカウントに関する重要な情報をお知らせします。
特に、Google Play デベロッパー アカウントを複数のユーザーで使おうとしている場合や、組織やビジネス用のアカウントの場合、連絡先メールアドレスは、デベロッパー アカウント作成時に使用したアドレスとは別のアドレスにすることをおすすめします。また、専用の共有受信トレイを設定して、該当するチームや組織内の適切なメンバーのみが、その受信トレイ内の重要なメッセージにアクセスできるようにすることもおすすめします。
私たちは引き続き、様々なタイプのデベロッパーの皆さまが Google Play で成功するための様々な支援策を模索しています。そして、本日は追加で共有したいお知らせがございます。
複数のデバイス間エクスペリエンスの向上に向けた取り組み
ユーザーは、使用するデバイスに関わらず、魅力的なコンテンツを求めています。そして、最近リリースしたタブレット向けの Entertainment Space (英語) 、サムスン製のスマートウォッチが Wear OS を搭載するという発表、Android Auto (英語)プラットフォームのアップグレード、Google TV (英語)での新しいディスカバリー エクスペリエンスなどを通じて、これまで以上にデベロッパーがデバイスを跨いでユーザーにアプリを提供し、アピールできる機会が増えています。
Google Play は、モバイル以外の様々な重要なフォーム ファクタにもサービスを拡張できるよう、デベロッパーの皆さまを積極的に支援してきました。実際に長年にわたり、革新性あふれるエクスペリエンスを構築するための支援プログラムを提供してきました。
ブックス - 大画面での魅力的な読書体験。タブレットや折りたたみ式デバイスでのエクスペリエンスを最適化し、新しい Entertainment Space と統合。
上記の統合を通して、Google Play は、デベロッパーの皆さまが開発・提供しているアプリがユーザーに新たに発見されたり、再エンゲージメントしたりすることで、Google Play での成長を加速できるようサポートします。さらに、プログラム期間中はサービス手数料を 15% に引き下げます。これらの対応はすべて、デベロッパーの皆さまが最高の体験を構築できるようサポートするためのものです。
大小を問わず新しいデバイスに対応 - スマートフォンの枠にとらわれずにアプリを開発し、拡張が行なえます。Wear OS、Google TV、Android Auto のいずれに使用するアプリでも、最新のエミュレータとシステム イメージ、さらにはさまざまなテストシナリオに対応した信頼性の高いシミュレーションが提供されるため、Wear OS のペアリング機能を使用してウォッチとスマートフォン エミュレータをペアリングしたり、Wear OS の心拍数センサーを使用してバーチャルランを実行したり、Google TV のリモート コントロールを使用してチャンネルを切り替えたり、Automotive OS のセンサー リプレイを使用して運転したりすることができます。
デベロッパーの生産性向上 - 最新のシステムに対応し、期間短縮と品質向上を実現するように最適化されたワークスペースと環境を、デベロッパーの皆さんに提供することを目指しています。今回、Intellij 2020.3 への大規模なアップデートにより、数々の新機能と改善が利用できるようになりました。Android 12 で提供される機能を使用してアプリをテストしたり、Memory Profiler の更新された UI を使用してアプリのパフォーマンスを改善したり、WorkManager Inspector を使用してバックグラウンド タスクの関係を把握したり、非推移的な R クラスの IDE リファクタリングを使用して開発期間を短縮したりすることができます。
まとめると、今回のアップグレードは見逃せない内容になっています。✨ このベータ版には、これまでお伝えしてきた以外にも上記のテーマに関連した機能や改善が多数含まれていますので、以下の記事や動画をご覧ください。あるいは、記事のチェックを飛ばして、Android Studio Arctic Fox (2020.3.1) Beta を Beta チャンネルでダウンロードし、最新機能を今すぐ実際に使用してみてください。Android Studio の次期バージョンでも、引き続きデベロッパーの皆さんにとって最も重要なことに注力できるよう、フィードバックをお寄せください。
What's new in Android development tools (I/O 2021)
Android Studio Arctic Fox (2020.3.1) Beta の内容の詳細
Android Studio Arctic Fox (2020.3.1) Beta の新機能を 3 つの主なテーマ別にすべてご紹介します。
Wear OS のペアリング - 作成された新しい Wear OS ペアリング アシスタントのステップごとの指示に従って、Android Studio で直接 Wear OS エミュレータを物理または仮想スマートフォンとペアリングできます。開始するには、[Device Dropdown] > [Wear OS emulator pairing assistant]に移動します。これにより、現時点では Wear OS 2 コンパニオンとペアリングされることにご注意ください。Wear OS 3 は近日中に提供される予定です。詳細についてはこちらをご覧ください。
Wear OS エミュレータ用ペアリング アシスタントのダイアログ
スマートフォンとウォッチ用エミュレータが正常にペアリングされた状態
最新の Wear OS システム イメージ - デベロッパー向けプレビュー版の Wear OS 3 システム イメージが提供されるため、最新バージョンの Wear OS を使用して作業できます。
Wear OS システム イメージ
Wear OS エミュレータの心拍数センサー - Wear OS アプリのテストに役立つよう、Android Emulator では Wear OS エミュレータの実行時に 心拍数センサー API がサポートされるようになりました。Android Studio SDK Manager でバージョン 30.4.5 以降の Android Emulator をダウンロードして実行するようにしてください。
Wear OS エミュレータの心拍数センサー
Google TV リモート コントロール - 最新の Google TV UI に加えて、リモート コントロール パネルもアップデートされていますが、こちらには Google TV リモート コントロールの新機能(ユーザー プロファイルや設定など)がマッピングされています。
Google TV リモート コントロール
最新の Google TV システム イメージ - 最新の Google TV エクスペリエンスを反映するようにシステム イメージもアップデートされているため、UI を自由に模索できます。
Google TV システム イメージ
Automotive OS のセンサー リプレイ - Android Automotive エミュレータを使用してドライビング シナリオをシミュレートできるようになりました。車載センサーのデータ(速度、ギアなど)をリプレイして、開発およびテストのワークフローを完了できます。
Android Automotive OS のセンサー リプレイ
デベロッパーの生産性向上
IntelliJ プラットフォームのアップデート - Android Studio Arctic Fox (2020.3.1) Beta に含まれる IntelliJ 2020.3 プラットフォームのリリース 😎 には、デバッガーへの対話型ヒント、新しいウェルカム画面、新しいコード エディターの充実した機能強化を含む新機能が多数搭載されているため、ワークフローの高速化を実現できます。詳しくはこちらをご覧ください。(英語)
非推移的な R クラスのリファクタリング - Android Gradle プラグインに非推移的な R クラスを使用することで、複数のモジュールを含むアプリケーションを迅速に開発できます。依存関係から参照をPull せずに、各モジュールに独自のリソースへの参照のみを含めるようにすることで、リソースの重複を回避できます。この機能にアクセスするには、[Refactor] > [Migrate to Non-transitive R Classes] に移動します。
Apple Silicon のサポート(プレビュー版)- Android Studio Arctic Fox では、Apple Silicon (arm64) ハードウェアで MacOS を使用するデベロッパー向けに、この新しいアーキテクチャをサポートするプレビュー版を提供します。arm64 プラットフォームのサポートは現在鋭意開発中ですが、Google では、リリース オーダーの提供を通じてフィードバックを受け付けています。こちらは arm64 アーキテクチャ向けのプレビュー版リリースですので、Android Studio のダウンロード アーカイブ ページで「Mac (Apple Silicon)」を検索し、個別にダウンロードする必要があります。
エミュレータ ツール ウィンドウの拡張コントロール - ツール ウィンドウでエミュレータを開くと、エミュレータのすべての拡張コントロールにアクセスできるようになりました。拡張コントロールにより、デベロッパーがアプリのテストに使用できるナビゲーション プレイバック、仮想センサー、スナップショットといった強力なツールがすべて Android studio 内で提供されます。Android Studio 内でエミュレータを起動するには、Android Studio で [Preferences] > [Tools] > [Emulator] に移動して、[Launch in a tool window] を選択します。
システム要件の更新 - Google では、Android デベロッパーに最高のエクスペリエンスを提供するために、Android Studio を使用する場合のシステム要件を更新しました。この要件は、Android Studio の高い品質とパフォーマンスを維持するために Google が実施する徹底的なテストで使用される設定でもあります。Google では今後、システム要件をより頻繁に更新する予定です。このため、デベロッパーは要件を満たさないシステムを使用することも可能ですが、その場合、互換性やサポートは保証されません。更新したシステム要件については、公式のデベロッパー向け Web サイトでご確認ください。
これまでの内容をまとめると、Android Studio Arctic Fox (2020.3.1) Beta には、以下の新しい機能強化と新機能が搭載されています。
デザイン
Compose プレビュー
Layout Inspector の Compose 対応
デバイスへのプレビューのデプロイ
リテラルのライブ編集
Layout Editor の Accessibility Scanner
デバイス
Wear OS のペアリング
心拍数センサー
最新の Wear OS システム イメージ
Google TV リモート コントロール
Google TV システム イメージ
Android Automotive OS のセンサー リプレイ
生産性向上
Intellij 2020.3.1
Android 12 lint チェック
非推移的な R クラスのリファクタリング
Apple Silicon のサポート(プレビュー版)
Android Emulator の拡張コントロール
Background Task Inspector
テスト マトリックス
Memory Profiler の新しい記録 UI
I/O では、上記の一覧に記載されていない他の新機能もご覧になったかもしれません。それらの機能については、Beta チャンネルでリリースする準備が整わなかったため、Android Studio (2021.1.1) Bumblebee Canary に搭載されます。
デザイン
Compose のインタラクティブ プレビュー
Compose のアニメーション プレビュー
プレビュー設定ピッカー
アニメーション化ベクター型ドローアブル プレビュー
Compose のブループリント モード
Compose の ConstraintLayout の制約プレビュー
デバイス
Automotive OS の USB パススルー - 近日提供予定
Automotive OS のロータリー コントロール - 近日提供予定
生産性向上
Kotlin コルーチン デバッガー
Device Manager
Android Studio での Gradle インストゥルメント化テスト ランナーの統合
Gradle マネージド デバイス
2021 年 Google I/O のセッション
今回のリリースに合わせて、Android Studio チームは Android Studio に関して複数のセッションで発表を行いました。以下の動画をご覧いただくと、提供される最新機能や Android Studio の使用に関する役立つ情報を確認できます 📺。なお、すべての動画で日本語字幕に対応しています。ぜひ切り替えてご覧ください。
CameraX ライブラリは、デバイス固有の互換性の修正や回避策を含む、OS のバージョンを超えてカメラ機能にアクセスするための統一された API サーフェスを提供します。最新の改良点は、露出補正のサポートや、カメラの状態や機能に関するより詳細な情報へのアクセスなど、多数寄せられた機能要望にお応えした内容となっています。さらに、FPS レンジなどのカメラ設定を、カメラを動作中に Camera2Interop 経由で変更できるようになりました。また、ハイダイナミックレンジのプレビュー、ズーム比の調整、Android の Do Not Disturb モードへの対応など、最新のデバイスや OS の機能にも対応しています。特に重要なのは、パフォーマンスへの取り組みで、特に古いデバイスにおいて、画像の取り込みや初期化が高速化されています。
人々は、自分にとって最も大事な個人情報や機密情報を信頼して託すことができる OS とアプリを求めています。プライバシーは、Android の製品理念の中核です。Google I/O の「What’s new in Android Privacy」セッションでお話しした通り、Android 12 は、プラットフォームをさらにいっそうプライベートなものにすることで、この既存の基盤を広げ続けています。
本日は、Google Play Indie Games Festival 2020 へ応募された数多くの作品から、Top 20 ・Top 10 ・ Top 3 作品へ贈られる賞の最新情報をお知らせします。コンテストへの応募は 7 月 1 日 17 :00 (日本標準時)まで 引き続き受け付けています。また、先日 Twitter でお知らせしたとおり、更に多くの方々にご応募頂けるように応募規約を変更し、締め切りまでに Google Play にオープンベータで公開されているゲームも応募可能になりました。この機会に、ぜひチャレンジしてください。
賞品 :
Top 20
オンラインで実施するファイナル イベントにて、入賞ゲームを紹介する機会
プレゼンテーショントレーニング(30 分)
Google Play ストア での Indie Games コンテスト特集コレクションと Google Play ストアのインディー コーナーのコレクションに掲載されます *
Android Developer / Google Play Developer の各チャネルでの入賞ゲームのプロモーション
Top 10 (Top 20 賞品に加えて)
Google Play チーム メンバーとの個別のコンサルティング 1 回(大会に応募したゲームに関するもの)
Google Pixel 5 を 1 台
Top 3 (Top 10 賞品に加えて)
Google Play ストアの ゲームトップページ上での入賞ゲームの掲載。入賞ゲームの専用のバナーと、そのゲームに関する特集記事のページを掲載予定です*
特別賞(Top 20 の中から選定) :
Indie Games Accelerator 賞( 2 名を Google 審査員が選定)
インディーゲーム開発者が Android と Google Play でビジネスを成長させる為に役立つ無料の研修およびメンターを提供するプログラムです。Top 20 に入選した方のうち 2 名を、Google Play Indie Games Accelerator にご招待します。
学生部門賞
Google Play ストアの特設コーナーでの掲載と記念品をご用意します。詳しくはこちらをご覧ください。